夕方・・・。
指先にぺちょっと冷たい感触。
見ると、
あー・・・・なぁに？
寒いか？
足？
あぁ・・・・
こいつにとっては
ヒトのカラダなんざ
ちょうどいいベッド程度にしか思っておらず、
それでもまぁ、
せっかくくっついてくれるのならと
足を伸ばすのだが・・・・・
ケツかぁ
ま、コレもいつものコトなんでね。
そのまま、じっと“ベッド役“を務める。
で、
しばらくすると・・・・
あり？
珍しい！
おカオを向けてくれたのねん
モロ、股間が？
・・・・
ま、いいんだけどね。
枕だろうが
股間だろうが
まめちんがくっついてくれるのなら
でも、そろそろ晩ごはんの支度を始めないとな～
おまえ、ソレを狙って来てるんだろ
ジャマするのが
なにより楽しいそうでね
ま、今日は
あっためてのせるだけ
だから、いいんだけどね～
・・・・・
あぁ、それにしても嬉しいわん
まめちんが
くっついてくれてるなんて
・・・・・あい
で、そんな今夜の晩ごはん
今回の角煮は、
たくさん仕込んでもらったんでね
角煮丼
たまごは、煮汁に浸けてありましてね。
とろとろっと、おいしゅうございまスた
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白髪ねぎは、たっぷりないといけません
なのでコレでスパっとね
お風呂に入ろうと思ったらね？
ドアの外でもなもな鳴くまめじろうの声。
慌てて開けると
入って来ちゃいまして・・・・
なにって・・・お風呂行こうかと思って
・・・・・
なにしに来たの？
いや、悪いってワケじゃないけどー・・・・
しょうがないので
とりあえずお風呂に入るのを後にし
まめじろうに声をかけながら
メイク落としをする。
なんだよ
・・・・
さぁ、じゃぁもう、
お風呂に入らせてもらうわよ？
あんたも入れよ
で？
まだソコにいるの？
だけど、寒いからドアも閉めるし
そうしたらあんた、
あたしがお風呂から出てくるまで
外へ出られなくなるわよ？
寂しくなったんだろ
じゃぁ・・・・
一緒に入るか
お風呂！
あれ
ちょっとまめちん
あぁ・・・はい・・・・
って、
入ろうよ、お風呂
なんだよ
ちょっと待ってよ
開けてから出ていきなさいよ
えー・・・
しょうがないので
後を追う。
ねぇ、入ろうよ！
あったかいよ？
・・・・・
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どうなのかな
美味しいのかな？
