コタルのルン

スコッティのコタロウ(コタル)の日々を綴た徒然日記です。コタルは今は虹の橋の向こうですが、ブログタイトルは継続してます。

GW飛騨高山・白川郷ツーリング@タンデム

2014-05-03 | バイク、ツーリング
GW、道路は大渋滞だろうなあ・・
というわけで、1日早い休みをゲット。
飛騨方面にタンデムツー。


F800GS-Aに乗り換えて、初の長距離タンデムツーだ。
タンデマーの感想。「前のバイク(1200GS)より、狭くて乗りづらいねコレ。」
え?、まあ、車体は若干小さくなってるけど、そんなに窮屈とは思えないが・・
話を総合すると、どうもサイドパニアの位置が1200GSより前にあり、足に干渉してしまうようだ。
また、トップケースの角度が前倒し気味で、後ろから押されるように感じている様子。
うーん・・改善は難しそうだなあ。
リアシートの上にゲルザブ敷いて高さを上げたら、サイドパニアの干渉は防げるかも。

御嶽山をバックに。
今回のルートは、南アルプス、八ヶ岳、木曽駒ヶ岳、御嶽山、乗鞍岳、北アルプス、白山と、
日本の真ん中あたりの、名だたる山々の眺望を巡る、展望ツーでもある。

飛騨高山には、2時頃着。
バイク可のPは何か所かあるようだが、高山市立図書館横の空町駐車場へ。
ここは、2輪無料で停められる。

早速、定番の古い町並みの見学へ。
ここは上三之町町並み保存区域。
高山の街中には、三町、下二ノ町大新町などの伝統的建物保存地区があり、
散策することができる。


連休狭間にもかかわらず、外国からのツアー客も多く結構な混雑。


飛騨牛串焼き、飛騨牛にぎり寿司など、ビールのお供に美味そうなものを、
残念ながら高山サイダーで食しつつ、ぶらぶらする。


高山からは、R158を松本方面に走り平湯温泉からR471へ入る。
本日の宿は、奥飛騨温泉郷、新穂高温泉の谷旅館。
新穂高温泉は、山登りをしていた若いころ、
上高地から穂高に登り岐阜側に下った際に泊まったことがある。
もう、20年以上も前だろうか。


宿は、新穂高ロープウェイの手前から右側の山に少し入った中尾温泉にあり、
露天からは笠ヶ岳が、部屋からは焼岳が望める。
全8室の、静かで落ち着いた居心地の良い旅館だった。


2日目は、新穂高温泉から白川郷へ。

宿から少し登ると足湯公園があり、笠ヶ岳方向の展望が抜群。
ちょうど桜が仕舞の時季、残雪の山に映える。

ちょうどここで写真を撮っているときに、ズシーンという音と衝撃が。
おそらく直下型であろう地震ははじめての体験。揺れは一瞬だったがその音に恐怖を感じる。
あとで調べると、この日このあたりで地震が頻発したらしい。
焼岳は活火山なので、もしや・・と不安になる。
次に、展望スポットの「北アルプス大橋へ」。

写真を撮っていると、ここでまたもや地震が。
谷に架かる高度感あふれる橋上での地震は、かなりの恐怖であった。

早々に出発して、R471奥飛騨湯の花街道~R41数河高原~R75湯峰峠へ。
このルートは、ガミーンのナビzumo660が示したルートを疑いも無く採用したのだが、
とにかくR75が酷い道だった。ところどころガードレールも無く、狭い道は荒れており、
4輪だったらすれ違えないような道が続く。当然ペースは超スローに。
思いのほか時間をロスする。
このナビ、前から「変なルートを案内することあるなあ。」と思っていたが、
行ったこと無い場所に行くときは、ナビルートの再調査が必要かも。


R360に出てほっとするのもつかの間、R360天生峠は冬季通行止め。
え?、確かに手前の電光表示には「天生峠冬期間通行止め」と出ていたが、
まさか今が冬期間とは思わなかったよ。
さて、どうする。戻って迂回ルートをとると、100㎞以上の迂回となりそう。
嗚呼なんということ。峠のすぐ向こうは目的地なのに。
いくらなんでもこの時期だ、路面に雪があることはあるまい。
おや、ゲートの脇には隙間があるぞ。
しかしあちら側のゲートに無かったらどうしよう・・
うーん、悩む・・
そこに、キャンプ仕様の250ccオフ車に乗った青年登場。
彼曰く「行けるとこまで行ってみます。」
なるほど、行けるとこまでねえ。ふむふむ・・
イチかバチか・・、よし方針決定。


そして、白川郷である。
天気予報は概ね晴れだったはずなのに、しぼしぼと雨が降りだす。
ここも外国からの団体客が多い。
親子連れの方に聞いてみると、台湾からとのこと。


まあ、雨も風情があって良いもの。
世界遺産のしっとりとした風景は、雨の日にこそ映えるのだ。

白川郷をあとに、東海北陸自動車道から飛騨高山に戻ると、天気は晴れに。
R158で安房峠トンネルを抜け、長野県に入る。
道の駅風穴の里を過ぎたあたりで、事故処理渋滞にはまる。
この渋滞通過に1時間以上。もうクラッチ操作で左手限界。
そんなこんなで、松本ICに乗ったのは7時を回ってしまった。
夜の高速をゆっくり走り、浦和帰着は11時過ぎ。
酷道走行、通行止め、そして渋滞走行。
非常に疲れた一日であった。
ホント疲れたー。


ご無沙汰してます。留守番ネコのコタルです。
ニンゲンたち、白川郷は雨の日に映えるなんて言ってますが、
それはウソです。単なる強がりです。
だって帰るなり「寒かったよー。」って泣いてましたから。
ボクだけ置いて出かけた罰だと思いますよ、きっと。

ルート:
1日目。外環道~関越、圏央道~中央道伊那IC~R361権兵衛トンネル~木曽町~R361開田高原~美女峠~飛騨高山~R158~R471新穂高温泉。走行:459.6km。
2日目、新穂高温泉R158~R471奥飛騨湯の花街道~R41数河高原~R75湯峰峠~R360天生峠~白川郷~
東海北陸自動車道~飛騨清見JC~高山IC~R158~安房峠~松本IC中央道~圏央、関越道~外環道。走行:429.6㎞。

総走行距離:889.2㎞
F800GS-A燃費:24㎞/l(燃費計による平均燃費)
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4 コメント

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Unknown (ひとぴち)
2014-05-09 14:40:43
いや~、いいですね~。
飛騨高山に白川郷。
あ、飛騨牛の寿司食べてる~!
高山の日本酒、美味しいですよ。
そして白川郷。
いい眺めですね。
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Unknown (マメ&コタ)
2014-05-11 21:21:18
ひとぴちさんへ。
まだ早春の趣きの飛騨でした。
高山の町中には、日本酒の造り酒屋が何軒もあり、
利き酒などもやっており、
かなり魅かれましたが、ぐっとがまん。
いいですね、飛騨。
返信する
同じ経験を…^_^; (hashi)
2014-05-13 23:21:29
ご無沙汰しております。
二年前だったか…私もGWに大阪に戻りついでに大回りわして、信州巡りをしながら白川郷に行きました。
東京出発時点では汗ばむ暑さでしたが、美ヶ原は強風と寒さで…早々に山を下ると下界は初夏の陽気!翌日、白川郷を目指したらyamaさんと同じく峠は凍結で通行止め。地元の方に聞いたら例年、峠の開通は六月とのこと。途中、みぞれ混じりの雨にも降られ白川郷に到着。タイヘンなツーとなりました。東北同様北陸をなめちゃいけませんね~_~;
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Unknown (yama)
2014-05-15 19:36:57
ありゃ、hashiさんもでしたか。
北陸は雪深いけど、そんなに寒くないイメージだったので、
春になれば雪も融け・・・
というイメージを勝手に描いてました。
情報収集は大切ですね。
さて、週末ですね、
よろしくお願いします。
返信する

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