つれづれまりん

いたずら白猫マリンの気ままな日常 を経て、
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性暴力被害にあうということ

2019年10月08日 | 学習ノート3
前記事のつづきです。

「性被害のトラウマへの対応」 より
  白川美也子氏
  (こころとからだ・光の花クリニック 院長)
  2014年2月の講演
  (少々古くてすみません)


◎性暴力被害、性虐待被害の特徴
・不意打ち、予期されぬ出来事
・その後に対応しなければならないことの多さ
 (身体的な対処ほか)
・スティグマ性、強姦神話
 (性的暴行に対する間違った信念)
・自責(私があそこにいたから・・)
・恐怖、恥、罪悪感など特有の感情
・急性解離の症状
 (何が起きているか分からない 等)
・被害者、支援者双方の戸惑い
 (こんな話を聞かせてしまう、
 聞いてしまう・・)
・性暴力について語るとき、
 通常はだれにも話さないセックスに関連した
 表現・語彙を使わねばならない。


◎性暴力被害者支援に必要な資質
・危機介入能力
 (適切なリファーができること)
 (強い悲嘆、怒り、絶望にふれねばならない)
・聞く側の体制づくり(聞く方も傷つく)
  関与者による分かち合い
  マニュアルを作る
・受容傾聴。
 分かりやすく端的に。
 被害の性質、被害者の苦痛の性質を知る。



◎(性的な)DVについて
・望まない時間帯、方法、状況での行為の強要、
 妊娠や人工妊娠中絶の強要、避妊をしないこと、
 子どもの前での性行為の強要、性的な非難 等々
・妊娠中の暴力が原因の、切迫流産、死産

・「食べさせてやっている」ことと
「性行為をする」ことが
 強制できる交換条件となっている場合が多い。
 「しないからいけないんじゃない」と周囲が考える場合も多い。
・自分の人生と身体に対する女性の自己決定を冒す重大な問題。



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『そんなことするヤツは・・』

『許さないぞー!』

マリンちゃん、頼もしいね。

(2019年4月中旬 撮影)




本研修会では、この後、
治療者対象の詳しいお話がありました。
資料を見返すと、
こんなにも専門的で具体的な話を聞いていたのかと、、、
当時、仕事に直結していたわけでもないので、
ほとんど忘れいていました (-_-;)

今回、資料整理して、
この話を聞いていたってことを
確認できただけでも◎といたします (^_^;)

長くなるので、ここでは割愛し、
次記事以降、
「子どものトラウマ」「代理受傷」について、
まとめる予定です。





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