・心理学では、心理的な現象を説明するための法則や理論を、
データに基づいて構築していく。
・原因と結果の関係(因果関係)が重要。
〇実験法
・原因となる独立変数を実験者が操作(実験条件の設定)し、
その操作によって、結果となる従属変数の値が変化すれば、
独立変数と従属変数の間には、因果関係があると考える。
*剰余変数(交絡変数)
・独立変数だけが、従属変数に影響を与えるとは限らず、
実験者には関心ないが、従属変数に影響を与えるもの。
・個体差、繰り返すことによる慣れ、等
・剰余変数の統制のために、
剰余変数の除去、恒常化、剰余変数の効果の均衡化が行われる。
*統制群法(実験参加者間計画)
・「剰余変数の効果の均衡化」で利用される。
・実験群(独立変数の効果が加わった群)と、そうでない統制群を設定し
実験参加者を、両群に無作為配分する。
・他に、試行順序の無作為化、カウンターバランス 等
*実験者効果
・実験者自身が考えている仮説が支持される方向にふるまってしまう。
*要求特性
・実験参加者に、このようにふるまうことが期待されていることが伝わること。
・実験法は、人為的条件を設定して行われるため、
結果を現実世界に適用可能かどうかの生態学的妥当性が問題。
〇質問紙調査法
・個人の心的特性を測定するために利用されることが多い。
*心理尺度(テスト):心的特性を測定する質問項目群のこと。
*評定尺度法(評定法):回答に、程度などを段階で評定を求める。
・回答者が、意図的に解答をゆがめることも可能。
・研究目的や結果の一般化を考慮して、調査対象者を決める。
・信頼性:誤差の分散が小さい・・精度が高い。
妥当性:測ろうとしている構成概念を適切に測っている。
〇観察法
・対象の行動を注意深く見ることによって対象を理解する方法。
*自然観察法:自然状況下、条件を統制しない日常場面における行動を観察。
*日常観察法:日常生活の中に偶然に起こった行動を観察。
*組織的観察法:一定の目標や理論的枠組に従って計画的に実施。
*実験観察法
・一定条件下で、ある行動に影響すると考えられる条件を
系統的に変化させ、それに伴う行動の変化を観察。
*時間見本法:一定時間内に生じる行動を観察。
*場面見本法:研究対象とする行動が反復して生じる場面を選んで観察。
*事象見本法:ある特定の行動に焦点を当てて、生起―経過―結果を観察。
*日誌法:特定の個人を一条的な行動の流れの中で観察。
*行動目録法:あらかじめ決めた行動カテゴリーの行動頻度を記録。
*評定尺度法:行動の特質を段階でとらえる。
*行動描写法:生じた行動について状況を含めて系統的、詳細に記録。
・結果の一般化を考慮して偏りのないように、観察対象者を選ぶ必要。
・現象の記述や符号化に、明確な基準や定義が必要。
・観察者バイアスの存在に注意。
(対象者の日ごろの印象に基づいた評定や、研究仮説に沿った符号化)
・信頼性:コーエンのカッパ係数によって検討
(複数の観察者の行動の分類や評定の一致率)
・妥当性:扱っている行動が、問題としたい構成概念を反映したものか。
〇面接法
・相互的コミュニケーションを通じて情報を収集する方法。
*調査インタビュー(質的研究)
聞き手と語り手の間での言語を媒介とした相互交流から、
質と量ともに深くて豊富なデータを収集。
*構造化面接:質問内容や順序がどの面接対象者であっても、同一。
*半構造化面接:質問内容は大枠で決まっているが、
順序や尋ね方は、面接対象者との対話の流れで変える。
*非構造化面接:語りのきっかけとなる質問を準備する以外は、
面接対象者に自由に語ってもらう。
・1対1で行う個別面接と、グループインタビュー法
・録音等の一次資料を文字化しトランスクリプト作成し、質的分析をする。
*グランディッド・セオリー法:データの概念化やカテゴリー化を重視。
*シークエンス分析:時間的な連続性を重視し、現象の構造を明らかに。
*ディスコース分析:語り手の語りを中心として分析。
*会話分析:語り手と聞き手のやりとりを重視する。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『また、難しくなってきたな・・』
まったくです・・(@_@;)
・・・アマゾンの箱は、とりました・・ (^_^;)
(本年 7月中旬 朝 撮影)
データに基づいて構築していく。
・原因と結果の関係(因果関係)が重要。
〇実験法
・原因となる独立変数を実験者が操作(実験条件の設定)し、
その操作によって、結果となる従属変数の値が変化すれば、
独立変数と従属変数の間には、因果関係があると考える。
*剰余変数(交絡変数)
・独立変数だけが、従属変数に影響を与えるとは限らず、
実験者には関心ないが、従属変数に影響を与えるもの。
・個体差、繰り返すことによる慣れ、等
・剰余変数の統制のために、
剰余変数の除去、恒常化、剰余変数の効果の均衡化が行われる。
*統制群法(実験参加者間計画)
・「剰余変数の効果の均衡化」で利用される。
・実験群(独立変数の効果が加わった群)と、そうでない統制群を設定し
実験参加者を、両群に無作為配分する。
・他に、試行順序の無作為化、カウンターバランス 等
*実験者効果
・実験者自身が考えている仮説が支持される方向にふるまってしまう。
*要求特性
・実験参加者に、このようにふるまうことが期待されていることが伝わること。
・実験法は、人為的条件を設定して行われるため、
結果を現実世界に適用可能かどうかの生態学的妥当性が問題。
〇質問紙調査法
・個人の心的特性を測定するために利用されることが多い。
*心理尺度(テスト):心的特性を測定する質問項目群のこと。
*評定尺度法(評定法):回答に、程度などを段階で評定を求める。
・回答者が、意図的に解答をゆがめることも可能。
・研究目的や結果の一般化を考慮して、調査対象者を決める。
・信頼性:誤差の分散が小さい・・精度が高い。
妥当性:測ろうとしている構成概念を適切に測っている。
〇観察法
・対象の行動を注意深く見ることによって対象を理解する方法。
*自然観察法:自然状況下、条件を統制しない日常場面における行動を観察。
*日常観察法:日常生活の中に偶然に起こった行動を観察。
*組織的観察法:一定の目標や理論的枠組に従って計画的に実施。
*実験観察法
・一定条件下で、ある行動に影響すると考えられる条件を
系統的に変化させ、それに伴う行動の変化を観察。
*時間見本法:一定時間内に生じる行動を観察。
*場面見本法:研究対象とする行動が反復して生じる場面を選んで観察。
*事象見本法:ある特定の行動に焦点を当てて、生起―経過―結果を観察。
*日誌法:特定の個人を一条的な行動の流れの中で観察。
*行動目録法:あらかじめ決めた行動カテゴリーの行動頻度を記録。
*評定尺度法:行動の特質を段階でとらえる。
*行動描写法:生じた行動について状況を含めて系統的、詳細に記録。
・結果の一般化を考慮して偏りのないように、観察対象者を選ぶ必要。
・現象の記述や符号化に、明確な基準や定義が必要。
・観察者バイアスの存在に注意。
(対象者の日ごろの印象に基づいた評定や、研究仮説に沿った符号化)
・信頼性:コーエンのカッパ係数によって検討
(複数の観察者の行動の分類や評定の一致率)
・妥当性:扱っている行動が、問題としたい構成概念を反映したものか。
〇面接法
・相互的コミュニケーションを通じて情報を収集する方法。
*調査インタビュー(質的研究)
聞き手と語り手の間での言語を媒介とした相互交流から、
質と量ともに深くて豊富なデータを収集。
*構造化面接:質問内容や順序がどの面接対象者であっても、同一。
*半構造化面接:質問内容は大枠で決まっているが、
順序や尋ね方は、面接対象者との対話の流れで変える。
*非構造化面接:語りのきっかけとなる質問を準備する以外は、
面接対象者に自由に語ってもらう。
・1対1で行う個別面接と、グループインタビュー法
・録音等の一次資料を文字化しトランスクリプト作成し、質的分析をする。
*グランディッド・セオリー法:データの概念化やカテゴリー化を重視。
*シークエンス分析:時間的な連続性を重視し、現象の構造を明らかに。
*ディスコース分析:語り手の語りを中心として分析。
*会話分析:語り手と聞き手のやりとりを重視する。
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『また、難しくなってきたな・・』
まったくです・・(@_@;)
・・・アマゾンの箱は、とりました・・ (^_^;)
(本年 7月中旬 朝 撮影)
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