呑気に自分の趣味に走る。

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『ジーキル博士とハイド氏』著:スティーブンソン

2010-04-14 20:01:30 | 本の足跡。

うむ、久しぶりに有名なものを読んだなあ……二重人格の代表作品『ジーキル博士とハイド氏』。


善良なヘンリー・ジーキル博士と邪悪の権化エドワード・ハイド氏。

この対極に位置するこの二人。


同一人物である。


ジーキル博士の《悪》がハイド氏なわけですな。
怪しい奇しい妖しいお薬で、体格のよいジーキル博士が人に不快感を与える小男のハイド氏に変わっちゃうんです。

かなりシュールでだんだんジーキル博士はハイド氏に乗っ取られてしまうんですね……怖いよなあ……人格乗っ取られるって(汗)



なんかねぇ、ジーキル博士が友人のアタスン君にそのことを書き記した手記があるんだけど……


あの人最後かなり暴れてる!
なんかテンション上がりすぎて死にかけてる……?

ていうか乱筆?
悪のハイド氏になるのが嫌だ嫌だという前が前の文章だったからな……

『私の中に悪がある』


↑解き放った結果、乗っ取られる……ってねぇ?

人に『悪』が住んでるのなんて当然のことなんだけどさ、何て言うかな、ジーキル博士のそれはもっともっと先天的な『悪』なんだよね。

とりあえず、うん。
面白かった。

だけど、エドワード・ハイド氏は絶対に好きになれねぇ!


2010/04/14読了。