歌詞浮かんだわよ

冷えた心を温めてくれました
頬につたう涙を優しく拭ってくれました

高みを目指す貴方を見送る日々
雄大な山を見ては胸を震わす

貴方に逢えぬ月日は貴方の身を案じ、想いを馳せる事しか出来ません
それ故、貴方に逢えた夜は 雲に隠れた月をも姿を現すのです
今を大切にしたい
離れたくない

何が起こるか分からないこの時代
貴方は今日も出て行ってしまうのですね
残り香を抱きしめて身を縮めれば 貴方への想いが確かなものだと気が付きました

今宵の月は今までの何よりも美しいです
貴方が此処にいるから 月が輝くのでしょう
貴方がいるから私は此処で生きているのでしょう

何も変える事など 出来ぬこの時代
心を捨てて今日も出てゆく愛しい人
心を焦がす事だけなのでしょうか
貴方の傍に置いてもらいたい
覚悟は出来ています

様々な想いが交錯して大きな円となる
私は心を隠して地に生きましょう

もし 貴方が体をなくしたら
私が貴方となります

強く強く生き抜きます


作詞・作曲/古都乃 真緒