おじさん山伏です

修験道の修行から見た心の散歩です。
アイヌのアシリ・レラさんからの命名です。
「キムン・マタギ」になりました。

畑田天眞如さんの勉強会10/12

2014-10-21 | 日記

10月12日東京駅八重洲口近くで勉強会がありました。

13時から17時まで畑田先生のお話です。

その1

皆さん部屋に入るときに挨拶をしないで黙って入ってくるのを先生が見られて

「外から部屋に入るときに背中に浮遊霊をしょって入ってきてしまいますのですよ。

挨拶することでその霊は、入ってはいけないと思って入ってはきません。」と。

それから始まりました。

 

最初に、自分が生きていることは一人で生きているわけではありません。

心臓ひとつとって見ても自分で止めたり動かしたりはできないのです。

自分は、沢山の人たちに支えられて生きているのですよ。

僕は、岡野守也さんの「唯識と理論療法」を読んでいます。

畑田先生の言われることが、まさにそのことでした。

 

その本に書かれていることから

「まず「縁起」ですが、釈尊の説いた縁起には二重の意味があると思います。

つまり、十二縁起の縁起と、「すべてのものは関係性、縁によって生起している」という

意味の二つです。(中略)

そして、縁起と無常とが統合的に捉えられると無我ということになります。

この縁起、無常、無我はすべて合理的にも確認できる世界の事実として、

現代人も証明できるものではないでしょうか。」と書かれています。

畑田先生は、無常について具体的に分かりやすく説明してくださいました。

また上記の本に次のように書かれています。

「一人一人の命の中には、無数のご先祖さまの、何百年、何千年、何万年、人類史でいうと、

二百万年、一千万年という努力が込められている。

それを突然、自分の代になって、面白くないとか、意味がないとかいって、

断ち切ってしまっていいのか。そんなことが許されるわけはない、

みんなが努力してきたのに、君だけさぼっていいのか」と。(中略)

「あなたも私も、縁起の世界に生きているから尊いのです。

しかも、その縁起の世界は、すべて結局は宇宙として一体の世界です。」と。

 

畑田先生は、宇宙の広がりは、神様につながってゆくことを話されました。

神様は、優しい心を持った人に降りてくる。

 

その2

言霊の話です。

前回の勉強会で僕と畑田先生との対話で

声として発生している言葉と別に心と心が

話している感じを受けました。

そのことについてお話をお願いしました。

「あいうえを」と

「わゐうゑを」は、表裏一体であること。

先生に質問して時に、自分の深層の中でその答えを

分かっていてそれを引き出して下さるとのことでした。

また、大日如来と不動明王は裏と表だそうです。

畑田先生は、小学生のころ「あいうえお」の意味を

学校の先生に聞いたそうですが、誰も答えてくれなかったので

自分で学んだそうです。

畑田先生は、「あいうえお」と古事記に隠された日本人の歩む道が

書かれていると言われています。

最近、「古神道の本」を読み始めました。

そのなかに言霊の「あいうえお」がありました。

その3

畑田先生は、カラスや木々と話をされることを話されました。

カラスに「あかちゃんはどうしたの?元気になった?」と話しかけたら

小ガラスを連れてきたそうです。

ヨ-ロッパの旅行では、湾で魚に話かかけたら

沢山の魚が寄ってきて廻りで見ていた地元の人がびっくりしていたとか。

先生は楽しそうに話されました。

 

最近、シャンタンさんに紹介された

「悟りってなあに?」(中西 研二さん)を読みかけています。

その中に、「悟りの十二のプロセス」で

仏陀が自分の体験から記した「十二のニダナ」の話があります。

6.至福

その状態になると至福に満ちてきます。

すべての細胞がエネルギ-で満たされている感じです。(中略)

電車の中で会った人がブスッとした顔がうれしいのではなくて、

そこにその存在が存在していることが至福なのです。

つまり、何かがかわらなければいけないのではなくて、

そのままでいいのです。

 

先生とお話しているとそこにいるだけで幸せを感ずるようになりました。

いつも先生に言われます。「あんたは純真だからね」と。

僕は、先生と話をしていると仏陀の十二のニダナのプロセスを学んでいることに気づきました。

十二のニダナは、

1.苦しみ 2.強い信頼感 3.喜び 4.歓喜 5.静けさ 6.至福

7.集中 8.現実体験 9.解放、離脱 10.無欲 11.自由 12.条件付きからの解放

のプロセスがあります。

ありがとうございました。

ごめんなさい。言葉足らずで書いてしまいました。

 

 

 

 

 

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