秋の夜長の独り言です。
今更ながら最近は蝉の声を聞かないなと思っていたら、もう10月ですか…。
寂しいもので、季節の楽しみをゆっくりと味わう間もなくあっという間に時が過ぎます。
どんなに忙しくとも季節の変化を感じる心の余裕くらいは持っておきたいものですね。
自分は来週、また一つ歳を重ねます。
例年通り色々とお誘いや窺いの連絡が来ているのですが、それは気持ちだけ有り難く頂くことにして…。
今年は一人寂しく誕生日を迎えることになりそうです。。
仕方ないですね、自分にとって仕事は大事ですし。
プライベートもとても大事だけれども、仕事も同じくらい大事。
そこを理解してくれているあの子には本当に感謝しています。
もう少し仕事が落ち着いたら早く元の住まいに戻って、あの子と過ごす時間を沢山作ろうと思っています。
会えない時こそ自分を磨くチャンスだったりもするので、なるべくプラスに考えるようにして。
楽しみは後にとっておいて、今はやるべきことを頑張ろう!
そんな自分の近況はというと…
現在手掛けている仕事のうちの一つで、問題を抱えたプロジェクトを引き継いで刺激的な日々を送っております(笑)
だいぶ落ち着いてはきましたが、所謂“炎上プロジェクト“というやつですね。
そう、ヤヴァイやつ!笑
元々は別の管理者が担当していたプロジェクトで、色々と不手際があったようで途中で大炎上して…。
先々月からサポートを依頼されて自分も少しお手伝いをしていました。
結果的には元々の管理者が離脱することとなり、後任として自分がそのプロジェクトの管理を引き継ぐ形となって今に至ります。
サポートに入った当初の炎上具合が想像以上に酷かったので、オフィスから徒歩2〜3分のマンスリーマンションを即契約しましたからね(笑)
プロジェクトの内容的には通常であればリモートワークとさせてもらうところなのですが、今回はメンバーとの意思疎通の部分でリモートワークが難しい状況で…。
他の仕事の予定との兼ね合いも見ながら、毎日オフィスに出向いてメンバーたちとお互いに顔を合わせながら業務を進めています。
今回のチームは高学歴なメンバーばかりが揃っているのだけれど、まあ個性派揃いでして(笑)
コミュ障だったり、マニュアル通りにしか動けないタイプだったり、ひたすら指示待ちタイプだったり、なかなか強烈です!笑
とても頼りになる優秀なメンバーもいるのですがね。
発達障害を持つメンバーもいて、指示の出し方や仕事の振り方にも特に工夫が必要だったりします。
彼については職場にも診断書を提示して発達障害であることをきちんと申告していて、企業側もそれを知った上で受け入れているので、こちら側も彼に対して理解を示す必要があります。
障害のない人にとっては当たり前にできることでも彼にとっては困難なことが沢山あり、これまでも色々と苦労してきたのではないかと思います。
単発の指示は理解できても連続した指示になると途端に理解できなくなってしまったり、人の気持ちを上手く汲み取れずに相手が不快に感じるような言動をとってしまったり。
自分も彼には結構きつい言葉やデリカシーに欠ける発言を投げ掛けられたりします。
初めは面食らいましたよ(笑)
でも、それは決して本人に悪気があるわけではなく、発達障害によるものなんですよね。
会話の中で垣間見える彼の人柄や普段の様子を見ていると、とても真面目で素直な人柄で悪意は全く感じません。
お願いしたことは何でも一生懸命取り組んでくれて、彼の特性に合った方法で的確に指示を出せばその仕事は見事なほど完璧にこなしますしね。
それも驚異的なスピードで。
まさにスーパーコンピュータの如く地頭は相当良いのだと思います。
これは彼の長所だと思います、本当に。
彼のその素晴らしい長所を上手く引き立てながら一緒に仕事ができたらいいな、と。
前任のように「なぜ指示したことができないんだ!」と頭ごなしに怒りをぶつける前に、どのような指示なら相手がきちんと理解ができて十分なパフォーマンスを発揮できるかをよく考えて指示を出すべきだと自分としては思っています。
企業側が発達障害者を受け入れている以上、チームにそのようなメンバーがいたとしても何とか全体をコントロールしながら最終的にはプロジェクトを成功に導かなければならないので。
メンバー変更を願い出れば入れ替えも可能とは思いますが。
それをしなくとも自分が工夫さえすれば今のプロジェクトは上手く回せそうだと見込めているので、自分としては今のままのメンバー構成で最後まで走り抜くつもりです。
これもきっと何かのご縁でしょう。
発達障害は少し極端なケースかもしれませんが、誰にでも得手不得手はあるもので、そこを理解して接していくのも管理側の務めだよなと、このチームを引き継いでみて改めて感じました。
「馬鹿と鋏は使いよう」です。
これは亡き父が生前よく口にしていた諺で、まさしく今それが問題解決のヒントになっています。
世の中には本当に色々な人がいて、対人関係って物凄く難しいですけどね…。
きっと困難な場面こそ自分が成長できる絶好のチャンスであり、関わった人の数だけ自分の人生も豊かになると信じています。
何より、仕事は楽しく!が自分のモットーなので。
楽しみます( ͡° ͜ʖ ͡°)
……笑
話は変わりますが、一昨日帰宅したらBVLGARIさんから郵便が届いていました。
何だか素敵な雰囲気のレターだったので丁寧に開封してみました。
すると中身は…グリーティングカード!
以前ブティックで接客をして下さった担当者様からハッピーバースデー!って。
活字の定型文だとしても誰かにお祝いの言葉をもらえると嬉しいものですね!笑
近頃は購入こそ全くしていなかったのですが、手持ちのジュエリーの修繕などメンテナンスをお願いしたりは何度かしていました。
昨年の春の話なのですが…
出先でネックレスを落として、それを自分の車で轢いてしまうという大失態を犯しましてね…。
傷だらけになったのは勿論、アスファルトにめり込んで変形してしまったという事件がありました。
ジュエリーという単なる無機質な物体ではあるものの、10年以上も前から時折身に着けている愛着のあるものだったのでね。
痛かったね…ごめんよ…と可哀想で申し訳ない気持ちで一杯になった僕でした(涙)
これは大変なことをしてしまったと思い、直ぐ様ブティックに持ち込みました。
住まいがそこそこの田舎なので、最寄りのブティックまで片道約80kmを疾走して…笑
まずは具体的な修繕内容と見積もりを頂くのに数日間を要して、そこから実際の修繕依頼をしたという感じでした。
今回のケースでは一旦ローマの工場に送り、個体を溶かして職人が成形し直すという作業が必要とのことで。
納期も5〜7ヶ月程度を要すると言われ、提示された修繕費は現行の新品同モデルの約50%相当。。
なかなか良いお値段ですが、修繕をしないという選択肢が自分の中にはなかったので即お願いしました。
待つこと数ヶ月、傷一つなく新品同様ピカピカに生まれ変わって帰ってきた我がネックレス。
美しく重厚な輝きと惚れ惚れするほどの繊細な造形に職人技の凄さを感じました。
綺麗に蘇らせてくれて本当に有難いです…。
今度は落としたりしないように大切に身に着けます。。
これが一番最近のBVLGARIさんとのお付き合いですね。
今回はご丁寧にバースデーカードを送って頂いたわけですが、メッセージの最後には「ご来店をお待ちしております。」とセールスもしっかりとされていました(笑)
実際の誕生日のちょうど一週間前に送付するというこのタイミングも絶妙ですよね!笑
自分は今手元にある持ち物たちをとても愛しているので新たなアイテムの購入は特に考えていませんが、もし何かの機会があればまたお世話になりたいと思います。
そんなところで。
少し前に新調したキーボードの打鍵感が最高すぎて、延々と駄文を綴り続けてしまいそうなので本日はこの辺で終わりにします(笑)
お気に入りのものに囲まれた生活は本当に幸せですね。
過密気味なスケジュールに忙殺されそうな毎日でも、人や物への慈しみの気持ちを忘れずに過ごしていきたいと感じた今日この頃です。
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