占いの研究を通して、運勢の良い考え方・生き方を紹介します。

鑑定歴30年の「天使の占い」・遠山球希が、占いや相談を通して感じたこと、また運勢の良い考え方・生き方などを綴っています。

毛糸君に感謝を込めて・・・!

2004年11月16日 | Weblog
私は、その昔、おばさんが編み物教室をやっていたせいか
何故か毛糸が好きである。
小学生の時、土日にかけて良くそのおばさんの家に泊まりに行った。
従姉妹の直ちゃんがいたからだ。
その直ちゃんは一人っ子なので、遊び相手におばさんが
呼んだのかもしれない。

とにかく私はその家にお泊まりに行くのが楽しみだった。
従姉妹の直ちゃんがいることもそうだが、2つ理由がある。
その一つ、そのおばさんはお料理がとっても美味しいのである。
家の味とまた違った味が良かったのかもしれない。

美味しいおみそ汁と卵焼きが食べれるのが、何だか嬉しいのである。
それと、おばさんが編み物の残り毛糸を私にくれるのである。
これは私にとって、貴重な宝物のような気がした。
小さな私にとって宝石のような気さえしたのだ。

その毛糸を使って、かぎざり網みをするのが楽しかった。
全く習わないで自己流なのであるが、それを触っているだけで
何だか嬉しいのである。

そんな幼い頃の思い出がある毛糸であるが、最近はほとんど
毛糸の手編みをしているを人見ることは少なくなった。
時々バザーで純毛の箱入り毛糸を見つけると、
全部買い占める私である。

2年前にも、きっと子供の誕生祝いに頂いた物なんでしょう!
10個入り、それも純毛の白色やグレーの毛糸が3セットも
バザーに出ていた。
私はその瞬間、ニヤリ!
それが誰も買わないのである。
人気がないのである。
私にとっては宝石を見つけたうれしさなのです。

その毛糸(普通サイズの太さ)とやや太めの毛糸を買ってきて
ブレンドして去年、マフラーを子供達用3本作ってあげたのである。

ところがところが、子供達の反応はイマイチ!
チカチカして肌触りが悪いとか、
中学生になるとそんなのしていたら目立って恥ずかしいから
ちょっと抵抗を感じるのですって!
それで親の心とは裏腹で、ほとんど、使わない状態が続いた。

ならば強要してもいけないので、リサイクルすることにした。
それを全部ほどいて、更に個性的な淡いブルー系のグリーンの
毛糸を加えて、ソファの背当てクッションカバーにした。
今のところ3個分の暖かいクッションに変身した。

毛糸君達もその方が、喜んでいるような気がした。
来場される、占いのお客様の背中を優しく包むことになる。
毛糸君の暖かい肌触りの良さを、ふんだんに発揮できる
ことになるからだ。

毛糸君も愛される場所に使ってあげるべきだと思ったのである。
それこそ、毛糸冥利に尽きると毛糸君が言っているような気がした。

この毛糸の温もりと肌触りは、お母さんの暖かい懐のような
気がするのは、私だけなのだろうか!
それとも、私のタダのあこがれにすぎないのか!
少なくとも、私はこの毛糸君のような暖かさを感じる人に
なれたらいいなあ~と思うのでした。

冬の冷たい寒気から、身を守ってくれる
毛糸君に感謝を込めて・・・。

by赤ちゃんの命名・相性占いは「天使の占い!」
コメント
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