ほぼ日記

【新NISA】貯金5000万円以下は2024年スタートダッシュやめて(注意点・保存版)

(読了 5分) 重要度 ★★★★★ 

・2024新NISA戦略について
 ①初心者がスタートダッシュをかけてはいけない理由
  89%暴落で狼狽売りするから全力はリスキー
・②私注目のサテライト銘柄 新興国はコレ一択

マス層の
初心者がスタートダッシュをかけてはいけない理由

投資系ユーチューバーさん達の一部が
年間360万円フルインベスト
「いかに最速で1800万円枠を埋めるかが勝負!」
みたいな雰囲気になっていますが、

2024年景気後退により
米株の急落も可能性があるので

それに巻き込まれて狼狽売りするパターンに
初心者はハマりやすい心配が。

ブルームバーグのアナリストコンセンサス予想では
2024年中の景気後退の可能性55%

 

米国株は今後2年間過去平均以下で推移するが「3つの戦略」で利益を出せる。ゴールドマンS最新予測

ゴールドマン・サックスは、S&P500種指数の2024年末見通しを「5%上昇」と予測しつつ、ある種の銘柄を保有することで市場平均を上回るパフォーマンスを期待できると、投資...

MONEY INSIDER

 

 

本来、国が用意している積み立て枠は
毎月一定額を積み立てる設計なので、

月100円設定でボーナス増額月を1月に設定して全BET
という裏技はやめたほうがいいです。

初月に全額投入、その直後に急騰があればそれで大正解ですが、
逆の急落でハズレる確率も含めての長期投資なので。

年初で埋めるか、年末までで積み立てるかの差は
20年以上の投資になればほぼ差が無くなります。
(年利0.2%くらいか)

 

(15年投資の場合での過去の実績データからの
 バックテスト・シミュレーション結果)

 

新NISAは”つみたて”か”年初一括”か? ~S&P500 シミュレーション結果~

2024年から新しくなるNISA制度ですが、投資枠が拡大して年間の上限である360万円を”毎月30万円つみたてる”か、”年初に一括で360万円を投資する”か、迷っていないでしょうか...

億りたいびとのブログ

 

 

あとは各自のメンタルや性格、
株の握力
試されてきます。
(私はほぼ確実に、途中で狼狽売りすると思います)

 

ここがシミュレーションされていない場合がほとんど。

 

1929年のブラックマンデーでは
米国株が一日でマイナス22.6%下落
さらにその後も下がり続け、
2年間でマイナス89%の大暴落に。
マーケット ウィナーズ バックナンバー

 

360万円を突っ込んでいたら、
半分どころか9分の1
300万円以上の含み損が出て
残高39万6千円になりましたけど、
どんどん減っていく中で
あなたは途中で売らずに耐えられますか?
ということ。(しかも、塩漬け期間最長は27年間


1800万円なら198万円に
私は無理です(;´Д`)

それでもスタートダッシュをかけて
他人に差を付けたり
かっこよさを見栄でマウントアピールしたい人は

積み立て設定の期限は引き落としの関係で
12月19日あたりらしいので
早めに設定しておくのがいいです。

360万円以上の資金がある人は
旧NISA枠も売らずにそのまま投入、
40代以上の余裕のあるサラリーマンはiDeCoも検討。
(iDeCoは長期間、引き出せないのであまりオススメしません)

 

荻原博子「iDeCoやNISAは買ったら一生バカを見る金融商品である」 不自由な投資商品より現金を

「貯蓄から投資へ」と盛んにいわれている。それはすべての人に当てはまることなのだろうか。経済ジャーナリストの荻原博子さんは「国はiDeCoやNISAへの投資を勧めているが、...

PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

 

 

 

「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】(THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン)) - Yahoo!ニュース

新制度のスタートによりますます注目が集まるNISA。近年、資産形成の手段として金融機関からもおすすめされることも多いようです。しかし、自分の目的に合わない金融商品を...

Yahoo!ニュース

 

 

 

②私が注目するサテライト銘柄

これを紹介する
私のアクティブ運用株成績は年初来+配当込みで+16.4%
同時期ベンチマークの全世界株は+26.77%

それを踏まえてもらった上で、

銘柄はeMaxis slimシリーズの
 全世界株か、‎米国株式(S&P500)
が定番。
(長期的に安定な)低コストで無難です。

これを全額かコアにして、
お好みで
ゴールドや債券や新興国を少なめに混ぜておけば
良い感じになりそうだと個人的に思っています。


追記 

SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジあり)(サクっと純金(為替ヘッジあり))

 

SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(ヘッジあり):基準価格・チャート投資信託 - みんかぶ(投資信託)

 

信託報酬(税込)年0.1838%程度

円高に弱いので下記は×

SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)
(愛称:サクっと純金(為替ヘッジなし))

 

SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(ヘッジなし):基準価格・チャート投資信託 - みんかぶ(投資信託)

 

信託報酬(税込)0.1838%程度
(私が探した中では一番安いです)

 


※ハイリスク注意
iTrust新興国株式(働きざかり~労働人口増加国限定~)

 

iTrust新興国株式:基準価格・チャート投資信託 - みんかぶ(投資信託)

 

信託報酬 年率0.4895%
(実質的な負担 1.0895%程度)

構成国が特徴(脱中国・韓国・ロシアw)
南アフリカ  18.4%
ブラジル   18.2%
インド    16.4%
メキシコ    14.3%
インドネシア  6.1%
投信・外貨建MMF|SBI証券
(他の証券会社でも買えます)

 

 

補足 ゴールドや債券を混ぜる理由

ゴールドと債券を混ぜるほうが
トータルリターンが増えるという謎の現象が存在するため

バックテスト

 

株式100%よりも債券を少し入れた方がリターンが上がる説を検証 | Taku3の資産形成ブログ

サラリーマンによるサラリーマンのための資産運用ブログ

 

 

株式のトータルリターンが一番上にもかかわらず、
10年間の長さで限定してみると17.6%は長期債券が
株をアウトパフォームするというデータが
ジェレミーシーゲル教授著『株式投資』第四版p35に
あるので、
興味があるメッチャヒマ人は
「効率的フロンティア」「現代ポートフォリオ理論」など
その辺も含めて参照してみると良いと思います。
(あくまでヒマ人向け。投資に年間10時間以上の労力を掛けるのは、
 時給換算で-0.1%の信託報酬分に匹敵)

ただし30年の長期になると株が100%勝つので
あくまで40代以上の資産バランスとリスク軽減が目的。

100ー年齢=株の比率(それだけ株のリスク・値動きが大きい)


小技

1800万円を満額突っ込んだあとは
年初 年末に毎年360万円分を売り、
翌年の枠を開け続けるという
なんか凄いテクニカルな小技もあるようです。
こういうことを思いつく人達は頭いいですねぇ。

 

私はメンタル最優先なので
NISA非課税枠であろうと暴落が来たら
速攻売りますb

稲妻リターンはいりません。
スタートダッシュのフルインベストもやらない予定。

 

以上です!(投資は転んでも自己責任。私はよくハズレます)

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