合唱団

最近、横野君のお友達が人間関係に疲れて合唱団を全部辞めちゃったんだって。横野君、かつては、東は大河を超えて、西も大河を超えて、結局、どこへ行くにも大河を超えなければいけないんだけど、あちこちの合唱団に出かけて行ってて、で、横野君自身は、（男アルトが珍しいから奇異の目で見られることはあっても）概ねどこでもよくしてもらったんだけど、でも、周囲の人間関係の軋轢は見聞きしたって。音楽って、もともと楽しむためにやるんでしょ？なのにそれで嫌な思いをするなんてホントにお気の毒。まあ、「団」って言ったら人の集まり。いろんな人が来るから軋轢が生じるのは宿命なのかも（知人がやってる「詩の会」も同様だって）。因みに、横野君、現在は、あっちからもこっちからも戻ってきてて（川を逆に渡って）、今通ってる「団」と名が付くところはアルカイダ合唱団（仮名。仮名が怖い）だけなんだけど、それはそういうことが原因ではなくて、スケジュールだとか体調とかの理由なんだってさ。

まあね。義務教育の学校ですら、最近は無理矢理行かなくてもよくて、フリースクールっていうのがあるっていうじゃない。だから、音楽だって団（合唱団、管弦楽団、吹奏楽団）に限らず、ソロでもいいと思う。結構、あるんだってね、ソロをやらせてくれる場所が。横野君も、カーサ某のセッションとか、「カンピョウを食べまくる会」（仮名）のソロ・コーナーとかいろいろあって、で、それらを全部足すと平均で週に１回以上になるんだって。横野君の回りにはほぼ毎日(!)どこかに行ってる人がいて、そういう人から見ると何もやってないも同然だけど、それぞれのペースがあるからね。横野君の場合は週１回くらいがちょうどいいんだってよ。