わが地元から、前日まで仕事をキャンセルせずに、日系航空会社で渡米するということがどんなに大変か良くわかりました(!)
何年かぶりに「寝台特急」なるものに乗りましたよ。日系航空会社の便が出る午前中に成田に着くにはコレしかない。当日の早朝の電車という選択肢もあるにはあるのだけど、これを敢行するには、某県の某駅で「4分」で乗り換えなければいけないのです。(それはちょっと危なすぎる)
で、夜行が一番無難…ってことになったのです。昔は、こういうのも修学旅行気分でワクワクしたものでしたが・・・ただ「寒い」だけでありました。(なんであんなに寒いんですか!)都会の方にしてみれば、この日本にまだ「寝台車」というものが存在しているなんて信じられないのだと言われますが…それでも、個室寝台は十分に手足を伸ばせますし、つかの間の「ファーストクラス気分」で(自分で言いながら侘しくなった…笑)なるだけリラックスして夜を過ごしました。
さて、今からChicagoへ行くんですが…Chicagoのtheatre情報をちぇっくしてみると、大小様々なプロダクションがなかなか活発に活動していて、あるいみNew Yorkよりも面白いかもしれない。
中でも、絶対はずしたくないのが、Victoria Garden Theatreで昨日から始まっているテネシー・ウィリアムズの有名な『ガラスの動物園』(THE GLASS MENAGERIE)なのですよ!なかなか評価も高いんです。これは、テネシー・ウィリアムズ自身がプロダクション・ノートで示したにもかかわらず、実際は使われたことがないという「プロジェクション」を使用しているのだそうで、コレは必見なんですが…しかし、この劇場はまさにgardenの中にあるんだそうで(なかなかいいと思う!)客席数も少なく、ネットで見たらsold outが出ている日もあるんですよ。先ほど、あわててbox officeへ電話したら、どこかへ転送されまして、「業務時間内に電話してください」と言われました。時差があることを忘れていましたよ(←信じられない!)
あとは、これまた定番のOUR TOWNも中心街を外れたところの小さな劇場でやっていますし、滞在日数が少ないのに観たい舞台が多すぎます。まぁ、JERSEY BOYSを「1回」だけにしておけば何とかなるんですが、これはリピート予定なんで話が難しくなっているだけなのですけど。そうそう、JERSEY BOYSの脚本チームの第2弾TURN OF THE CENTURYのトライアウトも始まったばかりなんです。これも、評価が高そうなら是非観ておきたいと思っています。また、村上春樹の『海辺のカフカ』も始まりましたし(しかし、これは原作も難解だし、観ないと思う)
とにかく、Chicagoに着くなり、『ガラスの動物園』のチケット獲得に駆けずり回りたいと思っています。
出発前の数日間は台風の心配をしましたが、今日は雲ひとつ無い秋晴れです。
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