今日が一番若い日

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不思議な縁

2019-04-06 | 読書

 

Kさまのブログで詳しい書評が載っていたミステリー本 

横山秀夫の「ノースライト」

 

早朝のラジオで紹介していて

買ってからなかなか目を通す暇がなかったが

三日かかって今朝やっと読み終えた

 

主人公は一級建築士= 夫の生業と同じだ

バブル全盛期の需要は半端なく

夜一緒に食事をした記憶は数えるほどしかない

また主人公の父親も職種は違うがダム建設の草分け

過去を懐かしく振り返り

不思議な縁を感じながら

想像の翼を目一杯広げて読み進むことが出来た

 

あらすじは主人公が望まれて設計したY邸に

建て主が住んでいる形跡がない から始まるミステリアスな内容

ブルーノ・タウトの椅子だけが

浅間山を望むように建てられたノースライトの部屋に置かれていた

何度も行きつ戻りつ読んでしまうこの手の本は

恩田陸の「蜜蜂と遠雷」以来か

とにかく面白い本に飢えていたら

お薦めしたい一冊である

 

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