知らないことを知る!

最近、印象派の画家モネを知る

自民党の地域有力者へ、なぜアベチャンを支持するのか問いかけよう。

2016年03月18日 | 浮き事

http://blogs.yahoo.co.jp/sakurad_d/20775520.html

からの転載

嘘吐き、アベノオールバカバッカーズは、酷い。
 
 
大手御用新聞によれば、それでも支持率はまだ高いと言う。
 
 沖縄の翁長さんばかりではなく、あの小泉でさえ、原発はいらないと言い始めた。
野中、古賀、右と言われた、山拓も、戦争へ走る安倍は支持しないようだ。
 
 鼻から自民党の地域支部末端党員を、≪嘘吐きの馬鹿≫支持者と決めつけて攻撃するばかりではなく、
何故嘘吐きの馬鹿、情報操作、の本元、アベチャンを支持するかを個人個人を決めて問いかけよう。
 
 多くの人に2000万署名を持ち掛け働きかけるのは最も優先する課題ではあるが、
自民党の地域末端の有力者にも働きかけ始めなければならない。
必ずしも政治のトップに嘘吐きの馬鹿が、相応しいと思っている人ばかりではない。
 
 今最も重要な課題は、従来の行動の枠を破って、近くにいる政治的に影響力が普段及ばない人へ、あらゆる手段つながりを行使して働きかける事だ。
 
肝に銘じて行動しよう。
少々の集会の集まった数、行動の前進では、ファシズムの進行、情報操作をすすめる、
貧乏人の不「自由」&「民主」主義の破壊「党」の攻勢は打ち破れない。

「小沢一郎潰し」に執念を燃やす読売新聞のナベツネの退場は小沢一郎は動きやすくなると思われる

2016年03月17日 | 浮き事

⚫ 小沢一郎とナベツネ。読売新聞の主筆、ナベツネ、こと渡辺恒雄が、野球賭博問題に絡んで、プロ野球界や政治記者=政治ジャーナリズムから消えるようだ。歓 迎すべきことだ。「小沢一郎潰し」に執念を燃やす読売新聞のナベツネの退場は、何を意味するか?野党再編、野党共闘、野党新党に対する妨害工作の一翼が崩 れたということだ。小沢一郎とナベツネは、いつも対立、敵対していたわけではないが、ナベツネの退場で、小沢一郎は動きやすくなると思われる。Add Starkou27imyrtus77


小沢一郎氏、民進党について「どこかで聞いた事が」

2016年03月16日 | 浮き事

http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/823.html
                    

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160315-00000136-nksports-pol

 

「どこかで聞いた事があるような気がしますが…」 生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎共同代表は15日の会見で、民主党と維新の党が合流してできる民進党に関し、こんな感想を漏らした。かつて、自身も参加した「新進党」が念頭にあったとみられる。


 小沢氏は新党名について、「名前が変わっても、民主が維新を吸収しただけという話なら、もうひとつ、ピンとこない部分が残るのではないか」と指摘。「名 は体を表すと言うが、(名前は)本質的な問題ではない。合流で、国民が自公勢力に代わる野党の受け皿ができたというふうに受け止めるかが問題だ。そうでな いと、国民の支持を得ることは難しい」とも述べた。


 野党共闘に関しては「私は、すべての野党というか、安倍政権では国民に幸せをもたらさないと考えている人が手をつなぎ、安倍政権と対決して国民に訴える 姿を、思い描いている」「社民党、共産党も一翼を担うような体制をつくりあげることができれば、国民が、自公政権に代わる政権を樹立する夢を、もう1度見 てくれるのではないか」と主張。共産など他の野党も参加した環境づくりが必要との認識をあらためて示した。


 小沢氏らの合流の可能性に関しては、「私どもがどうなるかではなく、大同団結の形ができあがるため、どうしたらいいかを考えている段階だ」と述べるにとどめた。


 その上で、「すべては民主党のリーダーシップの取り方次第だ。広く、野党の連携、大同団結を図る発想でやるのなら、結果として、野党の大同団結という形に行き着くかもしれない」と述べ、民主党に指導力を発揮するよう呼び掛けた。


【2016年3月15日】小沢一郎代表 定例記者会見


安倍総理「選挙のためには何でもやる勢力」と野党をこき下ろした。

2016年03月15日 | 浮き事

http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/785.html

小沢一郎(事務所)

‎@ozawa_jimusho

いまの安倍総理の話の内容は大半が野党批判。国会でも、自分たちの今の政策を問われているのに野党批判に多くの時間をかけ、議論は深まるどころか中身ゼロ になる。保育園問題もスル―するつもりが、世論から批判が出てから、あわててやれ対策本部だとパフォーマンスに血眼になる。いつも同じパターン。
2016年3月14日 10:02

小沢一郎(事務所)

‎@ozawa_jimusho

国会答弁も含め、これだけ野党批判に執着する総理は珍しい。大体総理というのは「最高権力者」として常に泰然自若として抑制的な答弁をし、メディアからの 批判にも慎重な物言いをする。ところが現政権は、野党批判に血眼になり、メディアも威圧し続けている。明らかに戦後の民主制を変質させつつある。

小沢一郎(事務所)

‎@ozawa_jimusho

アベノミクスのやらせ政策で確かに一頃株価は上がった。円安にもなった。バズーカのサプライズも一時は効いた。しかし、いま効かなくなった。みんな気づき 始めている。アベノミクスは経済と金融システムを歪めただけ。正に選挙のためには見境なく何でもやるという政権の基本姿勢を象徴したものである。
2016年3月14日 13:19

 小沢一郎(事務所)

‎@ozawa_jimusho

権力を持つものというのは謙虚でなければならない。戦後歴代政権にはそれぞれ一定の謙虚さというものがあった。権力の暴走には誰かがどこかでブレーキをか けた。しかし今誰も止めるものがいない。抑制的にふるまうどころか、あらゆる局面で歯止めない権力行使を志向している。止められるのは国民だけ。
2016年3月14日 13:23

 小沢一郎(事務所)

‎@ozawa_jimusho

安倍総理は自党の党大会で「選挙のためには何でもやる勢力」と野党を例によってこき下ろしていた。その言葉はむしろ安倍政権にこそふさわしい。選挙目当て の高齢者給付金3,600億円、選挙目当ての異次元バズーカ、軽減でもなんでもない軽減税率。後先考えない選挙目当て政策のオンパレードである。
2016年3月14日 14:39


女性活躍も大ウソ 満天下に晒された舌先三寸の冷血政治

2016年03月15日 | 浮き事

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/177246

 

http://blog.livedoor.jp/my629015/archives/48090180.html

 

結局、この政権の美辞麗句の目玉政策はすべて、大ボラだっただけでなく、庶民の実態すら何も知らない恐るべき無責任政治が横行している衝撃事実に国民全員が気づいたぞ


 まさか「保育所」と「保健所」を間違うとは――。「保育園落ちた日本死ね」という匿名ブログが火をつけた「保育園」騒動。日本中の母親が、安倍首相に対して怒りの声を上げている。


経済ジャーナリストの荻原博子氏がこう言う。
「小さな子どもを抱える母親にとって、保育園問題は本当に切実です。都内では2人に1人しか認可保育園に入れない。認可、認証、認可外保育所と片っ端から 申し込んでも、空きがなく、途方に暮れている母親がいっぱいいます。『保育園落ちた』と匿名ブログを書いた女性も、4月から職場に復帰するつもりだったの に、認可も認可外も全滅し、思い余って〈何だよ日本。一億総活躍社会じゃねーのかよ。私、活躍出来ねーじゃないか〉とつづったといいます。なのに、安倍首 相は『受け皿づくりは、政権交代前の倍のスピードで進めている』と、半ば胸を張って釈明しているのだからどうかしています。いま困っている母親にとって は、民主党政権の100倍頑張ろうが関係ない。いますぐ、子どもを預けられる保育所が欲しいのです。なぜ、そうした声を素直に聞こうとしないのか。自民党 は甘く考えているようですが、母親たちの怒りは簡単には消えませんよ。“アラブの春”のように大きなうねりになっていくと思う」


 実際、この問題が騒ぎになった途端、安倍内閣の支持率は急落し始めている。もう、安倍内閣はオシマイではないか。保育園問題は、安倍内閣に致命傷を与える可能性がある。


看板政策が実現しないのは当たり前



完全に火が付いた(C)田中龍作


 そもそも「1億総活躍」や「女性が活躍する社会」は、安倍内閣の目玉政策だったはずだ。政府が総力を上げて取り組む政策だったはずである。


 なのに、子どもが1歳になり、職場に復帰しようとした女性が「私、活躍出来ねーじゃないか」と、ブログに書かざるを得なかったのは、目玉政策がまったく実現していないからだ。


「1億総活躍」や「女性が活躍する社会」だけじゃない。アベノミクスによる「トリクルダウン」も、「デフレ脱却」も、看板政策は、ことごとく失敗に終わっ ている。トリクルダウンどころか、労働者の実質賃金は4年連続のマイナス。今年の春闘の要求額は、昨年の半額だから話にならない。


 なぜ、安倍首相が掲げる政策は、少しも実現しないのか。それは、庶民生活の実態も知らないくせに、美辞麗句を並べているからだ。


 最近、“雇用格差”を解決する切り札だと、安倍首相が得意げに掲げている「同一労働、同一賃金」にしても、肝心の非正規労働者はあまり喜んでいない。彼 らが望んでいることは、正社員と同一賃金にしてもらうことではなく、正社員になることだからだ。一事が万事、安倍首相のやっていることは、庶民感覚とこと ごとくズレている。


 安倍首相は「1億総活躍だ」「女性が活躍する社会だ」などと、もっともらしいスローガンを掲げているが、本当は庶民生活に関心などないのではないか。


■3年間騙されていた国民も気づき始めた


 待機児童の増加や、賃金アップ、雇用は、庶民が最も苦しみ、政府に一番期待している問題である。そうした切実な問題で「女性が活躍する社会だ」「トリク ルダウンだ」と庶民に期待を抱かせながら、実現する見込みがまったく見えないのだから、こんな詐欺みたいな話はないだろう。


 しかも、安倍首相は、国民に謝罪しようともせず、「政権交代前の倍のスピードで進めている」などと、また民主党を貶めることで国民の不満をそらそうとしているのだから、いくらなんでも酷すぎる。こうなったら、国民は安倍内閣に鉄槌を下さないとダメだ。


   <コメント>

3. 人間になりたい[13] kGyK1ILJgsiC6IK9gqI 2016年3月15日 02:28:37 : vew34TeHNk : O3QpYgKaGX8[13]
   
▲△▽▼
安倍晋三のことは、馬鹿というより病気といった方が適切だろう。麻原彰晃と同じ病気だ。偶像崇拝という人間になれない病気である。この病気にかかると嘘を ついて人を騙すことに何の痛痒も感じなくなる。人の痛みには無関心だが自分の痛みには人一倍鋭敏になる。ものごとの判断基準は自分にとって損か得かという ことだけである。蓮池透さんが安倍晋三は拉致問題を政治利用したと言っていた。こんなことは人間にはできない。ところが人間でなければできるのである。待 機児童の問題を語るときにも、親の苦労に思いを馳せることはないが、己の経済政策を美化することは嘘をついてでも怠らない。国会答弁でも質問にまともに答 えることはないが、嘘デタラメで自分を褒めて正当化することには余念がない。都合のいい数字だけを羅列して粉飾する。アベノミクスの果実などと日本中で誰 一人薄気味悪くて口にできないような言葉を恥じも外聞もなく連発する。鏡に向かって、私ってキレイ?キレイってお言い!などとヒステリックに叫んでいる醜 悪なババアのようである。答弁中にヤジられれば審議妨害と思えるほど延々と文句を言うが、野党の質問には平気でゲスなヤジを飛ばす。最近有名になった山尾 志桜里の質疑に対する自民党議員のヤジも酷かった。とりわけウザイといったバカ議員には呆れて物が言えない。国会においてウザイなどという幼稚な言葉づか いを国会議員がしたということにも呆れるが、国民の深刻な問題の審議がウザイならば、この野郎はなんのために国会議員をやっているのだろう。こいつに人間 のクズというと褒め言葉になるような究極のクズである。安倍政権だけではなく自民党全体が人間性を失っている。これを支持するような国民も人間性を失って いる。こんなことがいつまでも続くと社会が壊れる。社会は人類が人間として生きる場である。


ユーロに入れないレベル 日本の財政状況はやっぱりひどかった!

2016年03月15日 | 浮き事

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160314-00000002-sasah

 

      週刊朝日

 

ユーロに入れないレベル 日本の財政状況はやっぱりひどかった!

 

          ドイツのメルケル首相。ドイツでは均衡財政が憲法化されている (c)朝日新聞社


            http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160314-00000002-sasahi-bus_all
            週刊朝日 2016年3月18日号


 毎年、巨額の赤字を生む日本。“伝説のディーラー”と呼ばれた藤巻健史氏は、もしも日本がユーロへの参加を申請したら…と仮定し、財政状況が最悪であることを指摘する。

*  *  *
 2006年、米誌「ニューズウィーク」日本版の「世界が尊敬する日本人100人」の中に名前を載せてもらったことがある。光栄だが、問題なのは「世界が 尊敬」してくれても「家内・子供たち、そして部下」が全く尊敬してくれないことだ。そうつぶやいたら秘書のアベ嬢が言った。「私は尊敬していますよ。議員 の食べ物をおこぼしする才能と携帯をなくす才能に」

★   ★
 近年、日本の財政は毎年大幅赤字である。そこで「国は原則借金をしてはいけない」と財政法第4条で定めているにもかかわらず、1年限りの特例公債法を毎年制定して赤字国債により資金調達をしてきた。

 

 それでも当初は毎年、制定していたのに、12年には、その後3年間、赤字国債を自動発行できることに民・自・公で合意してしまった。さらには、来年度予算からは、なんと5年間も赤字国債を自動発行できるような法案を国会に提出してきたのだ。

「特別法は一般法を破る」の原則があるから、日本では「国は原則借金をしてはいけない」という一般法の財政均衡義務は「特例公債法」によって完全に有名無実化している。これはまずい。

 

 均衡財政を法律が要求しているのは何も日本だけではない。ドイツ憲法には「連邦 および州の財政は、原則として、借り入れによる収入なしにこれを均衡させなければならない」とある。「上位法は下位法を破る」の原則があるから、憲法で定 めれば、均衡財政は強烈な義務となる。「赤字国債の発行を許可する」なぞの特例法は憲法違反なのだ。

 

 さらにはドイツには憲法裁判所がある。訴訟の対象にはなりにくい予算でさえも憲 法裁判所では訴訟の対象になる。したがって均衡財政を憲法化したドイツでは、赤字予算に対して強烈な監督機能が存在するのだ。以上が、私が、均衡財政の憲 法化、憲法裁判所の設立を強く主張する理由である。

 もっとも残念ながら、わが国が、均衡財政を憲法化したら、翌日から政府は窮地に 陥る。社会保障制度を全廃するか消費税を明日から最低25%に上げなければ憲法違反となるからだ。それも日銀が国債の爆買いを続け長期金利を低水準に抑え 込むという条件付きだ。長期金利が急騰し、支払金利が大幅に増えたら、消費税をさらに大幅に引き上げなければ憲法違反を回避できなくなる。

 

 1992年に調印されたマーストリヒト条約ではユーロへの加盟に「政府債務が対 GDP比60%以内」という条件をつけた。これを日本に当てはめると累積赤字は300兆円以内に抑えなければならない(日本の累積赤字は1044兆円 だ)。また同条約には「単年度の財政赤字額は対GDP比3%以下」という条件もある。日本に当てはめれば単年度赤字は15兆円しか認められない。

 さらには13年1月1日に発効したEU新財政協定では「財政赤字を対GDP比 0.5%以内に抑える財政均衡義務を国内法に、できれば憲法レベルで定める。逸脱した場合は、是正メカニズムが発動され、当該国に制裁が科される」とさら に厳しい条件が課された。日本にあてはめれば年2.5兆円までの赤字しか認められないのだ(16年度政府予算案では赤字幅は34兆円)。

 もちろん地理的に無理なのだが、万が一、日本がユーロへの参加を申請すれば「こんな財政状況でなんだ。顔を洗って出直してこい」と言われるのがオチなのだ。


高浜原発差し止めはヌカ喜び 日本の司法と政治はグルである

2016年03月14日 | 浮き事

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/177093
http://blogs.yahoo.co.jp/kotyannomama/18326291.html

聞捨てならない経済産業省幹部の「次はひっくりかえせる」という妄言は残念ながら当たっている


三権分立なんてとっくに死滅している非民主主義国家で切り捨てられる正義と国民の利益と安全性


 これを機に脱原発の動きが広がるのか。大津地裁が9日、関西電力高浜原発3、4号機の運転差し止めを命じる仮処分決定を出した一件のことだ。


「福島原発事故の原因も解明されていない中で、高浜原発の再稼働は地震や津波への対策や避難計画にも疑問がある。もともと4号機は先月末のトラブルですで に停止しているし、関電は高浜原発が動かなくても『電力不足にはならない』と言っている。原発がなくてもやっていけることは、ここ数年の電力需給を見れば 明らかです。今回の仮処分は、福島原発事故の教訓を忘れたかのように、原発再稼働に突っ走る政府と原子力ムラへの強烈な警告であり、再稼働ありきの方針自 体を転換しろと政府に迫る決定なのです。電力会社や政府は重く受け止める必要があります」(政治学者・五十嵐仁氏)


 決定を受け、関電は10日夜、年明けから営業運転を続けていた3号機を停止させた。運転中の原発が司法判断によって停止したのは初めてで、そういう意味では、たしかに画期的な決定といえる。だが、ヌカ喜びは禁物だ。

このニュースを伝えた10日の朝日新聞の記事によれば、エネルギー政策を担う経産省のある幹部は「福井地裁のケースと同じ。この先ひっくり返る可能性が高 い」と話したという。まるで、地裁の決定など屁のカッパといった態度なのである。聞き捨てならない発言だが、残念ながら、その通りになるのだろう。


■人事介入してでも原発を守る


 原子力ムラには、強気を裏付ける“実績”がある。高浜原発に関しては、昨年4月にも、福井地裁の樋口英明裁判長が再稼働差し止めを命じる仮処分を出して いる。これを不服として関電が異議を申し立てたところ、昨年12月24日に後任の福井地裁・林潤裁判長によって仮処分決定はあっさり取り消された。住民側 が差し止め請求をしていた大飯原発3、4号機についても請求を却下。それで関電は大手を振って、高浜原発を再稼働させたという経緯がある。

元裁判官で明大法科大学院教授の瀬木比呂志氏が言う。


「今回、大津地裁が稼働差し止めを命じた決定は、昨年4月に福井地裁の樋口裁判長が出した仮処分決定の内容をさらに深化させ、原子力規制委員会の基準自体 にも疑問を投げかけた。実にまっとうで、勇気ある決定だと思います。司法の役割をきちんと果たしたと言える。これまで原発稼働差し止めを求める住民側の仮 処分申請がことごとく裁判所に退けられてきた中で、こうした仮処分決定が積み重なることには大きな意味があります。とはいえ、今回も保全異議審で別の裁判 官が決定を覆すようなことになる可能性は否定できません。原発訴訟の今後には注意すべきです」


 原発は、政府が音頭を取って進める国策事業だ。一般国民が国家権力に抗するのは容易なことではない。だから、過去の原発訴訟でも、住民側の権利が認められたことはほとんどなかった。

実は、14年に大飯原発の運転差し止め決定を下したのも福井地裁の樋口裁判長だったが、高浜の差し止め申請の審理が昨年3月11日に終了した直後、裁判所 は4月1日付で名古屋家裁に異動させる人事を発動した。高裁ならまだしも、家裁への異動。左遷とみられても仕方がない。それでも樋口裁判長は「職務代行辞 令」を利用して、異動後も審議を担当し、再稼働を差し止める仮処分を決定した。ただ、異議申し立ての審議に関わることはできなかった。

高浜差し止めも辺野古和解も単なるガス抜き


「原子力ムラに歯向かうとこうなるという見せしめでしょう。そういう懲罰人事を見ていれば、ますます裁判官は政府にとって不利になる判断を下しづらくな る。それに、実は判事や検事が、原発メーカーや電力会社に天下りした例も数多いのです。信念を持った裁判官は一握りで、正義や国民の安全より、権力の顔色 をうかがう方が大事。出世や保身を第一に考える裁判官だらけなのが問題です。しかも、上級審になるほどヒラメ裁判官ばかりで、権力に都合のいい判断を下そ うとする。自民党政権との長年の癒着があるから、最高裁は違憲判決なんて絶対に出さない。政権交代しないかぎり、司法と政治の闇にメスを入れることはでき ません」(政治評論家・本澤二郎氏)


 そもそも政府は地裁の運転差し止め決定を尊重する気などサラサラない。菅官房長官は9日の会見で「原子力規制委の判断を尊重して再稼働を進める方針に変わりはない」と宣言。

安倍首相も昨夕の会見で「地元の理解を得ながら再稼働を進めるという政府の一貫した方針に変わりはありません」と言っていた。


「要するに、地裁の差し止め決定はガス抜きでしかない。国民の間で脱原発を望む声が多いから、選挙への影響を考えて、今は差し止め決定を出させておく。ど うせ異議審や上級審で覆せるという権力側の思惑が見え隠れします。残念ながら、この国には三権分立なんて存在しないのです。司法と行政がグルになって、政 権に都合のいい判断を積み上げ、国民の利益は最終的に無視される。特権層の側に有利な判断を下すのが上級裁判所の仕事になっている。法の下の平等という憲 法の理念は踏みにじられ、民主主義がないがしろにされているのです。法治国家として、こんな恥ずかしいことはありません」(本澤二郎氏=前出)


■司法判断を都合よく使う姑息


 それは、辺野古の問題も同じだ。政府は4日、米軍普天間飛行場の辺野古移設を巡る代執行訴訟で、福岡高裁那覇支部の和解案を受け入れると表明。メディア は「電撃的和解」などと報じたが、こんなもの、ただの先送りでしかない。沖縄の意見を聞く姿勢があるかのように見せる選挙向けの目くらましだ。選挙後に再 び強権的に移設を推し進めるのは目に見えている。

その証拠に、安倍は和解勧告の受け入れを表明したその場で、「辺野古への移設が唯一の選択肢であるとの国の考え方に何ら変わりありません」と断言。結論は 決まっているのだ。しかも、すぐさま埋め立て承認取り消しを撤回するよう、沖縄県の翁長知事に迫った。話し合いをする気などサラサラない。これのどこが和 解なのか。


 さらに怪しいのは、安倍が「司法判断が下された場合には、国も沖縄県もその判断に従う。そして互いに協力して誠実に対応することで合意した」と言ったことだ。


 裁判所は必ず国に有利な判断を下す。それに沖縄は従わなければならない。司法判断をタテに、辺野古移設を強行する魂胆が見てとれる。


「一般論として、統治と支配の根幹に触れるような裁判では、権力寄りの判断をする裁判官が多い。本来は個々の裁判官が法と良心に従って判断すべきなのです が、残念ながら、そういう勇気ある裁判官は少数派なのが現状で、それは、この国の司法の構造的な問題でもあります」(瀬木比呂志氏=前出)


 憲法を無視し、他方では司法判断を都合よく使う。そういう政権に任せておいていいのか。そこが国民の側にも問われている。

 


政治資金めぐり疑惑数々…“汚水せん”林経産相の黒いカネ

2016年03月14日 | 浮き事

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/177188

NHK番組で福島原発の汚染水を「汚水せん」と連呼し、大臣としての資質はもちろ ん、政治家としても落第点が付いた林幹雄経産相。だが、国民をア然とさせる仰天事実はこれだけじゃない。10日の参院経産委で、林大臣の政治資金をめぐる 「多額の私物化」「脱税」「買収」の重大疑惑が追及されたのだ。


 民主党の安井美沙子参院議員は、林大臣がそれぞれ代表を務める「自民党千葉県第10選挙区支部」と政治団体「大樹会」の政治資金収支報告書 (2012~14年度)の使途を調査。するとクビをかしげたくなる支出が複数見つかったという。とりわけ不可思議なのが、支部と団体の両組織から毎月、林 大臣個人に「組織活動費」や「活動費」名目でカネが支払われていたことだ。


 確認できるだけで、3年間で実に計272万円余りを支出。安井議員が委員会で、このカネについて「雑所得として申告をされていたのか」と質問すると、林大臣は「所得申告はしてございません」と答弁した。


 支部が林大臣個人に対し、12年に800万円、14年に850万円をそれぞれ「寄付」していることも不可解で、これについて林大臣は「心当たりがありま せん」と答えたからビックリだ。領収書には林大臣自身が書いたとみられるサインも残っているうえ、一度に1000万円近いカネを受け取りながら、「覚えて いない」とは、どういう金銭感覚なのか。これじゃあ、きちんと確定申告していたとは到底思えない。政治資金の私物化だけでなく、脱税の疑いだって出てく る。


 “怪しい”支出はまだある。地元選挙区で頻繁に行われた会合の「飲食代」や、「贈答品」の送り先だ。例えば、14年12月23日付で、三越伊勢丹日本橋 本店に「贈答品購入費」として計上された50万円について、安井議員は「商品券ではないか」と追及。林大臣は「中身に対しては細かくは覚えていません」と トボケていたが、選挙区内の有権者に飲食をふるまったり、商品券を配ったりしていれば公選法違反(買収)で即アウトだ。


「林大臣は『見直すべきところがあれば当然見直していきたい』と言っていたが、両手を後ろで組んだり、指を動かしたりして終始、落ち着かない様子でした。答弁もシドロモドロで、よほど突っ込まれて困ることがあったのでしょう」(委員会出席議員)


 安井議員があらためてこう言う。


「林大臣はノラリクラリ答弁していましたが、政治資金のいい加減な使い方に国民の目が向くことに意義があると思います」


 “口利きワイロ”疑惑で辞任した甘利前大臣といい、林大臣といい、経産相に就く自民党議員は皆、カネに汚い。