呑気に自分の趣味に走る。

個人的趣味に走りまくった日々や、適当に過ごした日々をしがなく綴っています^^

『家日和』著者:奥田英郎

2011-09-04 18:48:21 | 本の足跡。
あー面白かった。
精神科医伊良部シリーズから、読み始めた作家さんだけれども、この人は好きだなあ。

なんだろう。
個々の登場人物が苛々するところが共感できるというか。
ああ、実際こう思うわ~ってなるほどなるほどと思いながら読める。

伊良部については、伊良部のキャラがすでに濃いのだけど、『家日和』はさほど濃いというわけではなくて、一家庭一家庭の一部を描いている感じ。
ああ、わかるなあって。
これは何本かの短編で構成されてるんですが、個人的に『サニーデイ』と『ここが青山』と『家においでよ』の終わり方が好きだなあ。

『サニーデイ』はオークションにはまった奥さんの話。
『ここが青山』は失業した夫の話。
『家においでよ』は妻と別居した男の話。

他に『グレープフルーツ・モンスター』、『夫とカーテン』、『妻と玄米御飯』の三篇が収録されています。
あ、『妻と玄米御飯』も最後好きだな(笑)

奥田さんの文書って一直線というのかな、読みやすい。
通常ありうることが話になってるから読みやすいのかも。

私の稚拙な表現力じゃ感想にもなりゃしないぜ。
まあ、何はともあれ面白かったです。

松波鏡良。

落書きったー。

2011-09-04 18:33:05 | 日記
二人くらい描いてみようぜ☆ってことで描いてみました。

配色とかセンスないんで、適当ですあははは←
そもそもコピック塗りがうまくないのよなorz

緑の人は色塗り重ねるか考え中。
とりあえず、これでええやんとか言って放置しますが(苦笑)

上達したら、新しくコピック買おうか目下検討中です。
ほんと色揃えて買うべきだったよ、あの日の私よう……(´;ω;`)
このあほっこがあ(泣)

しかし、R000だかがインク切れたので7日に渋谷行くついでにハンズで買うべきかどうかに悩む。
基本的に肌はその色使ってるんですが……
ないと困るけど、そこまで書くかどうか謎や(^^;)
まあ、要検討。



そう言えば、台風の被害ひどいね……ニュース見ながら、愕然としました。
台風はよ消えてえな(泣)
静かな日が早くきますように!


松波鏡良。

『厭な小説』著者:京極夏彦

2011-09-04 13:38:59 | 本の足跡。
ああもう、厭な小説!
※誉め言葉です

なんていうんでしょう。
後味が大変よろしくない。
面白いんだけど、後味悪い。

面白いんだけども――

妄想と妄想の狭間の話というんでしょうか。
ありえない厭さ。
現実的な厭さと、妄想的な厭さ。
なんかこう――生理的な厭さっていうんですかね。
最初のあたりは非常にうううって呻きたくなる。
……私は、ですが。

この本の装丁ってなんだか古びた感じで、中の紙も藁半紙(?)なんですが、これ中身に関係します。
これはちょっとうまいなあって思ってしまいました。
ほんと厭な小説ですわ(笑)

京極さんの作品が好きなら読んで損はないと思いますよ。
かくゆう私も大好きですが(笑)

松波鏡良。