VIVA! HOUSEKEEPING

SAYONARAおじさん

さて本日は公休二日目 またもや朝から雨 それも豪雨である
ジージョの登園の時が 激降りMAXで 道が増水して滝のようになってた

訃報を受けたのは  一昨日の夜だった 妻方の親戚のおじさんが亡くなったのだ

義父のお兄さんのそのおじさんは 息子さんと 焼鳥割烹を 営んでおられた
義父も つい数年前まで蕎麦屋を営んでいたので 仕事がハケたら一緒になって
よく足を運び 美味しい焼鳥や ビリビリな明石の魚介類を いただいたものだ

チョージョが生れる前だから それでもモウ 8年以上前の事になるんだな
子どもができたり おじさんも病氣されたりで 足が遠のいていたが
まぁ いつか来るSAYONARAが ついに来たという感じだ

さすがに2歳児は 式典中 じっと座っていられるわけもないだろうから 
園に頼んで預かっていただき 妻とチョージョの3人で お別れに出かけた
故人に別れを告げるというのは チョージョにとって大切な事のように思えた

折からの豪雨 お葬式の時は雨がイイな と思うのは ボクだけだろうか
哀しい事を洗い流してくれそう 御霊に手を合わせ 最後のお別れをした

おじさんは 職人らしく 生前毎日のように袖を通した 白衣と共に 旅立った
いつもお店でBeerを飲め飲めと勧めてくれたおじさん やすらかに眠って下さい

昔は葬祭を自宅でやったものだが いつのころからか 祭典施設で行う事が多い
薄れゆく親戚関係や 御近所での互助精神 というのも関係しているだろう

ボクも妻も一人っ子で 子どもの頃 葬式や法事などは 家族親戚その他大勢が
互いに支えながら切り盛りし 挨拶や身内のもめごとを周旋するのを見てきたので
いずれ自分が大きくなったら 墓を守りそんな周旋方を担うのだと素直に想ってきた

しかし現代社会では 特に兄弟筋が多いと そういう煩わしい事を 省略するのも
一つの方法で それは全くもって 自然な成り行きなのだという事を 学んだ

特にお墓は 菩提寺とのやり取りや節目の法事など 墓守になるとタイヘンなようだ
タイヘンと言えば大変だが そんな時しか親戚も集まらないし 昔話も樂しいものだ
それに 現実問題として 年長者を見送る事が これからは増えてくるのだし

ボク個人としては 亡くなったら 墓になんか入らず 散骨派だと思っている 
しかしそれも墓を守る事になる 子どもたちの苦労を想っての事なのかもしれない
でも 命日や法事に集い 故人を偲ぶというのも 家族として大切な事だとは思う

育児や生活に追われ なかなか墓参りに行けず 先祖には不義理をしているが
お盆や命日ならずとも かわいがってくれた先祖を想い出し 手を合わせている

子どもにとっては まだまだ分からない事だらけだが こういう機会に
家族の死 自分の死について 考えあうのは とても良い事であろう
変わっていきつつある 故人を弔う風習について 一緒に勉強するのも良かろう

さて ボクは死んだら 棺桶に何を入れてもらうのだろうか???
浮暮らしの中で最も深く関係し 自分を表す印象的な物って なんだろう

みなさんは 何を一緒に入れてほしいですか

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