詞

君が満ちる頃
僕は消えてゆく


鮮やかな様で
ぼんやりとしたこの色


昨夜の君はこんなに輝いていなかったのにね


一日で君はとても美しく変わって、皆を魅了したんだ


僕が君を包んでいると思っていたけれど、そうじゃなかったんだね


君はとても明るくてあったかくて優しい


僕は君に包まれて此処に存在している



出来るのであれば
君が満ちる頃
僕も満ちてゆきたいな


世界が終わるまで、君と僕は寄り添い続ける


決して重なりあう事は無いけれど、寄り添い続けるよ


これが君と僕の一番良い距離


君と僕がずっと一緒にいられるたった一つの方法



詩／Ｍａｏ