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And This Is Not Elf Land

SEINFELD5-3 The Glasses(狂犬病はコワイ)

※SEINFELD(となりのサインフェルド)5-3’The Glasses’(大迷惑のメガネ騒動)の内容が書かれています。


SEINFELDの第5シーズンのエピソード。
第5シーズンのエピソードは構成がしっかりしたものが多いんです。

The Glassesは、Georgeがジムでメガネを失くしてしまったところから始まるのです。。
仕方なく、「度つきの水中メガネ」をかけてJerryの部屋にやってきました。もう、「これ以上、生きていてもムダだよ…」みたいな顔をしてます。

GEORGE: I gotta get out of this city.
(もう、街を出たいよ!)

JERRY: So you're tunneling to the center of the Earth?
(ん~、それで地球の中心までのトンネルを掘ってるわけね?)


…で、Kramerに紹介されたメガネ店に行きます。
フレームを選ぶのにも、ウジウジと決断がつかないGeorgeにJerryとElaineは我慢の限界。


GEORGE: Well, it's a tough decision. I have to wear these every day. I'm deciding on a new face.
(これって大変な決断なんだよ。毎日かけるメガネなんだから…新しい顔を選ぶようなものなんだ!)

JERRY: Come on, George. Pick a face and go with it.
(はいはい…、George。新しい顔を買えよ!)

そんなとき、他の客が連れていた犬にElaineが噛まれてしまいます。
Elaineの足から血が…

それなのに、知らん顔で店を出て行ったその客を
Georgeが追いかけようとするのですが
店を出るなり、「大変な場面」を目撃してしまうのでした…

なんと、Jerryのガールフレンドが従兄弟のJefferyとキスをしていた!!!

と言っても、メガネをかけてなかったんですけどね。
これって「目撃証拠」として採用されるんでしょうか?

従兄弟のJefferyは「名前だけ」登場するLeo伯父さんの息子。

Leo氏はお馴染みのキャラ、ま、濃いオジサンです。

とにかく、JerryはElaineを救急病院に連れて行きます。
ドクターの手当の様子を見ながらも、さっきの話が気になるJerry.


ELAINE: Oh, come on. Cousin Jeffrey? It's not possible!
(まさか!Jefferyが?あり得ないわよ!)

JERRY: Why not? They could have met. She loves the park, he works for the Parks Department.
(なんで?あの二人は会ったことがあるはずだよ。彼女は公園が好きだし、彼は市の公園課に勤めてる。)

ELAINE: Jerry, that is so ridiculous. But, George didn't even have his glasses on!
(バカな!だって、Georgeはメガネをかけていなかったのよ!)

JERRY: But he was squinting.
(でも「細目」をした!)

ELAINE: So what? Squinting doesn't make that much of a difference.
(だから?「細目」にしたからどうだっていうのよ!)

JERRY: Are you kidding? I've seen 'em squint. He can squint his way down to like twenty, thirty vision. Once we were driving down from the Catskills and he lost his glasses. …He was spotting raccoons, on the road!
(わかってないね。僕はあの細目の凄さを見たことがあるんだよ。ヤツは「細目」にすると驚異の視力になるんだぜ。僕達がCatskillから帰ってきたときもメガネを失くしたったんだけど、細目で道路上のアライグマをすべて発見したんだからな。)

そうこうしてるうちにドクターの手当ては終わります。
ドクターはインド系の方のよう…ま、多人種のNYですから、医療従事者もカラフルです。

DOCTER: Okay.
(いいですよ)

ELAINE: Okay? That's it? I don't need a shot?
(えっ?いいの?これで終わり?注射{shot}はいいんですか?)

DOCTER: Not shot, dog bite.
※ここ、訳してもおもしろくないんですが(笑)
(撃たれた{shot}んじゃないネ、イヌ、噛んだのヨ)

Elaine、少し考えた…
で、ドクターが「何」を言おうとしているのか…どこが「ズレ」の原因なのかピンと来て
あらためて、落ち着いて、にこやかに
「ゆっくりと」質問します。

ELAINE: No, no, no. I know I wasn't shot. Do I need a shot?
(いえいえいえ、撃たれたんじゃないのはわかっているんですよ。
でも注射{shot}はしなくていいんですか?)


DOCTER: Not shot, dog bite. Woof woof, not bang bang.
(撃たれた{shot}んじゃないネ、イヌ、噛んだネ。ワンワンでしょ?バンバン違うヨ)

これには、さすがのJerryも
ツッコミようがありませんがな…



shot
発砲・発射、銃声・砲声、スナップ写真、映画の一場面等の意味の他に「注射」の意味があります。
注射はinjectionが正式な言い方なんでしょうが、口語表現のshot,jabのほうが広く使われているみたい。

この後、Elaineは「狂犬病恐怖症」から「犬恐怖症」になって大騒ぎになるんですが…こっちの話も機会があれば紹介します。
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