熱烈歓迎!中国人観光客さま
最近 大都市の百貨店や地方の有名な観光地で中国人ツアーと出会う機会が増えて来ました。
百貨店ではカメラを首から下げ、手提げ紙袋を二つ三つ持ち、仲間同士大きな声で喋りあっている中高年の中国人観光客。
観光地ではその場所に着くやいなや、カメラで景色を撮り、風景をバックに人に自分の姿を撮ってもらっている光景もよく見ます。
私もこれまで中国からの訪日視察団・研修団を買物や観光地に案内しましたが、あれだけ大きな国で、北から南まで多くの方言があり、それぞれ日常習慣も違うと思いますけど、日本に来てからの行動というのは、ほぼ皆さん同じような行動をされます。
これは不思議ですね。
買物の場合は、絶対に初めての場所やお店では買わず、日を改めるか、一度見てから他の店でも同じような物を見て、それからおもむろに実際に買うお店を決めます。
観光地での写真撮影では、風景写真を撮るか、風景をバックに自分一人の写真を撮って貰うかで、帰心の知れた2-3人集まって一緒に撮るというのは非常にまれです。
まして、7-8人の視察団が一緒に撮影というのは、よっぽど我々引率者が無理にお願いしないと、自分たちで自主的に集合写真を撮るという事はありません。
アメリカの調査会社が、2009年に海外旅行された中国人を対象にモニターレポートをしました。
旅先についての調査では、人気が高かったのはアジア(60%)、ついで欧州
(43%)、オセアニア(24%)、北米(20%)となってます。
(100%にならないのは、一人であちこちの地域の行かれた方が多かったのでしょうね)
都市では、香港一位、マカオ二位です。
同時に「満足指数」を調査すると、香港は第七位で、第一位は日本でした。
中国から日本への海外旅行者は年々増加しており、2008年は約100万人の中国人が日本を訪れました。
また別の調査会社では、2009年2月から3月の一ヶ月の調査を行ない、北京・上海・広州に住む、20歳から60歳までの月収4000元以上の(いわゆる中流層以上)で海外旅行に興味がある方を対象にしています。
それによると、日本に行った事がある割合は41%、さらに行った事のない59%のうち、殆ど全部といえる58%の人が今後ぜひ日本に行ってみたいと答えています。
では なんでそんなに日本に来たいのでしょうか?
なぜそんなに買い物が出来るのでしょう?
その一つの大きな理由がこの写真です。
続きは次回に書かせて貰います。
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