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And This Is Not Elf Land

SEINFELD 10 Episodes


New York Daily Newsのサイトに、SEINFELD(となりのサインフェルド)放送終了10周年を記念して、人気エピソードTop10が載っていました。(しかし、このランキング…どっかで見たことあるのだな~よって、出所は「?」ってことで~)

10位→1位の順に、ドラマティックに行きたいと思います。






10. The Boyfriend (Season 3)
ニューヨーカー及びメッツ・ファンに人気があるエピソードらしい。名一塁手だったKeith Hernandez が本人役で登場します。メッツ・ファンのJerryは大喜び!しかし、KeithがElaineのことが気に入ってしまい、Jerryが嫉妬する…という「おかしな三角関係」になってしまいます。Keith Hernandezは今や、現役時代の功績よりも、この出演の方で人々に記憶されている…なんて話を読んだことがありますが、ホントでしょうか!?エンディングは映画「JFK」のパロディです。

9. The Junior Mint (Season 4)★
これはまぁ、私も大喜びしてしまったお馬鹿エピソード。でも、人の名前がなかなか思いだせなくて、でも「え~と…なんか食べものの名前に近かった…」とか、「自分がよく訪れる場所に関係のある名前だったはず…」なんて、助けになるんだかならないんだか…微妙な手掛かりしかないことってありますよね。あと、Junior Mintは普通にドラッグストアで買うと2-3ドルなのに、なんでブロードウェイの劇場の売店では8ドルもするんだっ!!

8. The Limo (Season 3)★
JerryとGeorgeがアイルランド系の名前を持った人物になりすますことから起きた騒動。こういう危なっかしい人種ネタも私好み。空港でサインをもって客を待っているドライバーさんを見たら思い出します。

7. The Soup Nazi (Season 7)★
あまりに有名なエピソード。モデルとなったSoup Manは、今や全米にチェーンを展開している。でも、55丁目と8番街の角にあったオリジナルの店に入ってみたかったです。(今はもう閉店してしまっていて、グランドセントラルの近くに移転しています)あの界隈が、いかにもSEINFELDの世界の雰囲気があって、とても好きなんですが…。しかし、このエピソード自体、私はそんなに好きじゃないですね。日本の落語などであれば、どんなに頑固で偏屈なおじさんであっても、みんな上手く折り合いを付けて共存していきますよ。あそこまで徹底的に懲らしめなくてもね~やっぱ、アメリカ人の発想だな…というのが正直な思い。

6. The Bizarro Jerry (Season 8)
いいエピソードが揃っている第8シーズンから選ばれたのは、意外にもこれだけでした。Man handsなんていう造語を生み出したエピソードでもあります。Elaineがツナサンドを食べながら「何これ?このツナ、古いスポンジみたい!」なんて言う小ネタがやけに印象に残っています(笑)クリエータの誰かに「食べてみた」人がいるんでしょうか?

5. The Opposite (Season 5)
第5シーズンの最後のエピソード。日本で放送された最後のエピソードでもあり、なんか「切ない」後味でした。Jerryが間抜けな歌を歌いながらガールフレンドと別れていくシーンと、運が上昇してきて調子に乗るGeorgeをElaineが小突くシーンは、今も時々思い出し笑いしてしまう。

4. The Puffy Shirt (Season 5)★
このエピソードのシャツがスミソニアンンに展示されているんですよね(トップの写真)今年は、日本でもこういうデザインのシャツが出回っていませんか?衣料品店などでよく見かけます。そのたびに”I don’t wanna be a pirate!”と叫びそうになります。GeorgeのパパとしてJerry Stillerが初めて登場したエピソードでもありました。

3. The Marine Biologist (Season 5)★
Georgeが元クラスメートの前で海洋生物学者になりすます話でした。かれがクジラを救うくだりも可笑しかったけれど、サブプロットの「戦争と平和」(トルストイ)の話に懐かしいEdwin Starrの曲War(邦題:黒い戦争)が出てきたのも印象に残っています。

2. The Hamptons (Season 5)
えっ、これが2位?なんて意外な気もしますが、”ugly baby”, “breathtakingly”そして “shrinkage″などの言葉で面白可笑しく遊んでいるエピソードでした。Hamptonは実際にJerryが住んでいる場所でもあるのですよね。

1. The Contest (Season 4)★
これは文句なしの1位でしょう!くだらなくてお下品だけど、とびきりセンスのいい話!!



という結果になったわけですが、★印の付いているものはこのブログでも取り上げています。しかし、人気エピソードなのに取り上げていないものも結構ありますよね(汗)でもって、好きなものばかり何度も取り上げるという…まさに私のスタイルなんですが(笑)★印の付いたものについては、リンクを作るのも面倒なので(何度も取り上げているものもあるし)興味がおありの方はタイトルを「ブログ内検索」してくださいませ。

あれはどうしたの?…というエピソードもありますが、それでも選ばれたものの過半数は第4、第5シーズンのもの。特に上位はこれらのシーズンのものが「独占」してしまっています。そして、これらは日本でも放送されたシーズンでもあるんですよね~!確かに傑作エピソード揃いでした。…にも拘らず日本で人気が出なかったっていうのは…SEINFELDって「どんだけ日本人好みじゃなかったの~!?」って叫ばずにはいられません。

コメント一覧

master of my domain
The Stallでは、顔を負傷した(笑)Tonyのことを気にかけながら、「やっぱり顔に惚れてたの」と涙ながらにCOするElaineが笑えます。

好きなキャラはJackie ChilesとかPetermanあたりの「濃い」人かな~。あっ、例のゲイカップルも好きです!

好きなせりふで思い浮かぶのは、The Junior Mintsで手術中に起きたことをすべて医師に
話そうとするJerryにGeorgeが"Who are you to play God!?"とキレるところですね(笑)
ファイア-
そうそう、The Virginでしたね。見直してみました。
Georgeのセリフは"Everytime I think I'm out, they pull me back in"となってるようですね。
"Finally my stupidity pays off!"は私も爆笑でした。Susanとの電話を切った瞬間のGeorgeのうれしそうな顔ったら(笑)

The StallのTonyはいいキャラですよね。mimboになりきってました(笑)。確かにJerryの真似はトラボルタっぽいです!
Tonyってそんなにbeautiful faceですかね(爆)?"cool guy"のアメリカ的基準がちょっとわからない・・・
Elaineの"He is a mimbo, I know that. But he's MY mimbo"のセリフも好きです。

エピソードだけじゃなく、好きなキャラクターベスト10とか、好きなセリフベスト10なんて大会もできそうですよね。
master of my domain
ファーアーさま、そう第3シーズンは「青春」という表現がぴったりですね。勢いがありますね。

"Just when I thought I'm out, they pull me back in!"はThe Virginですね♪あの頃のエピソードは一つ一つの場面が独立した面白さがあって、「どのエピソード」か想い出しにくいものが多いですよね。この場面の前にGeorgeが言う"my stupidity pays off!"というのも好きなセリフです。

The Stallは、今でいうおバカキャラ、male bimboのTonyのが好きでした。あと、JerryがTonyの真似をしてみせる場面は、あれはSATURDAY NIGHT FEVERのTony(トラボルタが演じた)のイメージじゃないかと思うのですが。
ファイア-
おっThe Stallが一致してますね!
というより、ベスト作品がこれほど分かれるということ自体、Seinfeldのそれぞれのエピソードがいかにレベルが高いかの証明ですよね。
「特別扱い」枠には、The Junior Mintも入れてもらっていいですか^^ The Puffy Shirtはアップされてる画像がまさに物語っていますよ、その「特別」ぶりを!(笑)

>電話ネタ

これは確かに考えます!ケータイの時代にはこのエピソードは成立しないよな~って(The Movieとか)。でも、きっとそれはそれで必ずジョークを考え出しそうですね、Seinfeldのライターさんたちなら(笑)

わたしもSeason5大好きです。個人的にはSeason3と甲乙つけがたいですね。Season5はピークをむかえたあとの熟成期、3はピークを迎える前の青春期、ってところでしょうか。

ところで、さっき『ゴッドファーザーpart3』を観てまして(何をいまさらという感じですが)マスターさまがすでに記事にされているかもしれませんが、Georgeのセリフが出てきて思わず噴き出してしまいました。
"Just when I thought I'm out, they pull me back in!"
アル・パチーノがマフィア稼業から足を洗いたいのにできない、というシーンで・・・どのエピソードだったかいま思い出せませんが、確かGeorgeがSusanか誰かと別れられそうだったのにダメになる場面でこのセリフを言うんですよね(笑)
アル・パチ-ノの仕草までもそっくり真似してたというのを発見して、笑っちゃいました。ま、んなことで笑ってるのは日本では我々くらいでしょうけれども・・・
master of my domain
ファイアーさま!

ホントに放送終了10年も経っているなんて信じられないような気もしますが、でもSEINFELDに多い「電話ネタ」を見ていると、やっぱ90年代の話かな~とも思います。でも、あちらのファンサイトでは、「携帯やネットの時代の今だったら、このエピソードはこうなる!」なんてトピックでファンの人たちは盛り上がっています。やはり、偉大な番組だったんですね~!

私の好きなのは第5シーズンです。好きなエピソード10って難しいですよっ!The Contest とThe Outingは「特別」扱いで除外するとすれば、まだ何とかなりそうか…ついでにThe Bubble BoyとThe Puffy Shirtも特別扱いにしてくださいな(何それ…笑)

それで選ぶとすれば~

The Limo
The Pony Remark
The Ticket
The Old Man
The Pie
The Stall
The Sniffing Accountant
The Pledge Drive
The Yada Yada
The Postponement

なんか…私って「意地悪い話」が好きなようです(笑)
ファイア-
10年・・・
こんにちは!
日々ひとり再放送しているし、放送終了後10年もたってるとは、実感がわきません~

Top10を見ると、やはりメジャーヒットの傑作がならんだ、という感じですね。The Outingが入ってないのがちょっと意外?
たしかにTha Hamptonsのランクイン(しかも2位)は何で?という気がしますね。

仰るとおり第4、5シーズンはやっぱり強いですね。私も日本での第4シーズンの放送を初めて観て衝撃をうけてファンになったクチだから、思い入れはありますね。
こういう文句なしの傑作群の他に、今度は各人の好みでいろいろお気に入りが出てくるのでしょうね。

勝手に私的ベスト10を考えてみました

The Fix Up
The Parking Garage
The Boyfriend
The Marine Biologist
The Sponge
The Cheever Letters
The Race
The Opposite
The Stall
The Barber

The ContestとThe Outingも入りますけど、これはもはやクラシックだと思うので除いて…10個だけえらぶの難しいですね。順位もつけがたい…
The Cheever Lettersはエピソードというよりも、あのオチ("Panties my mother laid out for me")が何度見ても鳥肌モノなので、好きです。けっこうElaineものが自分にはツボなのかな?
Seinfeldって、ひとつのエピソードとして完成度が高いものと、ある特定の場面とかジョークを強烈におぼえてるものと、両方あるんですよね。

マスターさま、ベルさまのベスト10も教えてくださいませ~♪
あと、(以前も聞いたかもしれませんけど)どのシーズンがお好きですか?
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