拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

オーロラ三人娘の歌(巨人の星)

2024-07-02 18:09:54 | 音楽

ウチのパソコンは、ディスプレイ下部のタスクバーをクリックすると、決まってクリックしたかったアイコンの横のアイコンが起動していた。これって目の病気?と以前だったら心配したところだが、眼科検診で異常なしだったから目のせいではない。原因を特定すべく、ある日、ゆーっくりクリックしてみた。するとどうだ!マウスのポインターがタスクバーエリアに入った次の瞬間、タスクバーがアイコン一個分横にずれるではないか。これが原因だった。それにしても、なぜそうした作りになっているのだろうか。誤起動して誘導される先は、大抵、このパソコンのメーカーのサイトである。メーカーの策略かもしれない、と75%くらい疑っている私である。

さて。「巨人の星」は大好きだった漫画だが、漫画も、それを原作としたアニメも今日的には赤信号の灯る要素にあふれている。例えば、アニメの主題歌。「行くが男のど根性」はジェンダー・フリーの観点からレッドカードだし、「腕も折れよと投げ抜く闘志」は選手の身体のことを全く考えてない点で現在の風潮からはアウトである。

歌と言えば、この作品のアニメは、原作にないシーンがたくさん盛り込まれていたが、星が日高美奈と知り合う前に「恋愛ごっこ」をした橘ルミ(女性コーラスグループの「オーロラ三人娘」のセンター)が歌うシーンは、原作にはなかったと思うがアニメではあって、しかもオリジナルの曲まで用意されていた。♪アイラヴュー、アイラヴュー、ほればもう(ラードラ、シーレシ、ドレドミー(移動ド))というものだった。振りもあって、寅さんのような渡世人が仁義を切るときのポーズに似ていた(歌詞も振りも、いずれも半世紀前の記憶の断片によるものであるから極めて不確かである。「ほればもう」などは日本語として変だから間違った記憶である可能性が高いが、正解が明らかになるまでは「惚れればもう」が詰まったものだと思っている)。

それにしても、星飛雄馬も伴宙太も花形満も左門豊作もみんな二十歳前後なのに老けている。特に伴と左門は相当なメタボであり、立派なおじさんである。