†悲劇のヒーロー物語†

数奇な運命を辿る青年の人生記録!
日々の思いを独り言のように語ります。。。

天使の息吹

2012-12-23 20:32:04 | Weblog
こんばんは!

超久々に参上致します!


最後の更新から一年以上経ってましたね。

今年に入ってからは全く更新できずに今日まで来てしまいました…。

せめて年内に一回くらいは何かを綴っておきたいなと思って、急に思い出したように文字を打ち込んでみたところであります(笑)


この一年は本当に…走って走って走り続けた一年間でした。

その様子は良いことも悪いことも含めて、ここに書きたくても中身が濃すぎてとても一度には書き切れないので、また別の機会に少しずつ書ければと思います。

今現在は随分と生活や環境が変わって、ようやく新しい道を歩み始めたところです。

数年前から思い描いていたことを今年の秋に晴れて形にすることが出来ました。

当時想定していた時期よりもだいぶ早くに実現して、よくもここまで出来たな…と。

正直なところ自分でも驚いてます。

こうなるまでには決して楽な毎日ではなかったし、実現した今からが更なる正念場であるのだけれども、沢山の人の協力と励ましや支えがあったお陰で今日まで走り続けることが出来ました。

自分一人の力だけでは実現するのは到底不可能だったし、原動力となるような大きな切っ掛けがなければ絶対に成し得なかっただろうと思います。

それなりに忙しい日々が続く中で、多くの人の力添えを受けて創り上げたその理想の形は軌道に乗って順調に動き出しました。


本当に有り難い。


感謝の気持ちは尽きないし、絶対に忘れません。



一先ず、現状はそんなところです。



長い間更新できず残念でしたが、今日からまた少しずつ更新していければいいなと思います!


最近の私生活はというと、週に何度か波乗りをしに海に通ってます。

去年の震災で被災した太平洋沿岸部でも一部のサーフポイントが開放されたということで、慎み深く立ち入らせて頂いているところです。

仕事の日でも、良い波が来そうな日や海が恋しくなった時は出勤時間を逆算して朝一で行く!

波乗りをしない人や波乗りに興味がない人にとっては、こんな真冬に海に入るなんてキチガイだと思うでしょうが(笑)

波乗りは今の自分にとって生活の一部であり、生き甲斐なのであります。

悲しいことに原発事故の影響で大好きな地元の海に入ることは難しいので、今は隣の宮城県にお邪魔して波乗りを楽しんでいます。


去年のあの日、彼女が眺めていたかもしれない景色を探しながら。


最近の自分のホームポイントとも言えるそこの海に入るたび、何だか…彼女を迎えに来たような気持ちになる。


いつも欠かさず身に付けているペンダントをウェットスーツの中にも忍ばせて、彼女も連れて一緒にタンデム。

時折、波の間からぴょんと魚が可愛く跳ねるのを見て癒されたりして。

同じ景色を、波を、想いを…いつでも共有できたら嬉しい。

いつか見た、夕日に照らされて光る穏やかな波の横顔。



自分も一緒に染まって光って、岸を遠目に見渡しながら緩やかな斜面を滑った。

夢中になるとついつい時間を忘れてしまう。

海を上がればこんな景色が俺を迎えてくれたよ。



この日、同じ景色を見た人達の目にはどんな風に映ったんだろう。

景色と重ね合わせて自分のこの二年間の色々な思いが蘇ったけど、自分は本当に今が正念場だ。

ただ、そう意気込む気持ちとは裏腹に、言い様のない虚しさにも見舞われる。

生前の彼女に約束したことを今更叶えてしまった。

彼女が生きていたら今頃は…なんて考えても仕方のないことをいつも考えてしまう。

高々二年そこそこで気持ちの面で何がどう変わるというのか。

自分と似たような苦しみを抱えている人が他にも沢山いると思うと切なくなる。

俺には大切な家族や仕事や、帰る家があるだけ幸せなのかもしれないけど、苦しみの度合いなんて誰かと比べたって仕方ない。

自分にとって掛け替えのないものを失ったら誰だって辛い。

だけど絶望してても生きている限り、陽はまた昇って明日がやって来る。


残酷と思うか、慈悲と思うか。


俺は…ほんの少しだけでも前向きな気持ちで朝日を拝むことができる今に感謝してる。


僅かにでも希望を持つことができたから今日まで走って来れた。




早朝の海にて。


壊れた堤防の上で、まだ薄暗いうちから海を眺めて朝日が昇るのを待つ。

この時期すごく寒いけど、それを凌ぐほどの感動や美しさがそこにはあって、どうしようもない寂しさや悲しさを抱えていても、どうしてか…ここに命があることに感謝したくなる。


これまではずっと、彼女に会いたい、会いに行きたい、なぜ自分だけが生きているのかと、そればっかりの毎日でした。

でも、彼女のことを想うと自然と自分自身を大切にしようと思えるようになった。

誰かを愛することは同時に自分を愛することでもあるから。

彼女の分も、そして彼女のお母さんの分も、来る明日を強く生きていかなきゃならない。


いつでも二人に対して「ごめんなさい」よりも「ありがとう」と言えるようになりたい。


救えなかった命…

そんな言い方をすると二人を余計に悲しませてしまいそうだ。

寄り添えなかったことを悔やむよりも、人としてこの世に生を受けて、僅かな間でも二人と関わりを持てたことに感謝したい。

今日は彼女の月命日だったので、仕事に行く前に彼女の実家に顔を出して線香を一本上げて来ました。


梓さん…俺、今日も頑張るからね。


そんなことを心の中で伝えた気がします。

こういう自分の心境は人には語れません。

誰に語るわけでもない思いをここに綴ってみました。

久しぶりの更新でいきなり重たい話題で本当に申し訳ありません。。


明日はクリスマス・イブですね!

もうそんな時期…早いな。。


管理人も明日はHoliday☆


温かくてロマンチックな一日を過ごしたいと思います(*^_^*)



では、また更新します!
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