(読了4分)重要度★★☆☆☆
・いつもの米株概況(14日)
・今日の日本株予想
・米景気は鈍化、しかし物価PPIは上
NVDA、半導体を中心に米株は下げ。
米株14日(NY時間16:20)
ダウ -0.35%
S&P500 -0.29%
ナスダック -0.30%
日経先物 -0.59%
半導体SOX -1.75%
NVDA -3.24%
米10年債 4.29%(+2.43%)
原油 80.5ドル(+1.64%)
https://sekai-kabuka.com/
日本株は先んじて調整し、しかも昨日は後場で反発したので、
チャートで見て
25日移動平均線で上に反発する可能性もゼロではないなと(買わないですが)
日経平均株価(225種)の株価チャート|日足・分足・週足・月足・年足|株探(かぶたん)
ただし、ここを下に抜けてしまうと、
今度は75日移動平均線の36000円まで調整する可能性もありそう。
追記 半導体はヤバそう
バイデン政権の圧力もあり、
アメリカは年内に利下げ観測のため、
140円台前半への円高が主流派のシナリオだったはずなのですが、
このところ米10年債の利回りが(以下、「金利」と省略)
4.29%へ上がってきており、やや円安。
なおかつ、本来は逆相関であるはずの株価が乖離して上昇していたため、
それってやっぱり(米株が)バブル気味だよね、という印象。
岡崎良介氏も、株価と金利の乖離の点を指摘されていました。
ここで紹介しそこねたのですが、
そろそろ株価調整と何度もご指摘。
バフェット太郎さんは、
「3月は調整で下げてくるので
押し目買いのチャンス。
NVDAは600ドル台もありうる」
そういう意味合いです。
(説明不足だったかも。ご本人の動画を見てもらうのが一番良いのですが。
お忙しいサラリーマンさんがチラ見で戸惑っておられたら、
申し訳ないです。以後、時間軸の意識を心がけたいと思います)
米景気は鈍化、しかし物価は足踏み中
木曜の米小売売高はコアで、
市場予想0.5% 結果0.3%と弱め。
一方で、
PPIは、予想1.9% 結果2.0%
1月まではほぼ一直線に下がってきた物価の勢いが
ラストワンマイルでしぶとくなってきたため、
FRBは利下げに慎重姿勢。
米PPI、2月は予想上回る大幅上昇-インフレ持続の新たな兆候
来週3月FOMCは据え置きが95 99%の予想、
100%利下げは無いだろうなと。
6月か7月に一回利下げがあるかどうか、という印象。
市場の予測は4月5月6月あたりで合計4回。
https://www.cmegroup.com/markets/interest-rates/cme-fedwatch-tool.html
(CME Fed Watch)
不気味なのは……サマーズ元財務長官が
利上げも15%の確率でありうるよと
まだ可能性を捨てていない点。
今回の利上げもFRBの後手を早くから
指摘されておられた天才なので、
中立金利が4%近いという彼の指摘通りならば、
FRBが3回利下げしたあと、
来年あたりに物価と市中金利が再上昇して
債券も株も大暴落みたいな波乱がありそうで
おっかないです。
70年代オイルショックの悪夢。
機関投資家のモハPさんも、順調な利下げの後を
心配されていました。
トランプ氏が再選しそうなので、
減税+移民規制+関税UP+中東戦争の
4連コンボで
米10年債金利は6%どころか、
二ケタへ上がっちゃうのではと。
ま、これはチキン派の解釈シナリオなので
15%の確率、逆に言えば
85%の確率でハズレて大丈夫なので、
過度に心配にならないほうがいいですね。
まだ先の話ですし。
今週の新規失業保険申請件数は
予想 21.8万人
結果 20.9万人
経営者は米景気の先行きに強気のご様子。
これは失業率の先行指標でもあるので、
引き続き注視したいと思います。
以上です!
(チキンバイアスがかかるので話半分で)
私の昨日までの株売買益 +29,918円
今日の債券利金 +46,987円(みずほドル建て)
(一昨日NVDA損切り、昨日は1651高配当を利確。
短期口座はゴールドとキャッシュ100%で株ゼロ
株トレード成績 年初来+4.28% この歴史的大相場で(;´Д`))