筆者の母が小川町出身でして、このニュースには親近感が湧きますし、とても嬉しいニュースです。
埼玉から世界へ。
松の家もそうなれるといいなと思います。
~埼玉新聞より記事抜粋です~
フランス・パリで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)政府間委員会は、「和紙 日本の手漉(てすき)和紙技術」の無形文化遺産登録を決めた。昨年の「和食」に続く登録となる。
細川紙の地元小川町と東秩父村の関係者は「大変ありがたい」「大きな力になる」「重要な転機となる」と喜びの声を上げた。
国の重要無形文化財に登録されている細川紙の技術者保持団体「細川紙技術者協会」の鷹野禎三会長は「先人たちのたゆみない努力によって受け継がれてきた技術が、このような形で世界に認知されたことは、私たち技術者にとっても大変ありがたいことです」と話した。
小川町の松本恒夫町長は「国内外へ和紙の良さをアピールする上でも大きな力になる」と強調。「東秩父や石州半紙、本美濃紙、細川紙技術者協会と連携し和紙を生かした町づくりを進めたい」と笑顔を見せた。
東秩父村の足立理助村長は「細川紙技術者協会の皆さんの長年にわたる技術の向上、後継者育成に取り組んでこられた努力のたまもので、本村にとっても大変光栄で、重要な転機になる」と話した。
■上田清司知事の話
とてもうれしく、大変名誉なことであると感じている。「細川紙」は埼玉県が誇る宝であり、小川町、東秩父村、埼玉県を日本だけでなく世界に向けてPRするきっかけとなる。これまで「伝統的な紙漉(す)き」技術を守り伝えてきてくださった地元の方々のご尽力のたまものと思う。今後は「細川紙」の素晴らしさをより多くの方に知っていただき、この貴重な「技術」が後世まで伝えられていくよう、県としてしっかりと支援をしていきたい。