「タイガース」でミュージカルを、ぜひ！

先日、ＴＶに沢田研二さんが出ていたじゃありませんかっ！

私は最後の７，８分ぐらいしか見ることができませんでした。後で調べてみると、番組では、往年の名曲を数曲歌ったそうですが、私が見ることができたのは最後の1曲だけでした。再放送、要チェック。

ジュリーは、相変わらずの魅力的な声で歌っていました。一時期、声があまり出ていなくて心配になったことがあったのですが、本来の声を取り戻してくれて良かったです。

私は、稲垣潤一さんが出てくるまでは「日本の歌手で好きなのは？」と尋ねられたらジュリーだと答えていました。それ以外に誰もいなかったのですよ。

よく「ええ～！?　ジュリー⇒稲垣さん？どういうつながり？理解できな～い！」と言う人がいましたが、なんで「理解できない」んでしょうか！私は「絵にかいたような（？）」「王道を行くような」ポピュラー・ソングが好き！…という、単にそういう理由なんですけどね。

それで、この番組には岸部一徳さん、森本太郎さんも出ていて、タイガースの元メンバー（瞳みのるさんのこと）に捧げる歌を3人で作ったということで、瞳さんの思い出を語り（ちょっと感動した）、最後には、その歌「Hello, Good-by」を歌って番組は終わりました。瞳みのるさんは、一時は、ジュリーと人気を二分するほどだったのですが、タイガース解散後はショービジネスからすっきり足を洗って、今は教員として活躍しているのですよね。

この歌自体は「まぁまぁ…」って感じでしたが、歌に込められた思いはわかる気がします。それよりも、ＴＶで、タイガースのメンバーの口から、瞳さん（我々には「ピー」という愛称の方がしっくりくる）への思いがこれだけ語られたというのは、あまり記憶にありません。彼の話題は、むしろ、タブーになっていたような印象でしたから。


それでですね～

ここまで来ると…どうしても頭をよぎるのが…

「タイガースでミュージカルを作ってほしい～！」

いや、自分の中では、既に「案」（またの名を「妄想」）はできている（!）



まず、オープニングは「シー・シー・シー」から行きましょう～
（なかなか、いいところを突いてる選曲だと思う…笑）

で、京都や大阪でアマチュアとして演奏している日々が描かれます。ここの場面で主となるのは森本さんと岸部さんです。元気な二人がメンバーを励まし、みんなが夢を追います。

そして、プロになって大ブレイク～

コンスタントにヒットを飛ばすようになると、ジュリーだけでなく、ギタリストである加橋かつみさんの美しいハイトーンボーカルにも注目が集まるようになる。ここでは、二人の相克とかも描きましょう。この辺りになると、加橋さんを中心に話が進みます。

で、一幕は加橋さんの失踪で終わります。
（「帆のない小舟」を歌って終わる…我ながら、渋い選曲だと思う）

で、2幕は「白夜の騎士」で始めましょう（ナイス選曲～♪）
ここでは加橋さんの脱退、その後の瞳さんの心情が中心に描かれます。
そして解散…

で、80年代にタイガースは再結成をする。しかし、その時、瞳さんはひとり留学のために中国へ旅立っていった。

タイガース解散後の一人ひとりの活動はスケッチ程度に留めておいて、あくまでも「元祖タイガース」を話の中心に持ってきたほうが面白いでしょう。ただ、ジュリーはソロになってからもいい曲をたくさん歌っているので、曲のみ取り入れるのはＯＫ。

最後はジュリーが「タイガースは永久に不滅です（？）」と語って終わる。（やけに安易だ…爆！いやいや～、自分に脚本の才能がないのはよくわかった）ま、とにかく、エンディングの曲は「色つきの女でいてくれよ」でいいんじゃないでしょうか？

な～んて、既存のミュージカルにタイガースを当てはめただけじゃないかと…分かる人にはわかる（笑）

しかし、この手のもの（ミュージシャンの伝記ミュージカル）は、今後、いろいろ出てきそうな気はします。

タイガースでやる時は、私の「案」も、ちょっとは参考にしてくださいませ～