拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

家を持つ=嫁を貰う

2024-01-07 08:47:04 | 日記

最近、コロナとインフルエンザが両方流行ってるって。あたしのお友達も次から次へと「コロナに罹った」とSNSで発信。そのお友達、明らかに共通点でくくれる。ある飲み会に行った人達だわ。あたし、行かなかったけど、行ってたら罹ったかしら。最後にコロナのワクチンをうったのは去年の10月だけど。因みに、その頃、人生で初めてインフルエンザのワクチンもうちました。区がただでうってやるというから。

相変わらず、夏目漱石を読んでる。「三四郎」を読み終わって今は「それから」。読むにつけ、庶民を「下級」「教育がない」と言ってることが鼻につく。現代でも「上級国民」って言葉があるけれど、漱石はまさに自分たちを「上級国民」だと思ってたんじゃないかしら。庶民を「下級」と呼ぶことは、自分達が「上級」であると明言しているようなものだもの。小説で描かれる世界には西洋文化があふれていて、え?今と変わらないじゃん、と思うけど、それって上級だからこそ。なるほど、当時の庶民が「インテリの恋バナ」の漱石よりも江戸川乱歩の冒険小説に飛びついたって話はよく分かるわ。よく、そんなんで、文豪として名を馳せたわよね。読者の数ではない、ってことかしら。まあね。あたしだって、ブチブチ言いながら、相変わらず漱石を読み続けてますからね。

因みに、漱石の小説の中に「家を持つ」と「嫁を貰う」がセットになってる部分があった。そっかー。多くは、家を持つことは配偶者を迎える準備なわけね。そう言えば、昔の知人(女性)が、まだ学生であるうちに「婿を迎えるため」に親から家を建ててもらってたっけ。その後、彼女が結婚したって話は聞かないけど。まだお一人なら横野君がお婿にいけばいい。それから、最近の知人(男性)も、結婚したいと言ってて、その理由は「せっかく家を新しくしたんだから」だって。あたしは、昨年、奥地の一戸建てを買ったけど逆よ。お相手が現れそうもないから買ったの。じゃなきゃ「奥地」なんか買わないわよ、まったく。

 



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