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車正吉・桜が駆け巡る

休養日、読者三昧〜「サピエンス日本上陸」

8月6日(木) 晴れ 

敦賀市の気温、35℃を超える。
猛暑日だ。

コロナウィルスの新規感染者、今日も3名。
ウィルスは暑さに強いのか!?

【自宅にて完全休養日】 

あまりの暑さに、屋外に出るのを控える。
明日から暫くの間、遠出することもあり、自宅で休養。
大半を読者に充てる。

「サピエンス日本上陸〜3万年前の大航海」を読了。



著者の海部陽介氏は、国立科学博物館人類研究部人類史研究グループ長。
最初の日本列島人の大航海を再現する「3万年前の航海徹底再現プロジェクト」(2016 〜2019)の中心として実行した人物。

凡そ3万年以上前、日本人の祖先(サピエンス)が、どのような手段で海を越えて、日本列島に辿り着いたのか。
このことを確かめるべく、台湾から200km離れた与那国島までを、渡ろうと試みる。
どのような舟(?)で移動するか、試行錯誤。
葦草による舟、竹による舟、そして最後には丸木舟に乗って渡ることに決定する


行くてを、黒潮が阻もうとする。
いろんな分野の人々の叡智と努力そして情熱等が結集され、
丸木舟は与那国島に辿り着く。
昨年7月のことだ。
プロジェクトの開始から、約6年かけて渡航成る。

筆者は最終章で次のように記している。心に残る言葉だ。

「〜そうすると結局のところ、3万年前の後期旧石器時代人は、どういう人たちだったのだろう。彼らのことを探求すればするほど、『私達と何ら違わない人間』というイメージが浮かんでくる。やらなくてもよいことに挑戦する不思議な特質を共有し、私たちより上でも下でもない、同じ人間だ。」

私も別に「やらなくてもよい」ウォーキングを、大いに楽しもうと思う。
明日から、みちのく地方をゆっくりと楽しく歩いて来よう。





 

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