ことばと学びと学校図書館etc.をめぐる足立正治の気まぐれなブログ

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知のアフォーダンス

2005年02月24日 | 知のアフォーダンス
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 このカテゴリーは、半田智久著『知能環境論 頭脳を超えて知の泉へ』(1996、NTT出版)で展開されている開放情報時空「ネオ・アレクサンドリア」の構想を拠りどころに、私なりに独自の解釈を加え、展開し、提案していくために設定しました。
 言語、学校教育、学校図書館というフィールドから、私の思索と行動を報告していきます。


開放情報時空「ネオ・アレクサンドリア(Neo-Alexandria)」
 私たちに必要な情報がコンピュータを介して日常的空間に満たされている状態。私たちはその環境を構築し、その中で共に生きることによって単なる情報取得作業に煩わされることなく、多元的な学びの方向性を獲得し、個々に内在している知恵や技能や創造性といった知とその機能を、より豊かに育む機会を得ることができる。

知のアフォーダンス(intelligence affordance)
「知のアフォーダンスとは、外在知がそれと出逢う人の内在知との関係において取りうる意味と価値、すなわちその個体にとっての知識の可能性を指している。」(半田1996, p.189)
「学習者にとって豊かで理想的な知のアフォーダンスとは、個々の学習者が必要としているものが常に十分に広く自由に開放されていて、そこでの活動に心地よい刺激と触発を受け、そこから先に知的な冒険をしてゆこうと動機づけられること、そしてそのときそれに応じられる環境があることである。」(半田1996, p.216)

知能環境論―頭脳を超えて知の泉へ

NTT出版

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