And This Is Not Elf Land

Ghost the Musical

Ghost the Musical - Official Trailer (HD)



デミ・ムーア主演のロマンティックな映画『ゴースト‐ニューヨークの幻‐』が舞台ミュージカル化されました。

今、ロンドンで上演中。
来年春には、ブロードウェイでもオープンします。

なんと申しますか…最近のわたくし、新作ミュージカル情報は気になって仕方がないんですね~!

なんちゅうか…
全部ライバルっ!(はいはい)


…なので、この新作ミュージカル記事も、とっても公平目線で書くとは思えません(!)



それでもまぁ
とりあえず、これまでの関連記事や動画を見た感想など~



さて、この映画は、日本人にも愛されている作品ですよね。舞台のほうは、あの「アンチェインド・メロディー」は使われているようですが、あとはオリジナル曲で構成されています。

それよりも、この舞台が凄いのは、映像をたっぷり使っているところで、観た人からは「まるで映画を見ているよう~」との感想が数多く寄せられています。例の、地下鉄飛び移りシーンなども、映像効果を駆使して、映画のイメージそのままに魅せている模様。なんか、SPIDER MANが空中ショー・ミュージカルなら、このGOHSTは映像のイリュージョン・ミュージカルのような感じですね。

ただ、動画を見ている限りでは、出演者は、どれもこれも「オーラ・ゼロ」な感じがしませんか?(はいはい、来ましたよ~)モリー役の人は、BWのHAIRにも出ていた人で、知名度もある人ですが(名前、調べるの面倒…すいません)確かに歌はうまい!…しかし、あんまりきれいじゃないし、表情も硬くて、情緒を感じません。オダ・メイ・ブラウンに至っては、ちょっとマジッすか?!なレベルですよね(…)映画のウーピーの怪演の印象が強いですからね、これはちょっと辛いかもです。

もっとも、ロンドンでは、来年10月までのチケットはすでに売られているので、BWには別の布陣で来るものとは思われます。

で、今のところ、批評家の評価としては『賛否両論』といったところですね。主なマイナスポイントは音楽(どれも退屈とか)、演技などで、映像を駆使した舞台については、評価が分かれている模様です。例の「アンチェインド・メロディー」の動画も観ましたが…「はぁ?」なアレンジでございました。とにかく、音楽については、一般の人からも、手厳しいコメントが多いです。一方では、手の込んだエンターテインメント作品として、一定の評価を与えているものもあります。しかし、NY TIMESは「全面ネガティブ」な評価でした。

でも、思えば、WICKEDだって、批評家には嫌われていたわけだし(しかし、商業的には大成功)それでも、「たかが批評家、されど批評家」といったところなのかな?「GHOSTは、今後は、どれだけ批評家に気に入られるかがポイントになる」と明言しているのもありました。


で、私の意見としてはですね~いや、別に舞台を直接見たわけでもないし、意見を求められてもいないんですが(汗)…しかし、この動画を見る限り、こういうのは「禁じ手」な気がしますね。舞台というのは、見ている側の想像力がかき立てられるからこそ、その価値があるんであって…ここまでやっちゃあオシマイでしょ

ただ、暇つぶしに見るんなら(?)それなりに楽しめそうですね。NYCのトラベラーズ・アトラクションのひとつになるんじゃないでしょうか?BWだと、まんまご当地ですしね~ショーを見た後、ソーホーとかウォール街とか「ゴーストゆかりのシーン巡りツアー」とか企画すりゃいいんですよ。


で、この映画って、日本人も大好きですしね。私は、これは、日本のカンパニーが莫大な上演権料を支払って、早々に日本でやりそうな気もしたんですが…批評の一つに「全体的にうるさい。こんな騒音の中で、死者は蘇らない」と書いてあるのがあって…な~んか、抒情性のかけらもない「これでもか!」な力技舞台であれば、日本人の好みには合わないかも…とも思い始めています。

というわけで、これは「観るかもしれない」リストに入れときます。
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