http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/post-a893.html
党名がどうしたこうしたって民主と維新が大真面目に議論してるそうだ。バッカじゃなかろか。憲法、安保法制、消費税・・・意思一致しなくちゃいけないのは政策だろ。
そんなことより、国会です。甘利ワイロ事件について、弁護士の郷原信郎氏が公述人として国会で意見を述べた。郷原氏は、、
「この問題が、大臣辞任だけでなんら真相解明されず、うやむやにされるとすれば、国会議員の政治活動への倫理観の弛緩(しかん)を招きかねない」
「議員立法によってあっせん利得処罰法が制定されたことの意味も全くなくなってしまう」
「検察当局が捜査にすら着手しないのであれば、国会が自ら事実解明に乗り出す以外に方法はない」
として、「甘利氏や秘書の証人喚問や参考人招致により事実解明を行うことが国会の責務だと主張」したそうだが、お説ごもっとも。ここまで検察が見て見ぬ振りしてるってのは。明らかに職務怠慢だし、ペテン総理の顔を窺がっていることは間違いない。
・【衆院予算委】「甘利氏問題の真相解明が国会の責務」公述人の郷原信郎氏
それはともかく、こうした郷原氏の意見陳述に対して、おおさか維新の足立康史とかいう議員が、突然、「民主党に利する発言をしてきたあなたはどう いうつもりで来たのか!?」「民主党の応援団だ。結局ですね、郷原さんは専門家じゃないんです、政治家、政治屋なんです。予算委員会での彼のこうした売名 行為に批判を申し上げて終わります」って喚いたってね。
おいおい、公述人として国会にお呼びしておいて、本題とはまったく関係ない、それどころか誹謗中傷とも思える罵詈雑言を一方的に浴びせて、これっ て明らかな名誉毀損だろ。食えないおばさん・山中恭子君の蓮池透さんに対する「北朝鮮工作員」発言もそうだったが、反論の機会も与えず一方的に一市民を罵 倒するなんてことは、国会がいかに馬と鹿の集まりかってことを証明しているようなもんですね。
おそらく、おおさか維新の議員の乱暴狼藉を多くの新聞・TVは報道すらしないと思うのだが、言いっ放しで終わらせていいことではない。国会が劣化 しているって言うのは簡単だけど、問題はもっと深刻なもので、政治家がここまでろくでなしになっているってことを真剣に考えないと、この国の将来は暗澹た るものになりますよ。
とりあえず、おおさか維新の足立康史とかいう議員は、「各議院において、無礼の言を用い、又は他人の私生活にわたる言論をしてはならない。」とい う国会法に抵触していることは間違いがないんだから、衆議院規則第245条「議院の秩序をみだし又は議院の品位を傷つけ、その情状が特に重い者に対して は、議院は、これを除名することができる。」により、即刻退場させるのが真っ当な国会というものですよ、ったく。