†悲劇のヒーロー物語†

数奇な運命を辿る青年の人生記録!
日々の思いを独り言のように語ります。。。

薔薇日誌 〜Vol.1〜

2022-12-21 22:31:12 | Weblog

突然ですが、最近、薔薇の栽培を始めました。

 

これから不定期で、栽培の記録を『薔薇日誌』というタイトルを付けて綴っていこうと思います。

 

このタイトルの記事では、栽培する過程で自分が試したことの備忘録として色々と細かくレポートしていく予定です。

 

記念すべき初回の記事では、薔薇栽培を始めたきっかけや今回育てる品種の紹介、今日までの間にやったこと等々。

 

その辺りのことを書いてみようと思います!

 

では。

 

まず初めに、薔薇を栽培しようと思ったきっかけですが。

 

今年の6月にとあるバラ園で猛烈に香りに惚れた品種がありまして。

 

ラッキーなことに母方の祖母がそのバラ園の方と親交があり、その伝手で、つい先日その憧れの薔薇の枝木を入手することができたんですよ。

 

それで”男手ひとつで華麗なる薔薇を咲かせてみせようじゃないか!”と意気込みましてね(笑)

 

きっかけとしてはそのような感じです。

 

一つ言っておくと、自分は園芸に関してはほぼ知識ゼロの超初心者です!笑

 

植物は昔から好きで自宅でも育てていますが、水を与えるくらいのことしかやったことがありません。

 

完全に右も左も分からないところからのスタートですね(笑)

 

その状態から自分はどこまでやれるだろうかという挑戦の気持ちもあり。

 

とにかく「習うより慣れろ」だなと思い、迷うより先に必要な資材を全て買い込んできました!

 

そうして、本屋で購入した1冊の本を参考にしつつ園芸に詳しい祖母の知恵も借りながら、マイペースにチャレンジし始めたところであります。

 

参考までに今回購入した本は、千葉県にある京成バラ園芸さん監修の「改訂版 プロが教える バラのすべて」というものです。

 

ざっと立ち読みした中で初心者の自分にも分かりやすく感じました。

 

庭植えだけでなく鉢植えの方法も丁寧に解説されていたことと、僅かながら今回育てる品種の情報も掲載されていたこと。

 

それらの要素が購入の決め手となりました。

 

総ページ数は120ページと厚すぎず、写真やイラストが豊富で文字とのバランスが良いので、負担なく目を通せる情報量かなと個人的には思います。

 

何も知識がないところからのスタートなので失敗する可能性も大いにありますが、まずはこの本に書かれている情報を頼りにチャレンジしてみることにします!笑

 

今回栽培に挑戦する品種は「パローレ」という四季咲きの薔薇で。

 

こんな感じの花を咲かせます。

 

 

以下、品種の情報です。

 

 

【パローレ(Parole)】

 

作出国:ドイツ

 花形:剣弁高芯咲き

 花径:15cm前後

 樹形:半横張り性

 樹高:1.3m

 芳香:強香(ダマスク・クラシック)

花言葉:言葉(合言葉、誓いの言葉)

 

 

「剣弁」と呼ばれる尖った形の花弁は、一般的にイメージされる薔薇の花の形ですかね。

 

開花時の鮮やかなマジェンタピンクの巨大輪は迫力があります。

 

そして、この品種が放つ芳しいダマスク・クラシックの香りこそが、僕が一瞬にしてハートを奪われた香りです(笑)

 

夜、この香りに包まれながら眠ることができたら幸せだな…笑

 

それが叶うように頑張って育てていこう!

 

栽培の方法って一つではなく色々とあるみたいですけどね。

 

自分が今回トライしたのは挿し木による栽培です。

 

冬季の今は薔薇も休眠期で、このタイミングで行う挿し木のことを「休眠枝挿し」というそうで。

 

適期は11月〜1月とのことで、今は12月なのでちょうど良いタイミングですね。

 

ただし、これは関東圏を基準にした目安なので東北住まいの自分の場合は若干のズレはあるかもしれません。

 

その辺りはちょっと分からないので…とりあえずお手本通りにやってみることにしました(笑)

 

これは先週、祖母と一緒に摘んだ枝木です。

 

 

祖母の目利きで良さそうな枝を摘ませていただきました。

 

摘み取った枝から葉を全て取り除き、念の為アルコール消毒した剪定バサミで2節ずつに切り分けていきます。

 

 

この切り分け作業は完全に祖母任せにしてしまいました(笑)

 

2節ずつに切り分けた枝はこのような感じで、これを「挿し穂」と言います。

 

 

挿し穂は直径が5〜7mm程度のものが発根しやすいそうで、あまり太すぎるものは挿し穂として適さないみたいです。

 

出来上がった挿し穂の直径を測ってみたら、おおよそ適切なサイズでした。

 

これを今度は30分ほど水に浸します。

 

 

今回は祖母からのアドバイスで植物活力素を加えてみました。

 

「メネデール」という商品なのですが、これは鉄をイオンの形にして水に溶け込ませたもので、植物が元気に生長する手助けをしてくれる液体です。

 

この液体を100倍に希釈した水に挿し穂を浸しました。

 

元気に育ってくださいねと願いを込めながら挿し穂を水に浸している間に、今度は土の準備です。

 

赤玉土(中粒)と鹿沼土。

 

 

名前の通り、左側の色が濃くて粒が大きい方が赤玉土です。

 

右側に見えている色が明るめで粒が細かい方が鹿沼土。

 

この2種類の用土を1:1の割合で混合して挿し木のための土壌を作っていきます。

 

出来上がった挿し穂の本数は全部で13本で、上記の用土をそれぞれ1Lずつの計2Lを使いました。

 

プランターは幅350×高さ150×奥行178mmの土容量4Lのものがぴったりでしたね。

 

 

この混合土に水をたっぷり吸収させておきます。

 

 

どちらの用土も吸水性が高いので、水を吸う時に音がするんですよね。

 

サーというのかザーというのか、土砂降りの雨の音を連想させるような音がします。

 

自分は雨はあまり好きではないのですが、ヒーリング効果を感じました(笑)

 

そんな感じで、挿し穂と土壌の準備が整ったところで、いよいよ植え付け作業です!

 

割り箸などで5cm程度の深さの穴を挿し穂の本数分作り、上下を間違えないように挿し穂を植えていきます。

 

植え付け後はこのような感じ。

 

 

本来は枝の先端部分は挿し穂としては使わないそうですが、オマケで植えてみました!笑

 

これで挿し木の作業は完了です。

 

ちなみに、この作業を行なったのは先週の日曜日、12月11日です。

 

この後の作業としては、無加温の室内で土壌の水分の状態を日々チェックして、乾いてきたら霧吹きで湿り気を与える感じです。

 

過度に水分を与えるのは良くないそうなので、そこは注意が必要ですね。

 

挿し木後は、一昨日の12月19日に一度50cc程度の水分を与えています。

 

土壌の表面が少し乾いて色が薄くなったタイミングで与えてみました。

 

栽培環境としては、室温は15〜18℃、湿度は55〜70%です。

 

普段生活しているスペースでチャレンジしているので、この辺りの数値は一定ではないんですよね。。

 

とりあえず、今日までの状況としてはこんな感じです!

 

上手く行けば、挿し木から約1ヶ月ほどで発根するとのこと。

 

きちんと発根して経過が順調な場合は新芽が出てくるそうなので、そうなったらしめたものですね!笑

 

何せ全くの初心者がやっているので、上手く行くかどうか不安なところではありますが…。

 

日々観察しながら進展を待つことにしましょう。

 

そんなところで…今回の薔薇日誌は以上です。

 

何か進展があれば、またレポートしたいと思います!


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