(読了5分)重要度☆ゼロ
・米株、半導体下落
・日本はスタグフレーション懸念(追記あり)
米株、半導体下落
13日場中の米株は
ダウは小幅上昇も、
半導体は下落。
これを受けて
今日14日の日本株も冴えない動きになりそうだなと。
日本はスタグフレーション懸念
昨日は春闘の集中回答日があったのですが、
大手メディアのヘッドラインは
4%超える見通しという見出しがほとんど。
追記
これで円安というのはちょっと驚きなのですが、
米PPIのインフレ懸念が勝ったという感じなのかな?
ただ、中小企業の賃上げ率は4.42%、
ベースアップは2.98%
2023年の物価3.0%を微妙に下回っているので
上がりが出遅れた分、家計は厳しめかなと。
惜しいですねぇ。
しかし、中身として
大企業でベア2.15%でした。
これは2023年通年の物価3%を下回っています。
>消費者物価指数は前年比3.0%上昇
12月実質賃金21カ月連続マイナス、通年も2年連続減=毎月勤労統計
ベアと定期昇給の違い
実際にお給料が物価よりも上がった人は問題ないのですが、
定期昇給分は勤続年数や個人評価に基づくもので、人によって差があります。
また、労働者の7割は中小企業や自営業なので、
大企業のほうが少数派。
中小企業は望み薄
中小企業でも儲かっている黒字企業に対しては
賃上げ要求をガンガンしていくべきですが、
国内販売は物価高と消費の減少で、
全体としては企業利益も縮小傾向だろうなと。
つまり、円安バフで
海外展開している輸出大企業だけが儲かるという構図。
一応、値上げで国内向けの企業も利益を上げていますが、
個人消費が今後も続くかどうか。
これからやや円高へ
今年は米利下げも予想されているので、
円高方向。
大企業が中心の日経平均は冴えない展開になるかなと。
来週の日銀会合でマイナス金利解除、
こちらは織り込み済みで、
1円も動かないのではと。ただ、これも円高材料。
私の動向
バフェット太郎さんその他の主流派は強気なのですが、
私はここで日本株を降りたいと思います。
米半導体もNVDAはまだまだ売り上げが伸びるとは思うのですが、
私のバリュー&高配当株スタイルだとどうにも相性が悪いので、
短期口座のポジションは手じまいしようかなと。
株でなくても、ゴールドなどでも物価高にはある程度は対抗できるので
もうそれで。
積み立て分オルカンは継続中。
以上です!(よくハズレます。最終判断はご自身で)