拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

ヨハネ・パウロ通唱会

2024-07-15 07:59:28 | 音楽

横野好夫です。ヨハネ・パウロ通唱会でアルトを歌ってきました。通唱会とは、お題の曲を歌いたい人が集まって、合唱もソロも問わず好きなところを好きに歌う一発勝負の会。で、この日のお題は、バッハのヨハネ受難曲とメンデルスゾーンの「パウロ」であったわけ。以下は、私の参加に至るまでの経緯。文中に「神託」「神」が多く登場する理由は両曲の内容が頭に作用したためだと思われる。「美女」が登場する理由は、美女が好きなためと思われる。

ずっと前:Y先生から「ヨハネはピアノを弾くけどパウロは別に弾く人がくるのでクラリネットを吹く。一緒に吹かないか」とお誘いを受け、その気になる。
ちょっと前:会場が管楽器NGであることが判明。私の参加は白紙に。
1週間前:謡いまくる会(仮名)で会ったM美女から、通唱会で歌わないかと誘われ、私は美女に弱いので(キンドルなら、ここに「100人がハイライト」と出るはず)歌で参加する気に傾く。
6日前:いっそう傾く。
5日前:ほぼ参加する気になり、楽譜はネットで著作権切れのヤツをただでゲットしようと思ったら、タダ楽譜のアルトのパートの歌詞が英語になっている(ホントはドイツ語)。そこで、神託を仰ぐため有料楽譜をポチった。当日までに楽譜が来ればそれは参加しろとの神の思し召しである。来なければ諦めろとの思し召しである。
4日前:神託は下った。楽譜が届いた。しかも、この日、拝島さんの奥地の家に行こうと思っていたところ、その出発前、午前中に届いた。行きの電車の中で楽譜を読めとの思し召しである。で、アルトパートを読んでたら、あと数ページってところで降車駅に到着しそうになった。テンポを急速にしてぎりぎりで読み終えた(暮れの東急ジルベスターのカウントダウンでは、逆に、早く終わりそうになり、年変わりまで音が伸ばすことがときどきある)。
3日前:Y先生から「今回、弦楽器の参加者は1stヴァイオリン一人だけだから、ヨハネ受難曲でヴァイオリンを弾かないか」とのお誘いを受ける。楽譜を見ると2ndならすぐ弾けそうなので即断。2ndヴァイオリンを弾く旨をY先生と事務局に連絡。そしたら1stヴァイオリンの参加予定者が急遽キャンセル。1stがいなくて2ndだけっていうのはおかしい。そうかと言って1stのパートを二日半でさらうのは不可能。これは、ヴァイオリンを弾くなという神託である。即断。ヴァイオリンでの参加をとりやめて歌に戻る旨をY先生と事務局に連絡。真夏の昼の夢であった(まだ梅雨が明けてないんだっけ)。
前日:パウロの歌詞を全部読んだ。第1部でサウルと呼ばれた人が第2部でいきなりパウル(パウロ)になっていた。
当日:行きの電車でキンドルで「ソフィーの世界」(少女が哲学史を学ぶ物語)を読んでたらちょうどパウロが出てきた。会場は、目印である赤いピアノが遠くからでもよく見えた。で、歌った。パウロは超面白かった。こんなに面白いなら何か月も前からしっかり準備すべきだったと悔やんだ。なぜもっと早くにM美女をお遣わしにならなかったのかと神を恨んだ。いや、今後もパウロを歌う機会があるかもしれない。実は、所属しているA合唱団で、パウロを歌う話が出たが、同じくメンデルスゾーンの大曲のエリアを歌ったばかりなので、ちょっと違う曲をということで現在シューマンを歌っている。これが終わって、またパウロの話が出たら、今度は大いに賛成しようと思う(って、こないだ、ジェンキンスの「テ・デウム」を推薦する、と書いたばかりである)。



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2 コメント

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Unknown (横野好夫)
2024-07-15 09:58:24
実は、当初、会日をてっきり土曜日だと思ってて、誘ってくれたM美女に「土曜日ご一緒できます」とのメッセージを送ったら「日曜日ですよ」とのお返事があって分かりました。あやうく二の足を踏むところでした。「土曜日ご一緒できます」と送ってホントによかった。それでも、逆(日曜日だと思ってたら土曜日だった)よりもましでした。
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Unknown (むらた)
2024-07-15 20:10:00
美女は正義ですよー。
パウロは、楽しかったですね。私の一番好きな合唱曲かもです。
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