アメリカンフットボールのChampionship gameが今日、ウィスコンシンで地元のパッカーズとNYジャイアンツの間で戦われることになっており、ファンのボルテージも上がる一方のようですが、ちょっとした話題になっているのが、ウィスコンシンのTV局(FOX11)がNYジャイアンツのQBイーライ・マニングの「大好物」であるSEINFELD(となりのサインフェルド)の再放送を中止してしまった…という話。
SEINFELDの中の有名エピソードのひとつに、スープ店のいじわる店主が気に食わない客にスープを売らないという話があって、そこで使われた”No soup for you!”は、今や誰もが知ってる有名フレーズとなっています。
で、FOX11のマネージャー、ゾラー氏が高らかに宣言したのでした
“Eli, No Seinfeld for you!”
あんまりバカバカしくて大笑いするような話だと思うんですが、けっこう反響も大きいよう。FOX11には「ウィスコンシンのイメージが下がる」とか「あまりに意地悪ではないか」などと批判的な声も寄せられているそうです。
当人のJerry Seinfeldは「New Yorkerとして黙って見過ごすわけにはいかない。イーライ・マニングには僕からSEINFELDのBoxセットを贈るよ。HOGAN’S HEROESもインスピレーションを与えてくれると思うので、そのDVDも一緒に付けるよ」と語っていました。
これを聞いてせせら笑ったのがゾラー氏。「そりゃ、全くこっちの思うつぼだ。マニングは一晩中SEINFELDのDVDを観ていることだろう。No SLEEP for you!ハハハハハ(…と高笑いしたかどうかはわからないけど)」
当のマニングは一連の出来事はホントに可笑しいと言っています。「みなさんも今回のことはあんまり深く考えないで楽しんでください」また「僕は既にSEINFELDの全DVDを持ってるし、全エピソード知ってるし、一日ぐらいSEINFELDが観られなくても寂しくないよ」
ゾラー氏は「大方の人たちは私たちのやってることは冗談なんだと分かっているよ。彼らに意地悪をしているわけでも歓迎してないわけでもない。もちろん丁重に歓迎するつもりだよ」でも「ただ、イーライが私たちの町にやってきて、大事な試合の前日にSEINFELDの再放送を楽しむ可能性なんてないよ」とも。
ここのコメントで面白いのはEli’s comingというフレーズをわざとらしく数回使っているところ。
これ、ローラ・ニーロの古い曲にありますよね:Eli’s Coming
スリー・ドッグ・ナイトがカバーしてヒットさせたので、そちらの方で有名だと思いますが。
このゾラー氏、真面目な顔してなかなか面白い人です(笑)
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