さて本日は 平行して読んでいる モウ一冊もご紹介
『エヴェレスト ~神々の山嶺~』 夢枕獏 著 角川文庫
分厚いよ 1000ページオーバー 久し振りの 4ケタダヨ
実家から返却された書物の中に紛れていた 手を出しちゃいけないやつだ
後ろのは NATIONAL GEOGRAPHIC 2003年5月號
山岳ものは 登山家が書いたものを 高校生の時から 哀毒している
尊敬する植村直己 加藤保雄 山田昇 岡田昇 みんな死んじゃったなア
フィクション物は敬遠してきたんだが 蓼科仙人も読んだというこの物語
へェ 2016年には 映画にもなってるんだ
『エヴェレスト 神々の山嶺』 出演:阿部寛 岡田准一
山岳カメラマンの深町は カトマンドゥで 古いカメラを入手する
それは エヴェレスト史上最大の 謎を解く可能性を秘めた ある古いカメラ
失われたフィルムを追ううちに 辿り着いた 孤高の天才クライマー 羽生丈二
山をやらないなら死んだも同じだと語り 他人を寄せ付けない人生を送ってきた
羽生 その彼が取り憑かれた 史上初の挑戦とは何なのか
標高8848m 氷点下50℃ 呼吸すら困難な 極限の世界
その中で 垂直の壁が待ち受ける これまで誰も成し得なかった 過酷な登攀に
独り挑む羽生 その挑戦を見届けるため 彼の後を追う深町
男たちは 自然の脅威の前に命をさらしながらも 人類の限界を超えて
ただひたすら 世界最高峰の頂きを目指す 彼らは生きて帰る事が出来るのか
あぁこれ以上は書けない!!!あぁネタバレ!!!あぁおんちかった!!!(浜村淳風に)
カメラというのは 英国隊のジョージ・マロリーが当時持っていた コダック
ヒラリーとテンジンが初登頂する30年以上前に 実はマロリーが登頂していた
かもしれない!!! マロリーは残り200mの処で 遺体となって發見されているけど
もし登頂していたとしたら… フィルムに証拠が残っているハズで…
因果か この映画が封切られるタイミングで マロリーの遺体が収容された
でもカメラはない 全世界が注目する エヴェレスト初登攀の謎なんですよ
物語は 史実とフィクションが織り交ざる不思議な展開で 実話のような錯覚に
登場人物の老シェルパ アン・ツェリンは 確か田部井さんが初登頂した時の
シェルパの名前じゃなかったかなァ
いずれにせよ 世界の辺境が 尽くディセンドされる この現代において
未だ数々の謎を残すエヴェレストは 現代人に残されたロマンでもあろう
ボク個人としては マロリーは登頂したんじゃないかと 考えているけど
本日の練習:RUN ROAD 6㎞
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