https://www.youtube.com/watch?v=JrNES0J3LpI
安倍首相の発言を文字起こししたら
http://yoshinori-kobayashi.com/12637/
2017.03.05 小林よしのりオフィシャルwebサイト
森友学園の国有地不正取得の疑獄事件は、わしは安倍首相自らが関与したからこそ、起こったものと見ている。
安倍昭恵の森友学園での講演動画でも、籠池理事長が安倍首相に電話したり、直接会ったりしたことを告白している。
平成27年9月3日には、安倍首相は、財務省の岡本薫明官房長と、森友学園が土地取得時に、財務省理財局長だった迫田英典国税局長官とで会談している。
その翌日9月4日、10時から12時まで、大阪の近畿財務局9階会議室で、森友学園の小学校建設工事を請け負った設計会社所長と建設会社所長が、近畿財務局の池田統括管理官、大阪航空局検査官と会合を行なっている。
そして同日、安倍首相は、安保法制の審議が紛糾している真っ最中に、国会をさぼって急きょ大阪に飛び、読売テレビに出演しているが、テレビ出演はアリバイ作りだろう。
読売テレビと近畿財務局は、車で10分の距離らしい。
大阪入りの本当の目的はこっちだ。
さらに同日、国土交通省で、森友学園が創設予定している小学校の校舎・体育館が選出され、6200万円の補助金交付が決定した。
そして翌日9月5日に、安倍昭恵が大阪に飛び、森友学園が創設する小学校の名誉校長就任の挨拶をしている。
この3日間は安倍首相の関与「口利き」が決定的になった疑惑の日々だ。
安倍政権はこれを隠蔽するためにあらゆる手段を取るだろうが、何としても籠池理事長や迫田英典、そして安倍昭恵の参考人招致をするべきである。
それを封じようとするなら、検察が動くしかあるまい。
http://www.asyura2.com/17/senkyo221/msg/728.html
▼安倍政権は自民党政権ではない!
小沢一郎は、「自民党政権ではない。非常に反国民的な反民主的な政権だ」と安倍政権を厳しく批判した。誰よりも自民党を知る者だけに、どれも的を射た鋭い指摘だ。
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2月28日の定例会見で小沢は、国有地の激安払い下げ疑惑について、「安倍内閣の強権的な権力政治の一つの現れだと思う」と語り、国民の財産である国有地の払い下げを、ただ同然で特定の人に払い下げることは誰が考えても理解できない。徹底的に真相を解明しなければならない」と強調した。
また、安倍首相が国有地の払い下げに関し、支持したことはない、と言ったことに関連し、「自分が直接、財務省や国交省に指示をしたりしなくても、当事者に大きな影響を与えたと思う」と語った。
そして「国民の財産を自分たちの特別の仲間の一人に、ただであげるという。こんな馬鹿なことが許されるはずがない。(安倍政権は)自民党政権ではない。なぜならば、その本質とバックボーンとなる哲学を失ってしまった」と小沢。
小沢は、「言葉で言えば強権的な権力の行使。経済活動で言えば自由競争を最優先。そして、先人が営々として築いてきた社会保障を始めとするセーフティネットを規制撤廃という名の下に取り崩していった」と批判した。
次いで、「安倍政治は歴史に逆行し、民主主義を否定する考え方だ。旧来の自民党は、富の国民に対する配分を政治の一つの前提、哲学として持っていた。そこが全く違う」
最後に小沢は、「強いやつが勝つから仕方ない、という考え方で、自分の国家観に合わないものは権力を行使してでも排除するという感覚だ。(安倍政権は)非常に反国民的な反民主的な政権だ。かつての自民党政権とは全く異質のものになってしまった」と力説した。
詳しくはここをクリック
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/365665
★ネットの世界では既に国有地払い下げ問題や、首相・安倍晋三夫人・安倍昭恵が名誉校長を務めていたことを“アッキード事件”と称して盛り上がりを見せている。いずれにせよ、首相夫妻が異様な私学の教育方針に賛同し、広告塔を務めた事実から見てこの内閣の政治レベルの低下によって、もたらされたものと言える。公約違反を「新しい判断」と言い換え、オスプレイの墜落を「不時着」と言い張ったのもこの内閣。積極的平和主義や最近興奮すると多用する「レッテル張り」に至っては元の意味すらよく分からない言葉になった。
★思えば集団的自衛権の解釈変更という強引なごまかしがこの内閣の言い換えの歴史と言えよう。ばくちを認める法律をリゾート開発を主とする「IR法」と言い換え、共謀罪を「テロ等準備罪」にそれぞれ言い換え、南スーダンの状況では戦闘を「衝突」と言い換えて事態を和らげようとする。本質を隠し穏やかに見せようとしてきたごまかし政治の延長にある。
★地方議会では白紙領収書を使い政治活動費の水増しや横領で議員が数多く辞職に追い込まれても総務相・高市早苗は「問題ない」と答弁するなど、政治には特権があっても国民生活では決して認められず、役所は一切受け付けない事案を、政治の世界では政治家や高級官僚が関与すれば何でもまかり通る。今、この国の国会ではそんな異常性を見せつけている。
★ごまかし政治の最たるものは役所が作るメモに始まり、文書の管理義務があるものまで紛失、破棄と子供の言い訳のように「なくしたから」と言って切り抜けようとする公務員の姑息(こそく)だ。管理責任が問われたという話も聞かないし、後日、ひょっこり見つかるというのだから「隠蔽(いんぺい)」が正しい表現ではないのか。ここにも国民を欺くごまかしがある。政治家と公務員に、これほどまで欺かれても気にならない国民も我慢強い。(K)※敬称略