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車正吉・桜が駆け巡る

みちのく潮風トレイル5日目〜岩沼市の海岸線を北上

8月12日(水曜日)
宮城県岩沼市 小雨後曇り

午前8時13分発の電車で、仙台駅から岩沼駅まで移動。

9時過ぎから歩き始める。
〈この日のコースマップ〉


本日の歩行距離 約15km

岩沼駅をスタートし、東進する。途中、津波被害を受けた方達が移住された住宅地を通る。
元の集落ごとに、集まって居住区をつくっている由。

海岸近く、元の長谷釜集落跡に銀杏の巨木が立つ。
津波に流されず、屹立している。樹齢300年以上。

神社の傍らに、津波による死亡者の名前が刻まれている。



この辺りから、海岸線沿いに北上開始。小雨が降り続く。



「いわぬまひつじ村」に着く。集団移転の跡地に、青年海外協力協会が羊を試験放牧している。





食用の羊を育てているとのこと。後ろ姿の男性から話をうかがう。仔羊の肉が最も美味しいことなど、楽しいお話しだった。



男性から、防潮堤の上を歩くことが出来ると教えられる。



防潮堤に登り、北上開始。


防潮堤の上、自動車が楽に通れる広さだ。 
太平洋の広がりを実感。





釣り人の姿がちらほら。



陸側に、「千年希望の丘」が距離をとって連なる。



この丘、津波の勢いを分散させる役割りを担う。



防潮堤から降りて、道路を進む。

岩沼海浜緑地に到着。


テニスコート、野球場などが整備されている。

千年希望の丘(相野釜)と交流センターに到着。
交流センター内で、津波被害などのビデオを観る。






岩沼市、非常に大きな被害を受けたことを知る。
センター職員の○田さんと会話。絵本を頂戴する。
津波被害の中で、健気に生きる少年のお話しだ。孫に読み聞かせるつもりだ。




千年希望の丘(相野釜)に登る。


津波の高さが示されている。
驚くべき高さ!

 
千年希望の丘は、全部で15基造られている。
避難場所としてだけで無く、周囲に植樹を続けて、将来的には森が育つことを目指している由。

丘からの眺望。




仙台空港が近い。


鎮魂の気持ちを込めて、鐘を鳴らした。


亡くなられた方々の名前が刻まれている。

仙台空港、ここを今日のゴールに決めた。


ゴールインした時刻、正午過ぎ。涼しい時間帯に、ウォーキングを終える。

ご褒美はこれ。
五臓六腑に染み渡ります。


空港駅から電車で、仙台駅まで帰って来た。















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コメント一覧

masakunsuki
稲葉さん コメント有難うございます。かつて仙台市にお住まいだったのですね。流石東北地方の中心都市、活気があります。
明日も名取市内を徘徊します。暑いので、長い距離を歩くのは避けます。
稲葉です
お疲れさまです。
明日は長町辺りまで歩くのでしょうか?
その昔、仙台市河原町に住んでいました。
懐かしい地名ばかりです。
暑いので身体に気を付けて歩いてください。
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