2021年8月4日~5日
1泊2日で立山室堂から黒部峡谷の欅平まで歩いてきました。
仙人池 8月4日 夕方
室堂から入山して、初日は雷鳥坂~剣沢~仙人新道で仙人池ヒュッテまで。
2日目は、仙人谷~雲切新道~阿曽原温泉~水平歩道~欅平( けやき平 )
初日
室堂8時55分→剱御前10時10分→二股12時24分→仙人池ヒュッテ13時40分着
雷鳥沢キャンプ場と剱御前
ケーブルカーとバスを乗りついで室堂へ。室堂スタート8時55分。すでに日差しが強く、この先体力が持つか心配です。雲が湧くのも早いね。😥
物資輸送中
雷鳥坂を登って剱御前小舎に着く直前に荷揚げのヘリが到着してました。
忙しそう
次の便がいつ来ても良いようにすぐにモッコをほどいて小屋内に荷物を運び込んで場所を開ける。手際が良い。😲
10時20分に小舎を後にして剣沢へ
野営管理所
ここでも寄り道。
カルピス
ごちそうさまでした。😋
そして剣沢小屋を過ぎ…
別山尾根を行き交う登山者がちらほら見えるけど、剣沢雪渓を下る登山者は誰もいない。
剣沢雪渓
剣沢雪渓
今シーズンの剣沢雪渓は比較的に安定している気がしました。
室堂から宇奈月温泉に抜けるルートは、かつてはゴールデンルートと呼ばれ多くの登山者で賑わっていたそうですが、難易度の高さと行程の長さから今は通り抜ける登山者もそう多くはないとのこと。
人がいなければとても静かな山行を楽しめますが、何かあったときのことを思えば心細くもなります。
剣沢
真砂沢を越えて雪渓が消えた頃
へつり
腕力だけで渡っていきます。鎖が弛み気味なので重たい荷物の人は危ないかも。仮に落ちたとしても靴が濡れるだけですが。
そもそも自分は長靴なのでへつる必要もない…
二股
二股まで来るとつり橋があり、ここを渡るといよいよ仙人新道が始まります。標高差は600メートルほど。
数字だけを見ると大したことがないんだけど、急登な上、風が吹かず日差しが頭の後ろから当たるので体力が一気に消耗します。🥵
つり橋からの景色
この少し上流で三ノ窓雪渓と北股が合流してて、その流れはそのまま剣沢へと合流して黒部川へと流れていきます。
仙人新道からの景色
仙人新道を半分ほど登ったところに展望広場があり、そこから見る八峰と三ノ窓雪渓が圧巻ですが、今日は雲がかかり山の上の方はあまり見えず…
右側に小さく小窓雪渓が写っています。
三ノ窓雪渓
雪渓の上を人が歩いてました。
仙人峠に到着
峠までくるとようやく風が通るようになって涼しい。花も咲いて仙人新道の疲れが癒されます。
チングルマ
チングルマ綿毛
そしてヒュッテに到着。
仙人池ヒュッテ
長年の風雪に耐えてきたこの外観。何十年もかけて山側からの雪の圧力で下側へ少しずつ歪んでいってるのが印象的です。
懐かしの食堂
今日の部屋は三峰
部屋は八峰にちなんで一峰から八峰までもあります。
・・・・
夕方、ちょっとしたアクシデントが…
食堂で急に立ち眩みがしてそのまま倒れそうになったところをスタッフとお客さんで支えられるというちょっとしたアクシデントがありました。😓
一時的に意識が飛んでしまって、意識が戻った瞬間は今どこにいるんだっけ??と記憶障害も出てしまいました。
熱中症だろうという結論に落ち着きましたが、よくよく考えたら数日前に献血をしているので、それで貧血を起こしたのかもしれません。
とにかく大事に至らずに良かったです。😅
夕食
お酒はやめとこ…
ごはんをたくさん食べて早めに寝ます。
食卓
スタッフと常連客と食卓を囲んで。
夕方、雲が晴れて裏剱がみれた瞬間。
そんな初日でした。