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デンマークへ 2016年7月①
デンマークへ 2016年7月②
デンマークへ 2016年7月③
デンマークへ 2016年7月④
デンマークへ 2016年7月⑤
デンマークへ 2016年7月⑥
デンマークへ 2016年7月⑦
デンマークへ 2016年7月⑧
デンマークへ 2016年7月⑨
今ごろは、コペンハーゲン発東京行の便で帰国の途についているはずだったのに、私はスカンジナビア航空が手配してくれた空港近くのホテルにいました。
度々訪れているアメリカでも大幅な遅延を食らったこともあるけど…欠航は初めてだ。それも、初めての国で…まともに帰宅できるのだろうか?私は乗り継ぎなんてあんまり経験ないのに―
★出会った人たち
ホテルのレストランには、この便で東京に向かうはずだった人たちが集まっていらっしゃいます。私も一つのグループの中に入れてもらって、いろんな情報を集めてみました。
そこにおられたのは:
スウェーデン人の男性と結婚してずっとストックホルムに住んでいらっしゃる女性。お里帰りをされるところでした。
ずっと海外駐在員として働いておられて、退職後は世界のあちこちを旅行しておられるご夫婦。
ポーランドに商談をまとめに来たビジネスマン。コペンハーゲンで乗り継いで帰宅される予定でした。
デンマークにデザインオフィスを構え、そこを拠点に世界中で仕事をしておられるデザイナーの女性。
…なんか、凄い人たちばかり!
私なんて、ペンパルさんに会いにふらふらとデンマークへやって来たオバサン(汗)
でも、さすがに北欧に詳しい皆さん…「ユトランド半島の生活って、とても興味があるわ。私も行ってみたい」と言われて嬉しかった。
まぁ、とにかく…その夜の11時ごろまでには、それぞれ、明日どの便に乗るか、連絡が入るはずでした。他のテーブルの方の中には、すでに連絡が入った方もいて「フランクフルトへ行って東京だ」とか「私はロンドン経由だった」などの会話が聞こえます。
ああ、どうなるんだろう。
そんな中、いろいろ話をしていたスウェーデン在住の女性が、私の「年に数回ニューヨークで観劇」って話に大変興味を持たれました。同じテーブルの方にも「この方、ちょくちょくニューヨークに行かれるんですって!」と紹介され、「えっ、本当ですか?」「いいですね~」って反応が…
当の私は…いえ、それどころじゃないんです。その分、ヨーロッパへは殆ど来たことなくて、たまに来ればこういう事態になって…むっちゃビビってるんです(汗)
で、ビジネスマンの方から「渡辺謙さんの追っかけとか、そういう感じなんですか?!」と訊かれ、まぁ、この際そっちでいいや(?)…ってことで…「あっ、そういう感じです」と答えときました。
★オスロ⇒デュッセルドルフ⇒東京
レストランが閉まる時間になったので部屋に戻りました。
このスカンジナビア航空が用意してくれたホテルは、結構いいホテルで、自分でお金を出しては宿泊しないようなランクでありまして、久しぶりに浴槽にもじっくり入り、一応疲れを癒してました。
11時近くにメールが入り、帰路は「オスロ⇒デュッセルドルフ⇒東京」だと
はぁ~2回乗り継ぎなの?
でも、それまでに耳にしていたところでは、北京で乗り継ぎで、12時間待ち時間がある方や、バンコクで乗り継ぎの方もいらっしゃったりして、まぁ、私は何とか近場でコンパクトにまとまっているから(?)いいか…それよりも、オスロで2時間近く待ち時間があるから、サーモンでも買おう。それに、デュッセルドルフからはANAだし、ラッキーだ!と、わりと楽観的に考えていました。
それよりも、その日に搭乗前に免税店でいろいろお土産を買って、荷物が重くなっている。(他の人たちも「チーズが腐る!」などと心配しておられました)預入荷物が明らかに重量オーバーになりそう。そうなったらそうなったで、少し事情を説明してゴネるつもりではいたけど…でも、少しは軽くする必要があって、ケティーさんに頂いた南アフリカのワインを空けることに(笑)
いや、もちろん…ほかの方にもおすそ分けしましたよ。
★えっ、遅延!!!?
翌日、早々に空港へ行き、チェックインを済ませ、オスロ行きのスカンジナビア航空を待っていました。
ところが、その便に「遅延」の表示が!!
それも90分も!うそだろ!
ちゃんと乗り継ぎできるの?
30分もないんですけど?!
やってくれるな~スカンジナビア航空!(泣)
とにかく、私も慌てふためいて、今後の見通しを、グラウンドスタッフさんらを捕まえて尋ねてみました!でも、デンマークのおばちゃんたちコワい(笑)「私に言われても仕方がないの!予定の便に乗るのか乗らないのかはあなた次第!」みたいな…
「わかったわ、乗るわよ!」
ってことで、定刻よりもかなり遅れてコペンハーゲンを発ちました。これはとてもじゃないけど、サーモンを買っている時間はないわ(当たり前)
機内アナウンスで、機長から「当機は予定よりもかなり遅れています。オスロで乗り継ぎをする方は、ゲートを出たら乗り継ぎサポートをするスタッフがいますから、彼の指示に従ってください」と言われました。
★ノルウェーの大地に魅せられる!!
心は不安でいっぱいでしたが、窓際の席だったので、窓を見ると…眼下に信じられないほどに美しい景色が広がっていました!
社会科の地図で目にしたのとまったく同じ、あのまんまのノルウェーのリアス式海岸。そして、その独特の地形の間を航行する船も見えます。
(この写真ではわかりにくいですが)
おおっ! あまりに美しさに見とれてしまいました。
そして陸地に入ると、さらに魅力的な景色が!!
黄土色の美しい大地に点在する森!
でも、さすがに北欧に詳しい皆さん…「ユトランド半島の生活って、とても興味があるわ。私も行ってみたい」と言われて嬉しかった。
まぁ、とにかく…その夜の11時ごろまでには、それぞれ、明日どの便に乗るか、連絡が入るはずでした。他のテーブルの方の中には、すでに連絡が入った方もいて「フランクフルトへ行って東京だ」とか「私はロンドン経由だった」などの会話が聞こえます。
ああ、どうなるんだろう。
そんな中、いろいろ話をしていたスウェーデン在住の女性が、私の「年に数回ニューヨークで観劇」って話に大変興味を持たれました。同じテーブルの方にも「この方、ちょくちょくニューヨークに行かれるんですって!」と紹介され、「えっ、本当ですか?」「いいですね~」って反応が…
当の私は…いえ、それどころじゃないんです。その分、ヨーロッパへは殆ど来たことなくて、たまに来ればこういう事態になって…むっちゃビビってるんです(汗)
で、ビジネスマンの方から「渡辺謙さんの追っかけとか、そういう感じなんですか?!」と訊かれ、まぁ、この際そっちでいいや(?)…ってことで…「あっ、そういう感じです」と答えときました。
★オスロ⇒デュッセルドルフ⇒東京
レストランが閉まる時間になったので部屋に戻りました。
このスカンジナビア航空が用意してくれたホテルは、結構いいホテルで、自分でお金を出しては宿泊しないようなランクでありまして、久しぶりに浴槽にもじっくり入り、一応疲れを癒してました。
11時近くにメールが入り、帰路は「オスロ⇒デュッセルドルフ⇒東京」だと
はぁ~2回乗り継ぎなの?
でも、それまでに耳にしていたところでは、北京で乗り継ぎで、12時間待ち時間がある方や、バンコクで乗り継ぎの方もいらっしゃったりして、まぁ、私は何とか近場でコンパクトにまとまっているから(?)いいか…それよりも、オスロで2時間近く待ち時間があるから、サーモンでも買おう。それに、デュッセルドルフからはANAだし、ラッキーだ!と、わりと楽観的に考えていました。
それよりも、その日に搭乗前に免税店でいろいろお土産を買って、荷物が重くなっている。(他の人たちも「チーズが腐る!」などと心配しておられました)預入荷物が明らかに重量オーバーになりそう。そうなったらそうなったで、少し事情を説明してゴネるつもりではいたけど…でも、少しは軽くする必要があって、ケティーさんに頂いた南アフリカのワインを空けることに(笑)
いや、もちろん…ほかの方にもおすそ分けしましたよ。
★えっ、遅延!!!?
翌日、早々に空港へ行き、チェックインを済ませ、オスロ行きのスカンジナビア航空を待っていました。
ところが、その便に「遅延」の表示が!!
それも90分も!うそだろ!
ちゃんと乗り継ぎできるの?
30分もないんですけど?!
やってくれるな~スカンジナビア航空!(泣)
とにかく、私も慌てふためいて、今後の見通しを、グラウンドスタッフさんらを捕まえて尋ねてみました!でも、デンマークのおばちゃんたちコワい(笑)「私に言われても仕方がないの!予定の便に乗るのか乗らないのかはあなた次第!」みたいな…
「わかったわ、乗るわよ!」
ってことで、定刻よりもかなり遅れてコペンハーゲンを発ちました。これはとてもじゃないけど、サーモンを買っている時間はないわ(当たり前)
機内アナウンスで、機長から「当機は予定よりもかなり遅れています。オスロで乗り継ぎをする方は、ゲートを出たら乗り継ぎサポートをするスタッフがいますから、彼の指示に従ってください」と言われました。
★ノルウェーの大地に魅せられる!!
心は不安でいっぱいでしたが、窓際の席だったので、窓を見ると…眼下に信じられないほどに美しい景色が広がっていました!
社会科の地図で目にしたのとまったく同じ、あのまんまのノルウェーのリアス式海岸。そして、その独特の地形の間を航行する船も見えます。
(この写真ではわかりにくいですが)
おおっ! あまりに美しさに見とれてしまいました。
そして陸地に入ると、さらに魅力的な景色が!!
黄土色の美しい大地に点在する森!
美しい!
美しすぎる!!
たしかに…空から見れば、どの国もどの都市も美しいです。でも、ノルウェーのこの大地は、現世の景色とは思えないほど特別なものに見えました。
なんて綺麗な国なんだ!私は、今度はここへ旅行に来る!!
★走った!
いよいよオスロに到着しました。
たしかに、ゲートに「乗り継ぎサポートします」とのボードを掲げたお兄ちゃんがいる!
近くのフライト情報を見ると、私が搭乗する予定のデュッセルドルフ便は既にGATE CLOSEDのサインが出ている。で、お兄ちゃんに「どうしたらいいんですかっ!」と尋ねたら、時間と出発ゲートを確認して「走って!走ったら間に合うから!とにかく走れ!」との指示が!
そうですか、走ります!!
ってことで、私は走りました。どれだけの距離を走ったのかよく覚えていません。まぁ、同じターミナルでしたから数百メートルかな?他のお客さんが「急げ!」とか応援してくれていたような(笑)もう、「ゲートに向かって走る」のって…これ、名物なんやね~
ゲートは締まっていましたが、チケットを見せると、開けてくださって、無事にデュッセルドルフ行きに乗ることができました(ホッ!)
ノルウェーにいたのは20分ぐらいでした。
★梅干しのお粥が美味しい
デュッセルドルフでは、少しは余裕があったはずなのに、なんかもたついていましたが、せっかくドイツに来たのだからこれを食べて、ANA機に搭乗
嬉しかったですね~離陸直後の食事に梅干しのお粥が出てきたときは(笑)
あとは寝ていたので覚えていません。成田に着くと、さっそく「お客様の荷物が確認できませんでした」とお呼びがかかりました。でしょうね~きっと、まだオスロだわ。荷物の手続きをして、久しぶりのわが家へ向かいました。
デンマークの旅も十分にドラマチックなものでしたが、帰りに「おまけ」のエピソードがついてしまいました。でも、本当に素晴らしい旅でした。
ヨーロッパへはあまり行ったことがない私ですが、再び行けたら、やはり北欧がいいですね。
コロナ禍がひと段落して、また地球を歩ける日が来ることを願って…
お読みくださったみなさま、ありがとうございました。
たしかに…空から見れば、どの国もどの都市も美しいです。でも、ノルウェーのこの大地は、現世の景色とは思えないほど特別なものに見えました。
なんて綺麗な国なんだ!私は、今度はここへ旅行に来る!!
★走った!
いよいよオスロに到着しました。
たしかに、ゲートに「乗り継ぎサポートします」とのボードを掲げたお兄ちゃんがいる!
近くのフライト情報を見ると、私が搭乗する予定のデュッセルドルフ便は既にGATE CLOSEDのサインが出ている。で、お兄ちゃんに「どうしたらいいんですかっ!」と尋ねたら、時間と出発ゲートを確認して「走って!走ったら間に合うから!とにかく走れ!」との指示が!
そうですか、走ります!!
ってことで、私は走りました。どれだけの距離を走ったのかよく覚えていません。まぁ、同じターミナルでしたから数百メートルかな?他のお客さんが「急げ!」とか応援してくれていたような(笑)もう、「ゲートに向かって走る」のって…これ、名物なんやね~
ゲートは締まっていましたが、チケットを見せると、開けてくださって、無事にデュッセルドルフ行きに乗ることができました(ホッ!)
ノルウェーにいたのは20分ぐらいでした。
★梅干しのお粥が美味しい
デュッセルドルフでは、少しは余裕があったはずなのに、なんかもたついていましたが、せっかくドイツに来たのだからこれを食べて、ANA機に搭乗
嬉しかったですね~離陸直後の食事に梅干しのお粥が出てきたときは(笑)
あとは寝ていたので覚えていません。成田に着くと、さっそく「お客様の荷物が確認できませんでした」とお呼びがかかりました。でしょうね~きっと、まだオスロだわ。荷物の手続きをして、久しぶりのわが家へ向かいました。
デンマークの旅も十分にドラマチックなものでしたが、帰りに「おまけ」のエピソードがついてしまいました。でも、本当に素晴らしい旅でした。
ヨーロッパへはあまり行ったことがない私ですが、再び行けたら、やはり北欧がいいですね。
コロナ禍がひと段落して、また地球を歩ける日が来ることを願って…
お読みくださったみなさま、ありがとうございました。