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And This Is Not Elf Land

Short Shorts


この曲、どこかで耳にしたことがあると思ったら…
「タモリ倶楽部」のオープニングで流れていたんですね~

というか
「順を追って」話していきましょう(笑

またまたJERSEY BOYS(ジャージー・ボーイズ)の話なんですけど、グループ結成までのエピソードを綴っていく部分で、後に俳優のジョー・ペシとなるジョーイが天才肌なソングライターを見つけてくるんです。それが、ボブ・ゴーディオでありまして、後のフォー・シーズンズのヒット曲の多くが彼の手によるものでした。

このボブ役はOBCのダニエル・ライカードが非常に良かったでんですよ。でも、前回観たときのセバスチャン・アーセラスはWICKEDのフィレオとかRENTのロジャーもやってた人で、歌は上手いけれど「ちょっと色もの」っぽい(?)ボブ自身は職人的なソングライターのイメージなので「ちょっと違うかも~」と思いました。(でも、とりあえずイイ男だったから許す…)

そのボブ・ゴーディオがRoyal Teensというグループで活動していたときに大ヒットさせたのがこのShort Shortsという曲なんですね。1958年のヒットだそうです(いくら私でも、コレは知りませんからねっ)この曲、JERSEY BOYSの中でも歌われるんですが、観客は大喜びでした。なんていうか、も~う…イッちゃってる曲ですからね☆

(トップの写真はそのジャケット。向って左端がボブ)

でもサウンドの何とも言えない斬新さ…聴く者の脳内を鷲掴みにしてしまうような…後年のパンク・ロックなどもブッ飛ばす破壊力がありますね~。やっぱ、ボブ・ゴーディオってタダ者じゃなかったんだな。この曲を作曲したのは15歳ぐらいのときのはずですよ。

で、この曲を劇中で耳にしたとき、「タモリ倶楽部」のことは思い浮かばなかったんですが(毎週見ていたわけじゃないし)それよりも、スパイダースの「バンバンバン」によく似た曲だと思ったんですよ。いや…似てますよ~

スパイダースの方は10年近く後にリリースされていますし、アレンジなんかもかなり手が込んでいて完成度も高い曲になっていて、今でもGS時代の名曲のひとつに数えられています。でも、やはり…全体的な「ノリ」はShort Shortsですね。

歌詞の「イッちゃってる度」にしても、お互い、近いもんがありますよ。

Short Shortsは
"Ooh man, dig that crazy chick!"なんてシャウトから入ります

Who wears short shorts
Who wears short shorts
We wear short shorts
They're such short shorts
We like short shorts
Who wears short shorts
We wear short shorts.e w
コレ、2回繰り返すだけ(おおっ)


これを「タモリ倶楽部」に使った人もいいセンスしてますね~
さらにオソロシイことに、この曲どっかのカラオケに入っているようです。
(そういや、私は21世紀に入ってから一度もカラオケに行ってないよ~)

「バンバンバン」は、かまやつ氏の作詞・作曲となっています。当時の氏は、日本のミュージックシーンの中で「洋楽に対する感受性が最も強い人たち」に属していたのは確かでしょう。Short Shortsのイメージが刷り込まれていたのではないかな?


とぼけた顔してババンバン
バンバンババババ ババンバン
(これも延々と無意味な歌詞が続きますネ)



で、本日の結論
JERSEY BOYS来日公演熱望♪(これだけ「つながり」があるんだし)


いろいろ考えてみてるんですけどね~(以下妄想)

来日が無理でも、日本のカンパニーでやるっていうのはどうかしら…
ただ、それには条件があります。劇中の曲はすべて英語で歌ってください。話の進行は日本語のセリフでも構わないでしょうが。曲はオリジナル曲として知られているものばかりである上に、MAMMA MIA!(マンマ・ミーア!)のように、歌詞がストリー・テラーの役割をしているような類のものではないから、みんなが耳になじんでいる英語の歌詞のままでいいと思いますね。ま、歌詞の日本語字幕が出れば理想的だけど。

とは言うものの、
考えてみれば…やっぱ、人材がいないよネ。
どっかの芸能プロがやるのはちょっと…だし。

やっぱ、これ却下だな!


それなら、先日オープンしたラスベガスのを観に行こうかと、ちょっと心が動いたんですが、プロモ映像を見て…あかん!フランキー・ヴァリ役のファルセットが今ひとつだw

じゃあ、久しぶりにロンドンへ行って、ロンドン版JERSEY BOYSを観ようかと思って、そちらの映像も見たんですけど…フランキーはまずまず。ボブもいい感じ♪しか~し、トミー・デヴィートが先日のブロードウェーのU/Sと変わらないくらいオッサンだ~(いや、この役のGlenn Carterさんって、かなりの実力と経験がある方のようなんですが)スイマセン…私の中では、額の広いトミーはあり得ませんのや。それに、どう見ても「育ちのいいお坊ちゃま」にしか見えないし(笑

じゃあシカゴ・カンパニーは…んん~、全体的に小粒だし華がないよ。


やはり、一番いいのは→☆ニュー・ヨークへ行く
そして→☆来日公演を願う

来日が実現しましたら、昔ともにJ様を応援していた皆様を全員引き連れていきますからネ
男の高い声が好きな人、懐かしい洋楽の美しいメロディーが好きな人は必見でございますから~
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