つれづれまりん

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心理学における研究

2018年08月19日 | 学習ノート2
1 心理学における研究倫理

*ヘルシンキ宣言「ヒトを対象とする医学研究の倫理的原則」
・フィンランドのヘルシンキにおいて開かれた世界医師会で採択。
 (1964年6月) (人体実験に対する倫理規範)
・ナチスの人体実験の反省より、医学研究者が自らを規制するために。
・①被験者福利の尊重。 ②本人の自発的・自由意思による参加。
 ③インフォームド・コンセント取得の必要。 
④倫理審査委員会の存在。 ⑤常識的な医学研究であること

・心理学研究も、
 医学研究の倫理指針である「ヘルシンキ宣言」に準じる。
・研究協力者の基本的人権を侵害する可能性について注意すべき。
・研究協力者の心身の安全を確保し、リスクを最小限にするよう努める。

・研究協力者に、研究目的、データの取り扱い、リスク、
 参加の自由、参加中断の自由、同意撤回の自由について十分に説明し、
 自由意思に基づいたインフォームド・コンセントを得る。

*ディセプション
・研究上、本来の目的を偽って行うこと。
・真の目的を伝えることで、研究参加者に「構え」が生じてしまい,
 結果に影響することを避けるために必要な手続き。

・しかし、事後に、必ず,ディセプションが行われたこと,
 それが必要であったことについて丁寧に説明し、
 研究協力者に生じた疑念やストレスを取り除く。
(デブリーフィング)
 その後、データ使用について承諾を得る手続きが必要。

*デブリーフィング
・ある研究や実験が完了したときに被験者に与える説明。
 (その研究が関係している理論の概略,その研究の問題と仮説,
  ディセプションが対象者になされたことの意味 )
・なぜ、ディイセプションが必要だったのかを明らかにすること。




2 量的研究と質的研究

*量的研究
・数量的なデータを扱う。分析の結果の表示も数量的に行われる。
・仮説検証型研究に向いている。

*質的研究
・言語で記述されたデータを重視。
・分析や結果の表示も言語で記述する。
・得られたデータの背景、文脈、時間的流れを重視して、
 データを理解、解釈する。
・仮説生成型研究に向いている。



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『ボクは(片付いてなくても)何にも問題ないけどね・・』

あと少ししたら、徹底的に、きれいにしますから。

・・・アマゾンの箱、まだあるし・・ (-_-;)

(本年 7月中旬 朝 撮影)






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