父が苗を初市で買ってきて植えていました。
半世紀以上も前のことです。
その五葉松の剪定をしました。
赤くなった古葉がいっぱい
赤い葉が下の枝に積もるのでシートを掛けます。
脚立に道板を渡して準備完了
まず頭の部分完了
まるで床屋さん
驚きました。
密集した枝に毛虫がいっぱい付いていたのです。
たったこれだけの部位に、ナント…
毛虫を駆除しながらの剪定となりました。
時間がかかります。
なんとか上の方だけ仕上がりました。
ビフォー
アフター
午後から始めた作業、日没でタイムアウト
翌朝
やり残した下の方の作業にかかりますが、棚が広くて手が届きません。
道板では長さが足らなかったので梯子を渡しました。
午後3時 作業終了
完成
先週剪定していたもう1本の方
2本剪定するのに、延べ3日かかりました。
落とした古葉や枝葉
コンテナが足りず
畑の隅にも捨てたのも
冒頭にも書きましたが、この五葉松は父が初市で買ってきた苗が生長したものです。
初市というのは、江戸時代から続いている島原の伝統的な市で毎年3月に開かれます。
島原城の周りに、植木屋さんや鍛冶屋さん等の出店が並びました。
初市は霊丘公園に場所が移りましたが、今でも島原に春を告げる行事として多くの人で賑わいます。
年中忙しそうにしていた父ですが、初市には仕事の手を休め買い物をしたのでしょう。
晩年まで仕事に明け暮れた父、その父の趣味が植木でした。
父が遺した植木、管理が大変で負の遺産と感じるときもありましたが、余裕がある今、剪定作業は父を偲ぶ大切な時間となっています。
また、剪定もハマると面白くて趣味の一つになりそうです。
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