つれづれまりん

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教育に関する心理学

2018年08月31日 | 学習ノート2
〇教育現場において生じる問題とその背景

*内発的動機付け
 ・内面から湧き上がってくる興味・関心や意欲に動機づけられている状態。
*外発的動機づけ
 ・外からの刺激による動機づけ。
  ex.「宿題やらないと怒られるから」「テストがあるから・・」

*自己効力感(バンデューラ)
 ・人間の行動を決定する重要な要因。
 ・自分が行為の主体であり、自分が行為を統制しており、
  外部からの要請に対応できるという確信、のこと。
 *結果予期:ある行動がある結果を生み出すという推測。
 *効力予期:ある結果を生み出すために必要な行動をうまくやれる確信。

参考記事 : 「知覚・認知・学習」 「言語・感情・人格」

*原因帰属(◎ハイダー):ある結果の原因を何に求めるか。
 ・内因帰属:その人自身の要因。ex.「自分に力がなかった・・」
 ・外因帰属:運・不運・社会的環境的要因。ex.「たまたま運がよかった」

*適正処理交互作用(◎クロンバック)
 ・学習者の「適正」と教師の「処遇」には交互作用があり、
 ・両者の組み合わせによって学習効果が異なる
 ・個人差に対応しようとする学習理論。
 ・すべての児童生徒に合う学習指導法を求めず、
  一人ひとりの適性に応じてその方法を変えることがよい。

*セルフモニタリング
 ・自分の行動と、そのときの気分、達成度、満足度などを、
  詳細に自分で観察、記録すること。

*学習性無力感
 ◎Seligman (セリグマン)が犬による研究で発見。
 ・抑うつや無気力症(アパシー)の形成モデル。
 ・反応と結果に随伴性がない場合に陥る。
   こちら → 「学習」

*不登校
・1932年「怠学」(◎ブロードウィン):怠けの亜類型
・1941年「学校恐怖症」(◎ジョンソン.A):母子関係
・1948年「登校拒否」(◎ワーレン)母子関係、分離不安のみでなく様々な要因
・1999年から、文科省は「不登校」と呼ぶ
 「何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、
  児童生徒が登校しないあるいはしたくともできない状況」

・学級崩壊、いじめ、非行
 ・特別な援助ニーズを持つ子ども。

*ピグマリオン効果: 期待 → 熱心な指導 → 学力向上。
*ハロー効果: 好意的な印象 → 好意的な判断。
*アンダーマイニング効果: よけいな褒美 → 自発的意欲を低下。

 
*学業不振
・スクールカウンセリング
・教育関係者へのコンサルテーション
・アセスメント

・チーム学校

以上 こちら → 「教育分野における支援」
         「教育分野における支援 その2」


*学生相談
 ・学生をよりよく大学生活に適応させ,個性,能力の伸張をはかるために,
  教育的配慮と科学的方法とによって学生を援助する活動。
 ・それぞれ独自の問題をもつ学生に対して,
  その問題の自主的な選択や決定ができるように助力を与えることが目的。



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『ほらね、身軽なんだ』

そうだね、分かってるよ。

(本年 6月中旬 昼前 撮影)







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