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法華経「見宝塔品第11」にこの世で一番大切なことが書いてありました。

2021-08-09 15:39:00 | 日記
 先日から『マンガで解きあかす法華経 上』を読んでいます。

マンガと言ってもイラスト入りの解説という意味です。

私はこれが初めての法華経の本なので、他の本の内容は知りませんが、この本を読む度、魂が震えています。

本当に素晴らしい書物や本と出会うといつも思うのですが、今回も「この本と出会うために今までの全てがあった」と感じています。

あまりにもありがたい教えで、ご縁のある方に一人でも多くお伝えできたらと思います。

まず、法華経の冒頭に「仏とは自分の魂のことである」とありました。

私たちは、仏というと仏陀のことだと思っていますが、自分の魂のことも仏と言います。

その理由は、魂は全てを知っている存在だからです。

私はずっと自分の魂を磨く、と思ってきましたが、間違いでした。

磨くのはこの肉体に宿る精神のことで、魂は超次元にある真我であり、何でも知っている存在です。

天河先生から、「魂は8億光年彼方にある」と聴いていましたが、ここより何次元も上の世界だと思います。

この世に生きている間に魂意識に目覚める(自分は魂の存在であると気付くこと)がとても重要な意味をもってきます。

「いのち」の意味を悟るということは、この世の一生だけの問題にとどまらず、この世を超えた死後の未来、永遠にわたって決定的な幸、不幸を分けるものとなります。

人間は死ぬ時の意識の有り様によって、進化の次元へと上昇していく者と死後の「中有」と呼ばれる意識次元へとさまよいこんでいく者とに分かれます。

「魂は永遠に進化していく」ということを知らずに肉体の死を迎えた場合、「中有」の世界へと迷い込み、恐怖と苦痛に満ちた「中有」の世界へ引きずり込まれます。

それでも、そこで魂意識に目覚めることができれば、瞬時に「中有」の世界から脱することも可能ですが、身体をずたずたにされたり、骨をぶち砕かれたりする激痛と恐怖の中で、進化の意識に目覚めることができるでしょうか。

意識の全てが苦痛と恐怖の中に塗り込まれ閉ざされてしまうことでしょう。死んでからでは手遅れなのです。

この世の命そのものが、苦の宿命としての輪廻の中の一点です。

前世の終わりと共に迎えた「中有」の世界で「いのち」の意味を悟ることができなかったがゆえに、そこから輪廻してこの世にまた、苦の宿命を顕しているのです。

この一生の生きている間こそが、魂の自覚に目覚め、自らの「いのち」の意味を悟る「今やその時、その機会なり」なのです。

身体をズタズタにされたりという苦痛に比べれば、この世の苦痛はそこまでのことはないでしょう。

しかも死後は肉体がないのですから、ズタズタにされてもゾンビのように復活し、何度でもズタズタにされるのでしょうね。

そこでどのくらいの長い間次のチャンスを待つのでしょう。

次のチャンスとは、肉体をいただき、この世にもう一度生まれるということです。

生まれる前に計画を立てますが、生まれると忘れる宿命です。

それほどひどい境遇に置かれたものが、次こそ絶対悟って解脱するぞ、と思うのですから、相当の覚悟を持って精神を磨き上げる意志で生まれてくるのは間違いないでしょう。

だからこの世の苦しみは存在するのです。

人は世俗に染まるとあの世での苦しみを忘れます。

そしてここがすべてのように生きてしまいます。

もし、何も起こらず、今回も何も悟れず、自分が魂の存在で進化の過程にある永遠のいのちだと思い出すことができなかった場合、その魂の後悔はどれほどのものとなるでしょう。

でも、人生でどん底と思われるほどの苦しみを経験したらどうでしょう。

ほとんどは、人生の意味を問い直すこととなるはずです。

なぜ自分は生きているのか、生きることの意味は何なのか、など。

そうすると必然的に自分が魂の存在だと気づけるようになるのです。

だから苦しみは恵みであり、超次元に存在する自分の魂の命がけの贈り物なのです。

仏陀(お釈迦さま)は前回の昼の時代の最後にお生まれになって、この先2,500年、夜の時代が続くことがわかっておられました。

だから人々に仏教を遺されたんです。

夜の時代の人々の心の拠り所となったでしょう。

しかし、真の意味は、今、昼の時代を迎えた私たちに向けたメッセージだったのかもしれません。

過去世において法華経の意味を理解できるほどエネルギーのない世界で何度も生まれ変わり苦しんできた魂たちが、やっとその意味を悟り、いのちの真理を自覚し、進化の次元へと上昇していける機会を得ました。

その手段として瞑想が勧められています。

瞑想と共に娑婆世界は清浄となり、チャクラが輝き、この世に関わる雑念が消え、心の起伏がなくなり、喜怒哀楽、不安、悩みから離れ、意識が内なる次元に向けられ、超次元に見開かれた意識となり、進化の霊力と繋がる、とありました。

すぐかっとなって怒ったり、少しのことで落ち込んだり、文句を言ったり、いわゆる煩悩のまま、この世を去ると、その振れ幅がもっと大きくなるということです。

だから、この世にあるうちに、心を平静に清浄に保つよう自分の精神を整えておくことが大切です。

実際、これらの実践はあの世への功徳より以前に、この世にあるうちに、その恩恵を受けるようになります。

心が整えば全てが整う、ということです。

引き寄せようと思わずして、引き寄せは起こるということです。






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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (MY)
2021-08-10 13:52:23
素晴らしい境地ですね。
魂レベルで生きるとは、次元上昇するということ。釈迦のいう解脱であり、輪廻から抜けること。そのためには自分軸であること。自分につながれば向こうから魂の望んだものがやってくる。このメッセージがあちこちから来ています。
法華経を聴くといいですよね。私も最近、お寺のお仕事で法華経を聴く機会があったのですが、仕事を忘れて聴き入ってしまいました。
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Unknown (behonestasmyself)
2021-08-13 09:50:34
マンガで解きあかす法華経、とっても気になったので上下巻まとめて購入してしまいました。

今日届いたんですけど…思ったよりだいぶ分厚い!笑

読むの楽しみです。
たしかに、マンガで…っていうイメージよりはだいぶ文字多めですね。

時間かけてじっくり読みたいと思います (^^)
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Unknown (maria130)
2021-08-13 12:06:24
@behonestasmyself 読みやすいので、意外に速く読めてしまうと思いますが、じっくり噛みしめながら味わいながら、行きつ戻りつ読んだ方が腑に落ちるかもしれません。
楽しんで読んでみてください。
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Unknown (behonestasmyself)
2021-08-25 14:14:12
少しずつ読みすすめてるのですが、

とっても面白いです。

当然ですが、
ものすごく深い。
それを、
ここまで、読みやすく
噛み砕いて…

素晴らしい著書だと思います。

ご案内くださり、本当にありがとうございます。
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Unknown (maria130)
2021-08-26 08:03:36
@behonestasmyself きっと出会う時が来ていたのでしょうね。
私も出会えて幸せだったと思いました。

下巻の最後にお釈迦様の生涯が記されていました。

悟りを開かれて、この世の話とあまりにかけ離れていて、きっと誰に話しても理解してもらえないだろうから、自分一人で解脱しようと思われていたところ、導きがありました。

自分の悟ったことを、何とか人々のために伝えていくことが、慈悲なんだと思われ、身体が弱り、弱った身体を引きずるまで、この世にとどまってくださいました。

出会えていないだけで、素晴らしいものが、まだたくさん、この世界にはある、そう思います。

そして自分を磨き、心を整えていけば、必ず導いてもらえると思います。

苦しいことは、砥石です。

自分を本来の自分に戻してくれます。

そして、その先には、魂が本当に望んだ人生が待っています。

だから、生きることは、やっぱり素晴らしいことなんだと思います。
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