SEINFELD(となりのサインフェルド)7-22、The Invitations(招待状は最後の砦)から。
The Invitations Ⅰ
さて、なんだかんだ言っても、長年の親友が結婚するとなれば、何とも複雑な気持ちになるのが常で…Georgeの「Xデー」が近付くにつれてJerryも物思いにふけることが多くなってきました。Georgeは近い将来には郊外に移って妻や子供と暮らすようになるだろう。そして、JerryとKramerは何十年たっても今のまま、Upper Westのアパートでおバカなことをやってるのか~(自由って言えば自由だけどさー)
これでいいのか…自分~
なんてボーっと通りを歩いていたら車にぶつかりそうに!!
危ないところを助けてくれたのがJeannieという女性…ところが、このJeannieさんって、まぁ早い話がJerryを女性にしたような感じの人で、顔立ちも何となく似てるし、話し方もそっくり。おまけに彼女の姓はSteinmannでイニシャルもJerry Seinfeldと同じと来たもんだ☆
とにかく、このJeannieったらJerryを助けてくれたのはいいけれど、いきなり…
JEANNIE: Shouldn't there be some kind of reward for that. You know you should be a lot more careful crossing the street like that, otherwise you could die.. If that bothers you. To me this is a waste. The shirt you got on under your sweater. It sits for three weeks in your drawer, waiting to come out. And when it finally does . It sticks up only half an inch out of your collar.
(助けてあげたんだから、何らかのご褒美を頂いてもいいようなものよね。道路を渡るときは気をつけなきゃ、死んじゃうわよ、ま、死ぬのが嫌だと思うんならね…{Jerryがシャツとセーターを重ね着してるのを見て}これって無駄じゃない?このセーターの下に着てるシャツよ。タンスの中で3週間待ってて、ようやく出してもらったシャツが襟からほんの1センチほど顔を出すだけ。やってられないわよね。)
まんま、「女サインフェルド」ですやんか!
で、Jerryも運命的なめぐり合わせなのでは!…と思うわけですよ。
その後、レストランへ行ったら注文するものも同じ。
(ついでに読むコミックも同じ…トップの写真)
その後、自分の部屋でボ~っとしているJerryを見てKramerが
KRAMER: Now what's with you?
(おい、どうしたんだ?)
JERRY: I think I'm in love.
(恋をしたみたいだ。)
KRAMER: Oh. Come on.
(はぁ、まじかよ!)
JERRY: No it's true. This woman saved my life. I was crossing the street .I was almost hit by a car...and then we talked and.......the whole thing just seemed like a dream.
(いや、ホントだ。僕を助けてくれた女性だ。僕が道路を横切ろうとしていたときにね。もうちょっとで車にひかれるところだったんだ。で、僕たちは話をした…すべてが夢のようだよ。)
KRAMER: If a guy saved your life you'd be in love with him too.
(もし助けたのが男でも、お前はそいつに恋をするんだろうな。)
JERRY: No, no this woman is different. She's incredible. She's just like me. She talks like me, she acts like me. She even ordered cereal at a restaurant. We even have the same initials. Wait a minute, I just realized what's going on.
(いや、彼女は違っていた。信じられないくらいだ。彼女は僕とそっくりなんだ。僕のような話し方をするし、僕のように行動するし、レストランではシリアルを注文するんだ。イニシャルだって同じだし。待てよ…これってもしかして)
KRAMER: What?(何?)
JERRY: Now I know what I've been looking for all these years......myself! I've been waiting for me to come along and now I've swept myself off my feet.
(ずっと探し求めていたのはこれだったんだ…僕自身!僕の身に起きるのを待っていたのはこれだったんだよ。そして今、僕は夢中になってしまっている。)
こんな感じで、日に日にJeannieに夢中になっていくJerry.
一方、Jerryの心がJeannieに向けば向くほど、Kramerは苛立ってくるのでした。
KRAMER: I don't like her. I never like her from the get-go.
(俺は彼女が嫌いだ!絶対好きになれないタイプだ。)
JERRY: What's wrong with her?
(何が気に入らないんだ?)
KRAMER: Everything she thinks you think. Everything you think she thinks. No I can't take it. I can't take it Jerry. It's too much. It's too much.
(だって、彼女の考えは、まんまお前の考え。お前の考えは、まんま彼女の考えじゃんか!俺は耐えられない。耐えられないよ、Jerry。もうたくさんだ!たくさんだよ!)
JERRY: Well you can't take her maybe you can't take me either.
(彼女が嫌なんなら、僕のことも嫌だってことだよね?)
KRAMER: So THAT's how it's going to be.
(そういうことになるか?)
JERRY: That's how it's gonna be.
(そういうことになるね!)
KRAMER: OH! GOD HELP US!!!
(おお、神よ助けたまえ!!!)
可愛いよ、Kramer♪
しかし、Jerryにしてみれば、Georgeの結婚式も目前に迫っている中、ビーチへ行けば幸せそうな家族の姿にばかり目が行ってしまうし…で、Jerryは一大決心をします!いつものcomedy clubで、
ここ
Jerryのstand-upを観に来ていたJeannieにプロポーズをしたのでした!!
これで、ついにJerryもGeorgeとの協定を守ったのです。
To be continued
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