心という文字…その3 2024-05-14 08:56:57 | 日記 何度も何度も挑戦心の文字を書くたびコロコロと変わる一つの文字なのに一点一点がその間合いに集合離散する書き手の手の中しっとりと汗が滲む指に抱かれ筆先の膨らみが墨を含んではその腹で息遣う今度こそ、今度こそ柔らかな気配透き通る空間時が止まり墨の匂いが立ち込める静かな寝息のようなゆったりとした呼吸筆が心を捕らえた