町並み情景工房

鎮魂の作品と新作

現役(当時)の包丁人が彫刻刀に持ち替えて・・・
 30年前の作品「伊勢漬物のおばちゃん」の紹介!

 商売を始めてから15年ほど、毎日ここの漬物を「日替わり定食」に
使っていました。
トタン張りのガレージを借り、毎朝鳥羽から、始発の
近鉄電車で通っていました、

(ぬか桶に手を突っ込んで・・・リアル!・・・全部木彫りです)

・・・「ン!今日も休み?・・・」
 一週間ほど経って、亡くなられた事を知りました。
休みの日には、海に出て「海女さん」もしていたようで、       
サザエとりの最中、海中で石が崩れ、足を挟まれて、だそうです。
 ご主人から、涙声で報告がきたそうです。

 上の作品はこの後すぐ、鎮魂の思いを込めて仕上げました。
もう30年も・・・昔話に・・・


漬物買いは、友達付き合いをしていた、先年100歳間近で逝った、おふくろの役目”でした、店先で缶コヒー飲みながら…の、二人への、思い出が重なってよみがえり
・・・ちょっとウルッと・・・合唱!。

お盆も終わった今日になって、作品整理時に奥から、でてきました
 露出回数の少ない作品です、
理由は借りている軒先の屋敷が「家族で餅つき」の、設定配置なので、
年末近くが、期間限定展示、他には(鯉のぼり、彼岸花、やぶ椿、桜など)季節もの…も、たくさん”
 
(椿の花は木彫り、幹はツツジ)

今日の「おうち時間」は木! バランスに難”アリで、果実を付けました、
 さてなんの実?に・・・ボチボチと決まります。

 葉っぱは「犬ツゲ」幹は庭の「サツキ」の枯れ枝、果実は木粉粘土
で…。  (注意!犬ツゲの選定は虫が入るので夏はダメ”です)
  簡単な作り方や道具の説明は、またの機会に投稿します。

お盆に間に合わなくて、ごめんなさい。


町おこしのためのジオラマです。

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