ちむあ~すん

 感じたことなどをつれづれと。。
(たま~に気が向いたら書きます)

樹の時間

2011-01-11 | nature


 私の大好きな場所(その1)


三重県と奈良県境にある「三峰山」です。

冬になると、頂上付近ではこんな美しい霧氷が見られます。

   

遠目で眺めると、白っぽい桜の花が咲いているようにも見えて。。。

   

頂上より奈良県側に少し下った所に山小屋があり、その傍らに大きな大きなブナの樹があります。

   
   
この樹が大好きなんです♪

三峰山は、私が生まれ育った土地を流れる川の源流域なので、

この大きなブナの樹を、親しみをこめて「ゲン(源)さん」と呼ばせてもらっています。

もう、何年も会いに行けていませんが、きっと今日もあの彼方の山で、

静かに生きてくれていることと思います。(写真はずいぶんと昔のものです。)



ゲンさんの感じている時間って、とってもゆったりとたおやかに流れているんだろうな。。。


朝、東の空が白みはじめ、光はどんどん明るさを増し、ゆっくりゆっくりと時間をかけて大空を渡り、

西の空を茜色に染め、やがて光から闇へと入れ替わってゆく。。。


そんな「光」につつまれる時間が「呼吸」の「呼」で、

「闇」につつまれる時間が「呼吸」の「吸」で・・・


ゲンさんにとっては、そんなふうに1日かけて「ひと呼吸」するくらいの、ゆったりと穏やかな時間の流れ方なのかなぁ。。。



自らの手で「時計」を作ってしまったがために「時間」に追われてあくせく生きている人間。

そんな人間の日常の時間とは別に、「今この瞬間」もそんな樹々たちの静かな時間が同時に流れている。

時にはそんなことに思いを巡らせて、大きく深呼吸してみようと思います。


 

           ゲンさんの上で。
  



ありがとう

2010-12-13 | aynu



美しいものに 出逢ったとき

美しい言の葉に 触れたとき

こころが満たされることが あったときに

真っ先に伝えたい と思うひと

それらを 同じ言語(感覚・価値観)で分ち合ってくれるひと


悲しいときや さびしいとき

そばにいてほしい と思うひと

ぎゅっと抱きしめてほしい とおもうひと


そんなひとが 存在してくれるだけで

とても とても ありがたいことです


こころのなかに あなたがいてくれるだけで

それだけで じゅうぶんにしあわせです


ありがとう

壮大な計画?

2010-11-30 | spirit
昨夜、ふと思いついたこと。


霊的成長のために、すべての人が birth vision を持って今生に産まれてきているのなら、

世の中にあふれている差別・貧困・戦争・自然破壊…などのあらゆる問題というのは、

人類の意識を進化させ、さらなる成長を遂げるために仕組まれた壮大な計画(課題)なんじゃないかってこと。



問題は複雑・多様化、深刻化してゆくけれど、大いなるひとつ(愛の状態)にたどり着く人が

今、劇的に増えてきている流れをみると、ガイアの自己治癒力(集合的無意識での抵抗)のようなものを感じます。。。




    

                   まるで天使のような夕暮れの太陽



喜びと美しさと感動

2010-11-25 | nature
こころに響いたアメリカ先住民の言葉。

イーハトーブ心身統合研究所HPより)


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わしらはやがて大地に戻る。

そこに何を持っていく必要があるのかね。

この世界で生きて来た喜びと、

次の時代を生きる子どもたちに、

わしらが母なる大地から教えられた美しさと感動を残してあげられれば

それで十分だ。




  

先月末、庭に飛来してくれた「旅をする蝶」。
「アサギマダラ」の「アサギ」とは「浅葱色」のことだそうです。
淡い淡いブルーの羽の向こうに、
フジバカマの花が透けて見えていました。
その繊細な美しさに、時を忘れて見惚れてしまいました。

じっと眺めていたその時、対峙しているふたつの存在が「ニンゲン対チョウ」ではなく、
同じ時空を共有している「ひとつのいのちとひとつのいのち」、そのふたつのいのちの間には
境界がない・・・そんな感覚でした。


お空の上のお話

2010-11-24 | aynu

娘が3~4歳のころ、突然こんなお話を聞かせてくれました。

「ママのお腹に入る前のお話」なんだそうです。


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「黒と紫を混ぜたような色の空」を飛んでいたそうです。

ママはどこかな~って探しながら。


探しても探しても、なかなかママは見つからない。

見つからなくてとっても寂しかった。(と言ってウルウル。。)

ずっとずっと探し続けて、やーーーっとママを見つけた時はホント嬉しかった!

(と言って花が咲いたような笑顔!)

やさしそうなママだったから、ママ(私)を選んだんだよって教えてくれました。




     



ブライアン・L.ワイスさんの『前世療法』シリーズには、

人は生まれるときに親を選んで、どんなことを学ぶためにどんな人生を送るかも

予め決めて今生に産まれてくるのだと、

前世療法を体験した患者の話として書かれています。


また、産婦人科医・池川明さんの『雲の上でママをみていたときのこと。』には、

子どもたちが教えてくれた産まれてくる前の「たましい」の記憶がたくさん書かれていて、

まさに娘が語ってくれたようなお話も載っています。


spirit をより高めるために、今生でどんな人生を送るのか、

産まれる前に決めるそれらを「 birth vision 」と呼ぶそうです。


自分の魂の仕事がようやく判ってきたような 2010年の秋です。。。




ちなみに、娘がそんな話をしてくれてから1年後くらいに、

「そのことまだ覚えてる?」って聞いてみたら、


「えぇっ、それって○○(自分の名前)が自分で考えたお話やで!」

と言われてしまいました…。