ほぼ日記

ステルスQT実施! 日本のマネタリーベースが減少! 円高へ

知っていた人にとってはサプライズでも何でも無いのですが、

11月2日発表の日本の10月マネタリーベースが減少中です。
(出典 日銀)
https://www.boj.or.jp/statistics/boj/other/mb/base2210.pdf

季節調整分

 9月 -36.2%
10月 -33%

マネタリーベース = 「世の中の現金」 + 「銀行が日銀に強制的に預けさせられているお金」

もっと分かりやすく書けば 「みんなが使えるお金」 + 「みんなが使えないお金」のこと。

早い話が、QT金融引き締めです。
分かりやすいグラフが、23:13秒頃から

さて、マネタリーベース減ったらどうなるの?ですが、
マネーストックが減ります。

信用乗数 = マネーストック ÷ マネタリーベース
ここから、
マネーストック = マネタリーベース × 信用乗数
が導き出せます。
(※信用乗数が一定である場合)

このマネーストック(昔はマネーサプライと呼ばれていましたが)は
なんぞやというと、 

個人企業持っているお金」です。

やっぱり引き締めですねぇ。

日銀は為替を犠牲にしてでも(介入はやっていますが)
緩和第一かと思っていましたが、そうでもなかったようです。

 

そうと知っていれば151円でドルを利益確定して、
円高になってから米国債を買ったのに……無念。
(いや、151円の時にピークと読めたかというと読めませんでしたね)

動かせるドルを持っている皆さんは今のうちに円に替えておいたほうが
いいかもです。(私は定期預金+外貨建て債券なのでもう動かせない……)

11月10日10時発表の米CPIで円高が加速するかも。
(私は9割の確率でインフレ鈍化を予想します)
逆でも、12月利上げ1%は市場関係者が誰も予想していないので、

追記 JPモルガンが想定はしているようです。

 

ウォール街は備えを、JPモルガンが米CPI後の作戦計画-株急落も

米中間選挙の結果がまだ確定しない中、ウォール街は次のイベントリスクに備えている。現行の米利上げサイクルに大きく影響する米消費者物価指数(CPI)の発表だ。

Bloomberg.com

 

ほぼほぼ無い妄想シナリオだと思います
(私が予想したシナリオですが……(;´Д`)。

もうバイデン政権はボロ負けレームダックは確定ですしね。
(意外にも接戦でしたね…トランプ氏の出馬表明匂わせがかえって反対派の勢いを増したのかな?)
当局者も次期トランプ大統領に睨まれない行動を取り始める気がします。
(欧州もグローバリストは劣勢、英国ではバリバリの金融グローバリストであろうスナク氏が再逆転して勝利していますが)

トランプ大統領時代は、貿易赤字を敵視していたので、
同盟国であろうと円安許さない方向へ行くと思います。
つまり円高ですね。トヨタ株は下げそう。

あと、トランプ大統領だと、メキシコペソもヤバイんですよね……

私、ペソの債券を今持っているので……
為替差益では13%の含み益が出ていますが、
売却時の為替スプレッドと債券の単価割れを含めて計算したら、-2.3%でした……
どうして半年前に債券を買ったのか、過去の自分を問い詰めたい……

残存期間があと2年と5ヶ月、満期だと大統領本選で逃げ切れないかな……
とりあえず端数で残っていた現金ペソを円に戻しました。

2年後、共和党がどの候補にするかという選択がまだありますが、
トランプ大統領再選となれば、
勉強好きで地味な岸田さんと相性は悪い気がするので、
円安リフレ支持派にとっては、
ここは似た者同士の印象の橋下氏にお出ましいただいて……いやなんでもないw
(私は円高の方が国益だよ派に宗旨替えしました)

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