残暑お見舞い申し上げます
応援宜しくρ(・・。)
デッカイ病院の待合室の椅子で薬の出るのを待っていた
総合病院は何でも待ち時間が長い
病気で行ってるのに
待ってる間に違う病気になりそうだ
見渡すと車椅子の人も多いね
昭和の戦争を生き抜き高い介護医療費を支払い
高い国保を払い高い治療費を払いに
遠くから診療に来ているだろう
年配の方々
何をするでもなく自分の薬の出る番号が掲示板に出るのを
( ̄。 ̄)ボ~~~~ッと待っていた
その時だ
車椅子の年寄りに
『あら~久しぶりね、どうしたの?』
声を掛けた、もう1人の老人
『たいした事ないのよ~つまずいて転んだら足の骨を折ったの』
『あら~足の骨で良かったね~』
足の骨で良かった?
『家の爺さん玄関で尻餅付いて腰の骨を折ったのよ~』
そこに、もう1人の高齢な婆ちゃんが加わって
話しに夢中だ
『あら~今日は何で病院に?』
『ひ孫の嫁さんが赤ちゃん産んでお見舞いに来た所よ~』
『どっちだった?男の子だって』
『それより、この間、〇〇さん所の爺さん亡くなったって』
『ありゃ~死因は?』
『朝、起きたら亡くなってたって言ってたわ』
『健康そうな爺さんだったのにね~』
『私らの年代は気を付けなくっちゃね』
『ところで畑、まだやってるの?』
『まだまだ若いのには任せられなくてさ~』
『じゃあ定年してから30年ずっと畑やってんの』
『たいした事ないわよ~33年目だってば~』
『いや~元気な旦那さんだね~』
『ちっとも元気じゃないって~血圧高くて病院通いしてるのよ』
『血圧は皆が高いから、たいした事ないべさ~』
『〇〇さん足の骨だけで良かったね』
『3カ月もしたら歩けるようににるって医者様が言ってたし』
そんな会話を1時間も立ちっぱなしでしていた
車椅子の人は座ってたけど
立ち話って結構、筋トレになってそうなんですが
話しに花が咲いて1時間くらいの立ち話
足腰の強いお年寄り
ずっと昔の少女の頃に戻って待合室でのひと時を楽しんでた
筋力トレーニングも兼ねてだったに違いない
えっ?私?目薬を貰いに行ってました
視力は完璧です
近いものが霞んで見えるだけよ~爆笑

